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Claris FileMaker Data Migration ToolとiOS App SDKが公開

May 10, 2022

Claris FileMaker Data Migration ToolとiOS App SDKが公開されています。同時に、開発者プレビュー版として提供されているClaris FileMaker Custom App Upgrade Toolも公開されています。

Claris FileMaker Data Migration ToolはClaris FileMakerのデータを移行できるコマンドラインツールであり、iOS App SDKはClaris FileMakerでビジネス用のネイティブiOSアプリケーションを作成できる開発ツールです。また、Claris FileMaker Custom App Upgrade Toolは、Claris FileMakerベースのカスタム Appを迅速に更新するためのコマンドラインツールです。

これらのClaris プラットフォーム用開発ツールは、これまでFileMaker Developer Subscription(FDS)の特典として提供されていましたが、今後はすべての人に対して提供されるようになっています。

Tag: FileMaker

OpenSSH 9.0が公開

April 11, 2022

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョンであるOpenSSH 9.0が2022年4月上旬に公開されています。

OpenSSH 9.0では、「sntrup761x25519-sha512@openssh.com」と定義される耐量子鍵交換方式がデフォルトで利用されるようになっているほか、scpが従来のプロトコルからSFTPを利用したものに変更されていて、サーバーサイドのファイルコピーを実行することをSFTPクライアントに許すcpコマンドも追加されています。

なお、scpクライアントに-Oフラグを用いることで従来のプロトコルであるscpおよびrcpを利用するように指定することができます。

[参考]OpenSSH 9.0 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

Claris FileMaker Cloud 2.19.4.3の提供が開始

March 25, 2022

Claris FileMaker Cloud 2.19.4.3の提供が開始されています。

FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。FileMaker Cloud 2.19.4.3では、FileMaker Cloud Admin ConsoleでClaris FileMaker Serverの新バージョンに関する通知が誤って表示される問題や、Claris ID ユーザ名を変更した後にClaris Customer Consoleで共有Appを直接作成した場合にClaris Customer Consoleの[ホーム]ページとClaris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Goの[マイ App]ウインドウで共有Appが表示されない場合がある問題が修正されています。

なお、FileMaker Cloud 2.19.4.3は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性があります。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)

Tag: FileMaker

OpenSSH 8.9が公開

March 02, 2022

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.9」が2022年2月下旬に公開されています。

OpenSSH 8.9では、ssh-agentに追加される鍵の転送と利用を制限する仕組みが導入されています。他にも多数の機能追加や不具合修正が行われています。

なお、OpenSSH 8.7でscpコマンドで一時的に用意された-sフラグを使用することでSFTPプロトコルが実験的にサポートされるようになっていましたが、近い将来に公開されるOpenSSHにおいてscpを従来のプロトコルからSFTPを利用したものに変更する予定であることがあわせて案内されています。

[参考]OpenSSH 8.9 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

Claris FileMaker Cloud 2.19.4.2の提供が開始

February 08, 2022

Claris FileMaker Cloud 2.19.4.2の提供が開始されています。

FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。FileMaker Cloud 2.19.4.2では軽微な問題が修正されているとのことですが、現在のところ変更点の詳細は不明となっています。

なお、FileMaker Cloud 2.19.4.2は、Claris FileMaker 19および18のクライアントと互換性があります。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)

Tag: FileMaker

OpenSSH 8.8が公開

September 30, 2021

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.8」が公開されています。

OpenSSH 8.8では、OpenSSH 6.2からOpenSSH 8.7までに存在していたsshdにおけるセキュリティ脆弱性が修正されています。

同時に、SHA-1ハッシュアルゴリズムを用いるRSA署名をデフォルトで無効とする変更が行われています。OpenSSHはRFC 8332のrsa-sha2-256/512をバージョン7.2からサポートしていて、既存のssh-rsa鍵は利用可能であればSHA-2ハッシュアルゴリズムを用いるRSA署名を自動的に用いるようになっています。

[参考]OpenSSH 8.8 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

FileMaker data migration tool 19.3.1の新機能:Ubuntuのサポート

August 31, 2021

バージョン19.3.1のFileMaker data migration toolではUbuntuがサポートされるようになっています。

FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できるFileMaker data migration toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理を実行し、運用しているカスタム Appの更新にかかる時間を大幅に短縮できるコマンドラインツールです。

2021年8月時点におけるFileMaker data migration toolの最新版はバージョン19.3.1です。FileMaker data migration toolは、Linux版(Ubuntu版)だけでなく、Windows版とmacOS版が用意されています。

[関連]Claris FileMaker Data Migration Tool Guide(Claris)、Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Ubuntuのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSH 8.7が公開

August 20, 2021

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.7」が公開されています。

OpenSSH 8.7では、scpコマンドで一時的に用意された-sフラグを使用することでSFTPプロトコルが実験的にサポートされるようになっています。将来的にはscpコマンドでSFTPプロトコルがデフォルトで使用される予定です。

なお、SHA-1ハッシュアルゴリズムの危殆化により、次回のリリースで「ssh-rsa」署名スキームがデフォルトで無効化される予定となっています。

[参考]OpenSSH 8.7 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

fmcsadmin 1.3.0の動作環境

August 18, 2021

Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現する、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装したコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

fmcsadmin 1.3.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、CentOS Linux 7以降、macOS Mojave 10.14.6以降(macOS Big Sur 11.5.2で動作確認済み)およびWindows 10です。

FileMaker Server 19.3に対応したfmcsadmin 1.3.0では、Universal BinaryとしてAppleシリコン搭載Macに正式に対応しました。また、動作環境にUbuntu 18.04 LTSも追加しました。

[関連]fmcsadmin 1.3.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 1.3.0を公開

August 17, 2021

fmcsadmin 1.3.0を公開しました。

fmcsadminはコマンドラインインターフェース(CLI)でClaris FileMaker Admin APIを手軽に操作できるようにするツールであり、Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。Claris FileMaker Server 18以降およびFileMaker Cloud for AWS 1.18に対応しており、ライセンスはMITライセンスです。

Appleシリコン搭載Mac、Ubuntu 18.04 LTSおよびFileMaker Server 19.3に対応したfmcsadmin 1.3.0では、FileMaker Server 19.3.1以降を利用している場合にデータベースファイルを取り除くREMOVEコマンドを利用できるようになっています。また、FileMaker Server 19.3.2以降を利用している場合に、Claris FileMaker Data APIでオブジェクトデータを要求する際に利用するストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

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