FAMLog
小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド
May 14, 2014
業務の効率化に関心のある中小企業の担当者向けにFileMaker製品を利用したデータベースの作成および運用方法を解説した書籍「小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド」が2014年3月に発売されています。
この書籍では、実際の社内業務に合わせた効率的なデータベースの制作に必要な考え方を紹介した上で、実務で使えるデータベースの作成と運用方法について解説されています。
FileMaker製品の基礎的な使い方やテクニック集についても触れられており、FileMaker Pro 13/12/11/10に対応した内容となっています。
定価:2,800円(税別)
サイズ:B5変型
ページ数: 304
著者:富田 宏昭
出版社:翔泳社
ISBN:978-4798133362[Amazon.co.jpで購入...]
[関連]「小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド」が発売されます(株式会社キクミミ)
(2017/04/13追記:リンク先のURLを変更しました。)
Java SE 7 Update 55およびJDK 7 Update 55が公開
April 23, 2014
Java SE 7 Update 55およびJDK 7 Update 55が2014年4月中旬に公開されています。
バージョン7 Update 55では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。ただし、FileMaker Serverのバージョンが12.0v4およびそれ以前(かつバージョン10以降)の場合には、バージョン7 Update 51と同様、Javaのコントロールパネルで「例外サイト・リスト」に事前に登録しておかないとFileMaker Server Admin Consoleを起動できないのでその点は注意が必要です。
なお、Java SE 8 Update 5およびJDK 8 Update 5も同時に公開されていますが、Javaのバージョン8についてはFileMaker Server Admin Consoleとの互換性に関する情報は現時点では特にファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。
[関連]Java SE 7 Update 51およびJDK 7 Update 51が公開(FAMLog)
FileMaker Server 13.0v1a アップデータが公開
April 21, 2014
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v1a アップデータ」を公開しています。
FileMaker Server 13.0v1には、Heartbleed問題による情報漏洩の危険性があるOpenSSL 1.0.1eが組み込まれていました。その対策としてOpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1が急遽公開されていましたが、そのHotfixを置き換える形で今回アップデータが改めて公開されています。バージョン13.0v1aには、Heartbleed脆弱性のないOpenSSL 1.0.1gが含まれており、OpenSSLのTLS Heartbeat機能が無効化されています。また、FileMaker Server 13.0v1aにはアップデートされたデフォルトのSSL証明書が含まれています。
Heartbleed問題の悪用により秘密鍵やパスワードが盗まれる可能性があることから、FileMaker Server 13.0v1aをインストールした後に、Admin Consoleおよびデータベースのパスワードを含むすべてのパスワードを変更することが推奨されています。デフォルトのSSL証明書を置き換える点についても言及されているので、詳しくはアップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker 製品と Heartbleed 問題(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker製品とHeartbleed問題
April 17, 2014
FileMaker製品とHeartbleed問題に関する情報がファイルメーカー社のWebサイトで更新されています。
ナレッジベースの記事において、FileMaker Server 13、FileMaker Pro 13、FileMaker Pro 13 AdvancedおよびFileMaker Go 13にはHeartbleed問題に起因する脆弱性があると確認されたバージョンのOpenSSLが含まれていると案内されています。
FileMaker Server 13についてはOpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1を適用することで修正できますが、FileMaker Pro 13やFileMaker Pro 13 Advanced、FileMaker Go 13のアップデート版は現在準備中でまもなく公開されるとのことです。
当面の間は出所が不明なFileMakerデータベースファイルを開かないようにご注意ください。なお、FileMaker 12およびそれ以前のバージョンをご利用の場合はHeartbleed問題の影響はありません。
[関連]FileMaker 製品と Heartbleed 問題(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2014-04-01-1 Safari 6.1.3 and Safari 7.0.3
April 02, 2014
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 6.1.3およびSafari 7.0.3が配布されています。
Safari 6.1.3とSafari 7.0.3ではWebKitの脆弱性が修正されています。また、[アドレスと検索]フィールドでreturnキーが押される前に、Webページが読み込まれたり、検索語句が送信されてしまう問題なども修正されています。Safari 6.1.3は、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5およびOS X Mountain Lion v10.8.5向け、Safari 7.0.3はOS X Mavericks v10.9.2向けのものです。
Mac OS X Snow Leopard向けにSafariの更新は行われておらず、OS X Lion以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。また、Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが強く推奨されます。
FileMaker Developer Conference 2014のスケジュールが公開
March 26, 2014
ファイルメーカー社が、米国時間の2014年7月28日から31日まで米国テキサス州サンアントニオのJW Marriott San Antonio Hill Countryにて開催される「FileMaker Developer Conference 2014」のスケジュールを公開しています。
このカンファレンスに2014年6月3日までに参加登録を完了すると、早期登録優待プロブラムにより参加登録費が23,000円割引されます。また、有償でカンファレンスに出席する参加者は特典として、63,000円相当のFileMaker Pro Advancedを受け取ることができます。
今年は「Business without Boundaries(ビジネスに限界はない)」というテーマが掲げられており、全スケジュールのリストについてはhttp://www.filemaker.co.jp/developers/devcon/で確認できます。
(2015/03/25追記:リンク先のURLを変更しました。また、リンク先のページがなくなっていた箇所があったので、その部分についてはリンクを削除しました。)
INTER-Mediator 4.2が公開
March 18, 2014
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 4.2」を公開しています。
INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。
バージョン4.2では、新たに計算式およびメール送信に対応しています。サンプルの整理や拡充も行われており、新しく追加された計算式の挙動についてはSample_invoiceサンプルで確認できます。
「FileMaker セキュリティガイド」がFileMaker 13に対応
March 10, 2014
FileMaker Technical Networkのメンバー向けに公開されている技術資料「FileMaker セキュリティガイド」(日本語版)が2014年2月にFileMaker 13に対応して改訂されています。
「FileMaker セキュリティガイド」は、FileMakerプラットフォームを使用してソリューションを作成・管理・運用する際に、各組織のセキュリティ上のニーズを満たすためのベストプラクティスについて概説された技術資料です。
FileMaker Technical Networkのメンバーであればこの技術資料をダウンロードできます。また、FileMaker Technical Networkには誰でも参加可能です。さらに、年間9,000円(税別)のFileMaker Developer Subscriptionを購入すると、テスト用途限定版のDevelopment Licenseが提供されます。
[関連]FileMaker Technical Network(ファイルメーカー)
APPLE-SA-2014-02-25-3 QuickTime 7.7.5
March 04, 2014
AppleからWindows版の「QuickTime 7.7.5」が公開されています。
Windows版のQuickTime 7.7.5では、10件のセキュリティ脆弱性が修正されています。悪意のある細工が施されたムービーファイルやPSD形式の画像ファイルを開くことで、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。対象となるOSは、Windows 7、Windows Vista、およびWindows XP SP2以降です。
QuickTime 7.7.5で修正された脆弱性は、OS X LionおよびOS X Mountain LionについてはSecurity Update 2014-001で、OS X MavericksについてはOS X Mavericks v10.9.2で修正されています。
APPLE-SA-2014-02-25-2 Safari 6.1.2 and Safari 7.0.2
March 03, 2014
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 6.1.2およびSafari 7.0.2が配布されています。
Safari 6.1.2とSafari 7.0.2ではWebKitの脆弱性が修正されています。Safari 6.1.2は、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5およびOS X Mountain Lion v10.8.5向けのものであり、同時に公開されたOS X Mavericks v10.9.2にはSafari 7.0.2が同梱されています。
Mac OS X Snow Leopard向けにSafariの更新は行われておらず、OS X Lion以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。また、Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが強く推奨されます。