FAMLog


Appleシリコン搭載MacとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数

July 02, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数」は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「x86_64」:64ビットバージョンのWindows版FileMaker Pro、Intel搭載Macで実行されているFileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker Cloud、FileMaker WebDirect、FileMaker Data APIおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker GoまたはAppleシリコン搭載Macで実行されているFileMaker Proの場合

Appleシリコン搭載Mac上で動作するFileMaker Pro 19.3でGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数を実行すると、この関数の戻り値は「arm64」となります。

[関連]Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)、FileMaker CloudとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker 19.3とGet(システムプラットフォーム)関数

July 01, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。Claris FileMaker 19.3では、プラットフォームがUbuntuの場合に8を返すようになっています。

・「1」:プラットフォームがmacOSである場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSまたはiPadOSの場合
・「4」:プラットフォームがClaris FileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがCentOS Linuxの場合
・「8」:プラットフォームがUbuntuの場合

2021年7月1日現在、バージョン2.19.3.48のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「8」となります。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.2とGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(レイアウトテーブル名)関数

May 24, 2021

Claris FileMaker ProのGet(レイアウトテーブル名)関数は、現在のレイアウトに割り当てられているテーブルオカレンスの名前を返します。

テーブルオカレンス名はリレーションシップグラフで確認することができ、リレーションシップグラフ上の各ボックスはテーブルオカレンスを表します。リレーションシップグラフを表示するには、[ファイル]メニュー>[管理]>[データベース...]を選択した後、[リレーションシップ]タブをクリックします。

なお、Get(レイアウトテーブル名)関数は、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返され、ウインドウが開いていない場合には空の文字列が返されます。

[関連]Get(レイアウト名)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Cloud 2.19.2とGet(システムプラットフォーム)関数

April 26, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「1」:プラットフォームがmacOSである場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSまたはiPadOSの場合
・「4」:プラットフォームがClaris FileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがLinuxの場合

2021年4月26日現在、バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「5」となります。この戻り値は、Claris FileMaker Server for LinuxやFileMaker Cloud for AWSの場合と同様です。

[関連]Claris FileMaker Server for LinuxとGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(レイアウト名)関数

April 22, 2021

Claris FileMaker ProのGet(レイアウト名)関数は、現在表示されているレイアウトの名前を返します。

Get(レイアウト名)関数は、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。同じ名前のレイアウトが複数ある場合は、Get(レイアウト番号)関数を使用したり、レイアウトのIDを取得することを検討する必要があります。

なお、Claris FileMaker Pro 19ではGet(レイアウトID)関数は標準で用意されていませんが、Get(レイアウト番号)関数やレイアウトIDの一覧を取得できるLayoutIDs関数などを組み合わせることで、現在表示されているレイアウトのIDを取得することが可能です。

[関連]Get(レイアウト番号)関数(FAMLog)、FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(レイアウト番号)関数

April 21, 2021

Claris FileMaker ProのGet(レイアウト番号)関数は、現在表示されているレイアウトの番号を返します。

現在のレイアウトが[レイアウトの管理]ダイアログボックスの一覧で3番目にある場合、Get(レイアウト番号)関数は「3」を返します。現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合には一番手前にあるウインドウの結果のみが返されます。

なお、Get(レイアウト番号)関数は、レイアウトの順番を変更すると戻り値が変わるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker CloudとGet(ホストアプリケーションバージョン)関数

April 16, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(ホストアプリケーションバージョン)関数」は、カスタム Appを共有しているホストのFileMaker製品名とバージョン情報を示す文字列を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「Pro 19.2.2」:Claris FileMaker Pro 19.2.2の場合
・「ProAdvanced 17.0.7」:FileMaker Pro 17.0.7 Advancedの場合
・「Server 19.2.1」:Claris FileMaker Server 19.2.1の場合
・「Cloud Server 1.18.0.209」:FileMaker Cloud for AWS 1.18.0.209の場合
・「Cloud Server 2.19.2.423」:Claris FileMaker Cloud 2.19.2.423の場合

バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker Cloudで共有されているデータベースでGet(ホストアプリケーションバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「Cloud Server 2.19.2.423」となります。なお、現在のデータベースが共有されていないかホストされていない場合、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数は空の文字列を返します。

[関連]FileMaker Pro 18 Advancedのピアツーピア共有は廃止予定の機能に(FAMLog)、FileMaker Cloud for AWSのサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Cloud 2.19.2とGet(システムバージョン)関数

April 15, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(システムバージョン)関数」は、現在利用しているオペレーティングシステムのバージョン情報を示す文字列を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「6.3」:Windows 8.1の場合
・「10.0」:Windows 10の場合
・「11.2」:macOS Big Sur 11.2.3の場合
・「7.9.2009」:CentOS Linux 7 (2009)の場合

2021年4月15日現在、バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(システムバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「7.9.2009」となります。この戻り値は、Claris FileMaker Server for Linuxの場合と同様であり、CentOS Linuxのバージョン情報に相当するものと推測されます。

[関連]Claris FileMaker Server for LinuxとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker CloudとGet(デバイス)関数

April 13, 2021

Claris FileMaker Proの「Get(デバイス)関数」は、FileMaker製品を実行しているコンピューターまたはモバイルデバイスの種類を表す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合
・「6」:Linuxの場合

2021年4月13日現在、バージョン2.19.2.423のClaris FileMaker CloudにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(デバイス)関数を実行すると、この関数の戻り値は「6」となります。

[関連]Claris FileMaker Server for LinuxとGet(デバイス)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.2.2の新機能:バージョン19.2.2で追加された関数一覧

March 23, 2021

Claris FileMaker Pro 19.2.2では新しい関数が追加され、インストールされているプラグインの属性を含むJSONオブジェクトを返す関数やアドオン開発者向けの関数が新設されています。

バージョン19.2.2で追加された関数一覧は次の通りです。

・Get(インストールされた FM プラグインの JSON)
・GetAddonInfo
・GetLayoutObjectOwnerInfo
・LayoutObjectUUID

GetAddonInfo、GetLayoutObjectOwnerInfoおよびLayoutObjectUUID関数は、アドオン開発者向けの関数として用意されています。Claris FileMaker Pro 19 ヘルプによると、LayoutObjectUUID関数は、[Web ビューアの設定]ダイアログボックスの[Web アドレス]ボックスにおける計算式でのみ使用できるとのことです。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.2.2 アップデータが公開(FAMLog)

(2021/03/24追記:「なお、LayoutObjectUUID関数は、[Web ビューアの設定]ダイアログボックスの[Web アドレス]ボックスにおける計算式でのみ使用できます。」を「Claris FileMaker Pro 19 ヘルプによると、LayoutObjectUUID関数は、[Web ビューアの設定]ダイアログボックスの[Web アドレス]ボックスにおける計算式でのみ使用できるとのことです。」に変更しました。)

Tag: FileMaker

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