FAMLog


FMPress Forms 1.3.0を公開

October 24, 2022

FMPress Forms 1.3.0を公開しました。

FMPress Formsは、サーバー上で共有されているFileMakerデータベースにフォームデータを登録できるWordPressプラグインです。FMPress Forms 1.3.0では、GUIでフォームの作成支援を行うFMPress Forms エディターを追加しました。また、FileMakerの値一覧を部分的にサポートしました。

FMPress Formsは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。

[関連]FMPress Formsのサイトを公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

WordPress 6.0.3が公開

October 18, 2022

WordPress 6.0.3が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.0.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 3.7以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われています。

WordPressはバージョン6.1の開発も進められており、現在バージョン6.1 Release Candidate 1(RC1)が公開されている状況です。なお、WordPress 6.1は来月公開される予定となっています。

[関連]WordPress 3.7から4.0までのセキュリティアップデート提供終了予定日(FAMLog)

Tag: WordPress

OpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6が公開

October 12, 2022

OpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6が公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 3.0.6では、カスタム暗号作成をサポートするEVP_CIPHER_meth_new()関数および関連する関数にてカスタム暗号を誤って処理することに起因しNULL暗号化が発生する問題(CVE-2022-3358)が修正されています。

なお、OpenSSL 1.1.1系列については当該脆弱性の影響を受けないとのことです。

[関連]JVNVU#92530096: OpenSSLのNID_undefを使用したカスタム暗号におけるNULL暗号化の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

(2022/10/13追記:重大な不具合が検出されたためOpenSSL 1.1.1rとOpenSSL 3.0.6の公開が取り下げられており、不具合に対応する新バージョンの公開を現在準備中であるとのことです。)

Tag: Security

WordPress 3.7から4.0までのセキュリティアップデート提供終了予定日

September 08, 2022

2022年12月1日をもってWordPressのバージョン3.7から4.0までに対するセキュリティアップデートの提供を終了することが発表されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。2022年9月8日現在、WordPressの最新バージョンはWordPress 6.0.2ですが、これまで自動更新機能が搭載されたWordPress 3.7以降の各バージョンに対して随時セキュリティアップデートが提供されている状態でした。

WordPress 3.7は2013年10月に、WordPress 4.0は2014年9月に公開されていましたが、今回セキュリティアップデートの提供を終了することが発表されたバージョンのWordPressはいずれも8年以上前に公開されたものです。

Tag: WordPress

FMDataAPI Ver.28が公開

August 05, 2022

Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン28が公開されています。

新居雅行氏が開発したFMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.28では、FMDataAPIクラスにgetContainerDataメソッドが追加されています。また、FileMakerRelationクラスに用意されているtoArrayメソッドの不具合が修正されています。

FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。

Tag: FileMaker

WordPress 6.0.1が公開

July 13, 2022

WordPress 6.0.1が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.0.1では、コアに関する13件の不具合修正とブロックエディターに関する18件の不具合修正が行われています。WordPressはバージョン6.1系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.1は2022年後半に公開される予定となっています。

なお、FMPress FormsはWordPress 6.0.1と互換性があることを検証済みです。FMPress Formsを使用すれば、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。

[関連]FMPress Forms 1.1.0を公開(FAMLog)

(2022/09/26追記:セキュリティ関連の修正を含むWordPress 6.0.2が2022年8月末に公開されていました。)

Tag: WordPress

OpenSSL 1.1.1qとOpenSSL 3.0.5が公開

July 07, 2022

OpenSSL 1.1.1qとOpenSSL 3.0.5が公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1qおよびOpenSSL 3.0.5では、32ビットのx86プラットフォーム向けAES OCBモードにおいて、AES-NIアセンブリ最適化実装を使用するとデータが暗号化されない場合がある脆弱性(CVE-2022-2097)が修正されています。

なお、OpenSSL 3.0.5では、AVX512IFMA命令をサポートするX86_64 CPUのRSA実装不備により、2048ビットの秘密鍵を使用すると、計算中にメモリー破壊が発生する脆弱性(CVE-2022-2274)も修正されています。

[関連]JVNVU#96381485: OpenSSLに複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

fmcsadmin 2.0.0を公開

June 27, 2022

Claris FileMaker Server 19.5およびUbuntu 20.04 LTSに対応したfmcsadmin 2.0.0を公開しました。

fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたサーバー管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはないリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.0.0では、パラレルバックアップ設定の確認および変更に新たに対応し、バックアップ処理をキャンセルするためのCANCELコマンドを新たに追加しました。さらに、環境変数でユーザー名とパスワードを指定できるようになっています。

fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスは、バージョン1.0.0以降ではMITライセンスでしたが、バージョン2.0.0ではApache License, Version 2.0に変更しました。

[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.1.1pとOpenSSL 3.0.4が公開

June 22, 2022

OpenSSL 1.1.1pとOpenSSL 3.0.4が公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1pおよびOpenSSL 3.0.4では、OpenSSLのc_rehashスクリプトにおけるコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2022-2068)が修正されています。

なお、OpenSSL 1.1.1系列の最新バージョンはOpenSSL 1.1.1pですが、Claris FileMaker Pro 19.5.1、Claris FileMaker Go 19.5.1およびClaris FileMaker Server 19.5.1ではOpenSSL 1.1.1nが使用されています。

[関連]JVNVU#92867820: OpenSSLのc_rehashスクリプトにおけるコマンドインジェクションの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

エミックオンラインセミナーを2022年6月28日に開催

June 09, 2022

2022年6月28日(火)正午から、OSS(オープンソースソフトウェア)として提供されているローコード開発プラットフォームの現状と動向について紹介するオンラインセミナーを開催します。

Claris FileMakerの代替となる可能性があるかもしれない、Webベースの社内ツールを開発できるソフトウェアを紹介します。今回紹介するローコード開発プラットフォームは、ToolJet、BudibaseおよびAppsmithの3種類です。

エミックオンラインセミナー
「OSSのローコード開発プラットフォームが秘める可能性」
開催日時:2022年6月28日(火)12:00(正午)~12:45
参加費:無料
主催:株式会社エミック

本セミナーはZoomのウェビナー機能を用いて実施します。視聴は無料ですが事前のお申し込みが必要です。

詳細については次のページをご覧ください。
https://emiconlineseminar202206.peatix.com/

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