FAMLog
Safari 15が公開
September 28, 2021
AppleからSafari 15が配布されています。
macOS CatalinaおよびmacOS Big Sur向けに配布されているSafari 15では、タイムベースのワンタイムパスワードを確認コードとして保存済みパスワードに追加登録できるようになっているだけでなく、WebKitの脆弱性が複数修正されています。
なお、今回macOS Mojave 10.14.6用のSafari 15が提供されていないことから、実質的にmacOS Catalina以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
Apache HTTP Server 2.4.49が公開
September 22, 2021
Apache HTTP Server 2.4.49が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアであり、macOS版およびLinux版のClaris FileMaker ServerではWebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に利用されています。Apache HTTP Server 2.4.49では、mod_http2やmod_proxy、mod_proxy_uwsgi等の脆弱性が修正されています。
OpenSSL 1.1.1を併用してApache HTTP ServerでTLS 1.3に対応させる場合には、バージョン2.4.43以降を使用する必要があります。なお、バージョン2.4.49ではOpenSSL 3.0.0には未対応である模様です。
curl 7.79.0が公開
September 21, 2021
curl 7.79.0が2021年9月中旬に公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.79.0では3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker Pro 19.3.1およびClaris FileMaker Server 19.3.1ではcurlが更新されており、curl 7.76.0が使用されるようになっています。
Safari 14.1.2の更新版が公開
September 17, 2021
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 14.1.2の更新版が配布されています。
macOS Mojave 10.14.6およびmacOS Catalina 10.15.7向けに配布されているSafari 14.1.2の更新版では、macOS Big Sur 11.6で修正されたWebKitの脆弱性(CVE-2021-30858)が修正されています。
なお、Safari 14.1.2は2021年7月に公開されていましたが、今回公開されたSafari 14.1.2の更新版では、ビルド番号がmacOS CatalinaのSafari 14.1.2では15611.3.10.1.7に、macOS MojaveのSafari 14.1.2では14611.3.10.1.7に変更されています。
[関連]macOS Big Sur 11.6の提供が開始(FAMLog)、Safari 14.1.2が公開(FAMLog)
Security Update 2021-005 Catalinaが公開
September 16, 2021
AppleからmacOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2021-005が公開されています。
macOS Catalina 10.15.7用のSecurity Update 2021-005ではCoreGraphicsのセキュリティ脆弱性が修正されています。当該脆弱性はすでに悪用されている可能性があることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3以降でmacOS Catalinaに対応していて、Claris FileMaker Server 19もmacOS Catalinaをサポートしています。
[関連]macOS Big Sur 11.6の提供が開始(FAMLog)
macOS Big Sur 11.6の提供が開始
September 15, 2021
AppleがmacOS Big Sur 11.6の提供を開始しています。
macOS Big Sur 11.6ではCoreGraphicsとWebKitのセキュリティ脆弱性が修正されています。当該脆弱性はすでに悪用されている可能性があることから、すべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
Claris FileMaker Serverはバージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応するようになっています。なお、Apple M1チップ上でPHPが動作しない状況が確認されていますが、回避策についてはClaris Knowledge Baseの記事で紹介されています。
[関連]iOS 14.8およびiPadOS 14.8の提供が開始(FAMLog)
FMDataAPI Ver.23が公開
September 13, 2021
新居雅行氏がClaris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン23を公開しています。
FMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.23ではPSR-4に準拠するようにクラスファイルが分割されています。
FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。
OpenSSL 3.0.0が公開
September 09, 2021
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョンであるOpenSSL 3.0.0が公開されています。
内部アーキテクチャーが刷新されているOpenSSL 3.0.0では、FIPS 140-2に準拠する新しいFIPSモジュールが組み込まれています。ライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0ではApache License, Version 2.0に変更されています。
OpenSSLのバージョン1.0.2系統はすでにサポートが終了しているため、今後はバージョン1.1.1系列もしくはバージョン3.0.0系列を通常は利用する必要があります。なお、バージョン1.1.1系列のサポートは2023年9月11日に終了する予定となっています。
Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始
September 07, 2021
Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始されています。
Claris Enagage Japan(旧称:FileMaker カンファレンス)は、Clarisが主催する日本最大の年次カンファレンスです。今年もオンラインで40以上のセッションが配信される予定です。2021年11月10日(水)から12日(金)までの3日間、複数のチャンネルでスケジュールに沿って動画がオンラインで配信されます。どなたでも無料で参加可能です。
なお、Claris Engage Japan 2021では、1つセッションを担当し、Claris FileMaker Server for Linuxについて紹介します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。
curl 7.78.0が公開
September 06, 2021
curl 7.78.0が2021年7月下旬に公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.78.0では5点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker Pro 19.3.1およびClaris FileMaker Server 19.3.1ではcurlが更新されており、curl 7.76.0が使用されるようになっています。
[関連]curl 7.76.0が公開(FAMLog)