FAMLog


FileMaker Server 7で外部認証に対応

August 25, 2004

FileMaker Server 7では、Active Directory(Windows)やOpen Directory(Mac)を通じて、LDAPディレクトリに対してユーザー認証を行うための設定をすることができます。これによりユーザー管理の一元化が可能となります。

認証は、クライアントのアクセス権を判断して、ネットワーク上でFileMaker Serverによってホストされているファイルに対するアクセス権を割り当てるために使用されます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server Adminでできること

August 17, 2004

FileMaker Server 7では、旧バージョンで使用されていたクライアントリモート管理プラグインがFileMaker Server Adminに置き換えられており、FileMaker Server Adminを使うと以下の操作を行うことができます(FileMaker Server 7 管理者ガイドより)。

・FileMaker Serverのプロパティを設定する
・FileMaker Proデータベースファイルを開いて(ホストして)、ネットワーク上のクライアントが利用できるようにする
・各データベースにアクセスしているクライアントの数など、ホストされているファイルの情報を表示する
・接続しているクライアントにメッセージを送信する
・ホストされたFileMaker Proデータベースを閉じて、クライアントが利用できないようにする
・ホストされたすべてのデータベースから、選択したクライアントの接続を解除する
・ホストされたデータベースを一時停止または再開する
・ホストされたデータベースをバックアップするためのタスクスケジュールを作成する
・システムイベントとイベントログを表示する
・FileMaker Serverを起動または停止する

Tag: FileMaker

FileMaker Server Admin

August 16, 2004

FileMaker Server 7は、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Adminの2つのソフトウェアで構成されます。

FileMaker Server Adminはバージョン7で新たに追加されたソフトウェアで、Mac OS Xでは個別のアプリケーションとなっています。このソフトウェアを利用すると、FileMaker Server 7の設定・管理、ホストされたデータベースとクライアントの操作・監視、および使用状況情報の確認を行うことができます。

FileMaker Server Adminは、通常はFileMaker Server 7が実行されているコンピュータと同じコンピュータで実行します。ただし、FileMaker Serverがリモート管理を許可するように設定されている場合には、FileMaker Server Adminを利用してFileMaker Server 7をネットワーク経由で管理することも可能です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7でネットワーク共有SSL暗号化に対応

August 13, 2004

FileMaker Server 7では、FileMaker Pro 7とFileMaker Server 7の間で転送されるデータをSSLによって暗号化できるようになっています。

この機能を利用するには、FileMaker Server Administration ソフトウェアを使って「FileMaker Server への接続を保護する」設定を有効にし、FileMaker Serverを再起動します。

なお、FileMaker Pro 7のみではこの機能は利用できません。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2004-08-09 Mac OS X 10.3.5

August 12, 2004

Mac OS X v10.3.5にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートが含まれていて、libpngとSafariおよびTCP/IP Networkingにおける実装上の問題が修正されます。

Safariでは前へ/次へボタンを使用する移動によってフォームデータが再送信される場合がある問題、TCP/IP Networkingでは悪意を持って組み立てられたIPフラグメントでシステムリソースを過多に使用可能であることにより通常のネットワークオペレーションが妨害される問題に対処されています。libpngについてはSecurity Update 2004-08-09と同じ内容です。

10.3.5アップデートは、システム環境設定のソフトウェア・アップデートもしくはAppleのWebサイトから入手することができます。

Tag: Security

Security Update 2004-08-09

August 11, 2004

AppleからSecurity Update 2004-08-09がリリースされました。Mac OS X (Server) v10.3.4Mac OS X (Server) v10.2.8用のセキュリティアップデートが用意されています。

このセキュリティアップデートではlibpng(Portable Network Graphics)がアップデートされており、悪意あるPNG形式の画像がアプリケーションをクラッシュさせて任意のコードが実行される可能性がある問題に対処されています。なお、Mac OS X 10.3.5 Updateにはこの修正内容が含まれています。

libpngはMac OS XのCoreGraphicsおよびAppKitフレームワークで使われていて、これらのフレームワークを利用してPNG画像を使用するアプリケーションに影響するものです。

Tag: Security

Running Mac OS X

July 29, 2004

オライリー・ジャパンから「Running Mac OS X オペレーティングシステムとしてのMac OS X 徹底解説」が刊行されています。中上級者までのニーズに応えるMac OS X v10.3 "Panther"を解説した書籍で、価格は税込3,570円です。

ターミナルを使用してOSのUnix環境を活用する方法、プロセス制御、ソフトウェアのインストールやバックアップから、ディレクトリサービス、印刷システム、ネットワークまで、OSの仕組みを体系的に学ぶことができます。システムの基礎から実践的な知識までを解説した内容となっています。

Tag: Mac

Mac OS X v10.4 Server "Tiger" Sneak preview

July 22, 2004

Mac OS X v10.4 Server "Tiger"では、Software Update Server、iChat Server、Weblog Server、Mobile Home DirectoriesおよびXgrid 1.0が新サービスとして追加され、200以上の新機能が用意されています。

Weblog ServerはJavaで記述されたオープンソースの「Blojsom」がベースとなっています。

柔軟にアクセス権を割り当てるための仕組みであるアクセス制御リスト(ACL)が導入され、小規模なネットワーク・サーバー環境のインターネットゲートウェイ、Firewall、VPNなどの構成プロセスを容易にするアプリケーションとしてGateway Setup Assistantが用意されるなど多くの機能改善点が含まれています。

Mac OS X v10.4 "Tiger"と同じく、Mac OS X v10.4 Server "Tiger"は2005年上半期に販売される予定となっています。

(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)

Tag: Mac

FileMaker Server 7

July 15, 2004

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 7」を2004年8月上旬に日本国内で発売すると発表しています。価格は税込135,450円です。

FileMaker Server 7は、FileMaker 7の共有データベースソリューションを効率的に管理できるサーバーソフトウェアです。データベースのネットワーク共有・管理の性能が大幅に向上し、セキュリティ機能も強化されています。

FileMaker Server 7にはWeb公開機能はありませんが、「FileMaker Server 7 Advanced Option Pack」(税込168,000円)を購入することによりFileMaker Server 7からWeb公開機能のあるFileMaker Server 7 Advancedに移行することができます。

(2007/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

Mac OS X v10.4 "Tiger" Sneak preview : Automator

July 06, 2004

Mac OS X v10.4 "Tiger"では、繰り返しの多い複雑な作業をプログラミングなしで簡素化するのを助けてくれる自動処理アシスタント「Automator」が新機能として追加されます。

Automatorの作業工程は「ワークフロー」と呼ばれ、ドラッグ&ドロップ、ポイント&クリックといった操作で簡単に作ることができます。

作成したワークフローを実行するだけで同じ作業を何度でも自動的に処理することができて、作成したワークフローは別のMacでも実行できます。Automatorは万人向けのAppleScriptという位置づけのものと言えるでしょう。

(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)

Tag: Mac

このページの上へ