FAMLog
APPLE-SA-2019-12-10-7 Xcode 11.3
December 17, 2019
AppleからXcode 11.3が2019年12月上旬に公開されています。
Xcode 11.3には、iOS 13.3、iPadOS 13.3、tvOS 13.3、watchOS 6.1.1およびmacOS Catalina 10.15.2用のSDKが含まれています。また、セキュリティ脆弱性が1点修正されています。
Xcode 11.3はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてmacOS Mojave 10.14.4以降が必要です。
APPLE-SA-2019-12-10-6 Safari 13.0.4
December 16, 2019
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 13.0.4が2019年12月上旬に配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 13.0.4は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Catalina 10.15.2にもSafari 13.0.4が含まれています。
なお、macOS Sierra用のSafari 13は提供されておらず、macOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2019-12-10-3 macOS Catalina 10.15.2, Security Update 2019-002 Mojave, Security Update 2019-007 High Sierra(FAMLog)
APPLE-SA-2019-12-10-3 macOS Catalina 10.15.2, Security Update 2019-002 Mojave, Security Update 2019-007 High Sierra
December 13, 2019
AppleからmacOS Catalina 10.15.2、macOS Mojave 10.14.6用のSecurity Update 2019-002およびmacOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2019-007が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、macOS Sierra用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3でmacOS Catalinaに対応しています。
[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2019-12-10-2 iOS 12.4.4
December 12, 2019
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.4.4の提供が開始されています。
iOS 12.4.4ではセキュリティ脆弱性が修正されており、重要な修正であることからすべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
アップデートの対象機種は、iOS 13に対応していないiPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3および第6世代のiPod touchです。
APPLE-SA-2019-12-10-1 iOS 13.3 and iPadOS 13.3
December 11, 2019
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 13.3とiPad向けのiPadOS 13.3の提供が開始されています。
iOS 13.3およびiPadOS 13.3では、SafariでNFC、USB、LightningのFIDO2準拠のセキュリティキーへのサポートが追加され、新たに追加されたペアレンタルコントロールの機能で通話、FaceTimeおよびメッセージできる相手を制限できるようになっています。また、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
iOS 13に対応している機種は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOSに対応している機種は、
第5世代、第6世代および第7世代のiPad、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
OData用拡張アクセス権キーワード
December 09, 2019
FileMaker Cloud 2.18で追加された機能であるOData(Open Data Protocol)を利用する場合、FileMakerデータベースの拡張アクセス権設定を調整する必要があります。
FileMaker Data APIではキーワードが「fmrest」である拡張アクセス権設定を作成しましたが、ODataの場合ではそのキーワードは「fmodata」となります。
利用したいデータベースごとに、キーワードが「fmodata」である拡張アクセス権設定を作成し、任意のアクセス権セットにODataによる接続を許可するように設定を行います。セキュリティ上の理由から、ODataを使用したアクセスを許可するアカウントのアクセス権セットでのみfmodata拡張アクセス権を有効にするようにします。
[関連]FileMaker Cloud 2.18の新機能:OData(Open Data Protocol)(FAMLog)
PHP 7.2系列の公式セキュリティサポート終了予定日
December 02, 2019
PHP 7.2系列は2020年11月に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。
PHP 7.2系列のアクティブサポートは今年の11月末にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2020年11月30日までの予定となっています。
PHP 7.1系列以前のサポートは終了しており、現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン7.4.0です。下位互換性のない変更点も含まれているため、PHP 7.4に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドを参照してから移行作業を行うことが推奨されます。
[関連]PHP 7.1系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)
PHP 7.4.0が公開
November 29, 2019
PHP 7.4.0が公開されています。
PHP 7.4ではアロー関数やNull合体代入演算子(??=)、クラスプロパティにおける型宣言などがサポートされており、数多くの改善点や新機能が含まれています。下位互換性のない変更点も含まれているため、PHP 7.4に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドを参照してから移行作業を行うことが推奨されます。
なお、PHP 7.2は2020年11月30日まで、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。PHP 7.1系列は2019年12月1日にメンテナンスが終了するので、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。
PHP 7.2.25およびPHP 7.3.12が公開
November 22, 2019
PHP 7.2.25およびPHP 7.3.12が公開されています。
PHP 7.2.25とPHP 7.3.12では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。PHP 5.6系統およびPHP 7.0系統の保守は終了しており、PHP 7.1系統の保守は2019年12月に終了する予定となっています。また、PHPはバージョン7.4系統の開発も進められており、現在バージョン7.4.0RC6が公開されている状況です。
FileMaker Server 18ではPHP 7.1系統が同梱されるようになっていてPHP 5.6系統から変わっているので、バージョンアップの際にはPHPスクリプトを変更・更新する必要が出てくる場合があります。下位互換性のない変更点も含まれているため、PHP 7.1やPHP 7.3等に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドを参照してから移行作業を行うことが推奨されます。
[関連]FileMaker Server 18でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)
curl 7.67.0が公開
November 08, 2019
curl 7.67.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。--no-progress-meterを利用できるようになっているバージョン7.67.0では不具合の修正が多数行われており、セキュリティ修正は特に含まれていません。
なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。FileMaker 18の[URL から挿入]スクリプトステップでは、SMB、SMTP、SMTPS、LDAPおよびLDAPSといったプロトコルが新たにサポートされるようになっています。