FAMLog
PHP 7.3.22とPHP 7.4.10が公開
September 03, 2020
PHP 7.3.22とPHP 7.4.10が公開されています。
PHP 7.3.22とPHP 7.4.10では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。PHPはバージョン8.0系統の開発も進められており、現在バージョン8.0.0 Beta 3が公開されている状況です。
なお、PHP 7.2は2020年11月30日まで、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
(2022/01/11追記:「バージョンPHP 8.0.0 Beta 3」を「バージョン8.0.0 Beta 3」に変更・修正しました。)
Claris FileMaker Server 19でサポートされているPHPのバージョン
August 28, 2020
Claris FileMaker Server 19に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン7.1系統のPHPをサポートしています。
Claris FileMaker Server 19のPHPを使用したカスタムWeb公開では、Windows Server、macOS Catalina 10.15およびmacOS Mojave 10.14ではPHP 7.1系統で動作検証が行われており、PHP 7.1.19を同梱しています。残念ながら、同梱されているPHPのバージョンはFileMaker Server 18から変更されておらず、セキュリティ脆弱性が修正されたバージョンに更新されていません。PHPによるカスタムWeb公開機能を利用してWebサイトを構築したい場合には、別途PHPおよびWebサーバーを用意する必要がある状況です。
2020年8月28日現在、PHP 7.2系統の最新バージョンはPHP 7.2.33、PHP 7.3系統の最新バージョンはPHP 7.3.21、PHP 7.4系統の最新バージョンはPHP 7.4.9です。なお、PHP 7.1系列以前は公式ではすでにメンテナンスされていない状況となっています。
[関連]Claris FileMaker 19 動作環境(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)
curl 7.72.0が公開
August 19, 2020
curl 7.72.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.72.0では1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。
PHP 7.2.33、PHP 7.3.21およびPHP 7.4.9が公開
August 07, 2020
PHP 7.2.33、PHP 7.3.21およびPHP 7.4.9が公開されています。
PHP 7.2.33、PHP 7.3.21およびPHP 7.4.9ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHPはバージョン8.0系統の開発も進められており、現在バージョン8.0.0 Beta 1が公開されている状況です。
なお、PHP 7.2は2020年11月30日まで、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
(2022/01/11追記:「バージョンPHP 8.0.0 Beta 1」を「バージョン8.0.0 Beta 1」に変更・修正しました。)
APPLE-SA-2020-07-15-2 macOS Catalina 10.15.6, Security Update 2020-004 Mojave, Security Update 2020-004 High Sierra
July 20, 2020
macOS Catalina 10.15.6とSecurity Update 2020-004(macOS Mojave 10.14.6用ならびにmacOS High Sierra 10.13.6用)が2020年7月中旬に公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、macOS Sierra用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3以降でmacOS Catalinaに対応しており、macOS版のClaris FileMaker Server 19はmacOS Catalina 10.15とmacOS Mojave 10.14をサポートしています。
[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
AdoptOpenJDK 8u262が公開
July 17, 2020
AdoptOpenJDK 8u262が公開されています。
AdoptOpenJDK 8u262では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。2019年2月にOracle社によるJava 8のパブリック・アップデートが終了したことに伴い、Javaのセキュリティアップデートを行う際には、Oracle Java SE SubscriptionをOracle社から購入する、もしくはオープンソースの実装であるOpenJDKに移行する必要があります。
Claris ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 18.0.2 以降での Java の変更(Claris ナレッジベース)、FileMaker WebDirect で Get (日付), Get (時刻), Get (タイムスタンプ) が "?" を返す(Claris ナレッジベース)
APPLE-SA-2020-07-15-1 iOS 13.6 and iPadOS 13.6
July 16, 2020
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 13.6とiPad向けのiPadOS 13.6の提供が開始されています。
iOS 13.6では、車のデジタルキーに対応し、“ヘルスケア” Appに新しい症状のカテゴリーが追加されています。また、iOS 13.6およびiPadOS 13.6では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
iOS 13.6に対応している機種は、第1世代および第2世代のiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOSに対応している機種は、第5世代、第6世代および第7世代のiPad、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
PHP 7.2.32、PHP 7.3.20およびPHP 7.4.8が公開
July 10, 2020
PHP 7.2.32、PHP 7.3.20およびPHP 7.4.8が公開されています。
PHP 7.2.32、PHP 7.3.20およびPHP 7.4.8ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。なお、PHP 7.2.32ではWindows版が更新されていますが、PHP自体のソースコードは特に変更されていないとのことです。
PHP 7.1系統の保守は2019年12月1日に終了しており、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。PHPはバージョン8.0系統の開発も進められており、現在バージョン8.0.0 Alpha 2が公開されている状況です。
(2022/01/11追記:「バージョンPHP 8.0.0 Alpha 2」を「バージョン8.0.0 Alpha 2」に変更・修正しました。)
curl 7.71.1が公開
July 06, 2020
curl 7.71.1が2020年7月上旬に公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。バージョン7.71.1では不具合の修正が行われており、セキュリティ修正は含まれていません。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。
curl 7.71.0が公開
June 25, 2020
curl 7.71.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.71.0では2点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。
[関連]FileMaker Pro 19 - [URL から挿入] スクリプトステップの新しい cURL オプション(Claris ナレッジベース)