FAMLog


FileMaker Pro 18 Advancedのピアツーピア共有は廃止予定の機能に

July 17, 2019

FileMaker Pro 18 AdvancedではFileMaker Pro Advancedによるピアツーピア共有は廃止予定の機能になっています。

さらに、バージョン18では、ピアツーピアでの共有(FileMaker Pro Advancedによるクライアント共有機能)はテスト目的でのみ利用できるライセンスに変更されています。

本番環境では利用できないようになったため、テスト目的ではなく実運用でFileMakerネットワーク共有を利用するには、FileMaker ServerもしくはFileMaker Cloud for AWSを使用する必要があります。

[関連]FileMaker 18 プラットフォームで削除される機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker カンファレンス 2019の事前登録受付が開始

July 12, 2019

2019年11月6日(水)から11月8日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催される「FileMaker カンファレンス 2019」の詳細プログラムが公開され、同時に事前登録の受付が開始されています。

「イノベーションを思いのままに」をメインテーマに掲げたFileMaker カンファレンス 2019では、米国本社FileMaker, Inc.による将来へ向けた製品ロードマップやユーザー企業による事例セッション、プロフェッショナルのFileMakerエキスパートによるテクニカルセッションなどでFileMakerプラットフォームに関する情報を入手できます。

入場料は無料です。事前登録制で、事前登録の申し込み受付はファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス特設ページから行うことができます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18の改善点:FileMaker Server Admin Console

July 11, 2019

FileMaker Server 17ではFileMaker Server Admin Consoleが刷新されて簡略化されましたが、FileMaker Server 18ではAdmin Consoleにおける一部のアイコンや情報の表示方法が改善されています。

バージョン18のAdmin Consoleでは、[データベース]ページにおいて共有データベースの状態アイコンが更新されて、より明確にデータベースの状態が表示されるようになっています。[バックアップ]>[バックアップスケジュール]タブおよび[構成]>[スクリプトスケジュール]タブにおいてスケジュールの実行後に成功または失敗の状態が表示されるようになっており、さらに[構成]>[一般設定]タブでAdmin Consoleが最後に起動した時刻が表示されるようになっています。

[コネクタ]>[FileMaker Data API]タブでは、FileMaker Data API有効時に、購入契約書を共有しているすべてのホストで転送されたデータの合計値を示すようになっています。

[関連]FileMaker Server 18の改善点:fmsadmin SETコマンド(FAMLog)、FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15とFileMaker Go 15はFileMaker Server 18に接続不可

July 08, 2019

FileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedおよびFileMaker Go 15は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン18のFileMaker Serverには接続できません。

FileMaker Server 18に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン16以降となっています。FileMaker Pro 18 Advancedのデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン15のFileMakerソフトウェアからFileMaker Server 18に接続することはできないので要注意です。

なお、FileMaker 15 製品ラインのテクニカルサポートは2019年9月20日をもって終了する予定となっています。

[関連]FileMaker Server 18でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、提供中の製品と互換性(FileMaker)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18でサポートされているPHPのバージョン

July 05, 2019

FileMaker Server 18に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン7.1のPHPをサポートしています。

FileMaker Server 18のPHPを使用したカスタムWeb公開では、Windows ServerおよびmacOS Mojave 10.14ではPHP 7.1.19で、macOS High Sierra 10.13ではPHP 7.1.16で動作検証が行われています。バージョン5.6のPHPからバージョンアップする際には、事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

2019年7月5日現在、PHP 7.1系統の最新バージョンはPHP 7.1.30、PHP 7.2系統の最新バージョンはPHP 7.2.20、PHP 7.3系統の最新バージョンはPHP 7.3.7です。PHP 5.6系列およびPHP 7.0系列はすでにメンテナンスされていない状況となっており、PHP 7.1系列は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

[関連]FileMaker Server 18 技術仕様(FileMaker)、FileMaker Server 17でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18でサポートされるクライアントアプリケーション

July 03, 2019

FileMaker Server 18でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。

・FileMaker Pro 16
・FileMaker Pro Advanced(バージョン18、17および16)
・FileMaker Go(バージョン18、17および16)
・iOS App SDK(バージョン18、17および16)を使用して作成されたアプリケーション
・FileMaker WebDirect、カスタムWeb公開 with PHP、およびカスタムWeb公開 with XMLを使用したFileMaker Server Web 公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebユーザー
・FileMaker Data APIを使用して共有ソリューションのデータにアクセスするWebサービスまたはアプリケーション
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアント

FileMaker 17 プラットフォーム発売時にFileMaker ユーザライセンスプログラムが導入されており、FileMaker ボリュームライセンスプログラムは2018年5月にFileMaker ユーザライセンスプログラムに移行されているので、FileMaker 16以前からFileMaker 18にバージョンアップする際には注意が必要です。

なお、FileMaker Server 18では、FileMaker Server 17以前と同様、カスタムWeb公開(CWP)利用時は同時接続ライセンスであっても接続はカウントされません。

[関連]FileMaker Server 17でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18の改善点:fmsadmin SETコマンド

July 02, 2019

FileMaker Server 18では、コマンドラインインターフェースでバックアップスケジュールのバックアップ時刻を変更できるようになっています。

fmsadminコマンドを使ってバックアップスケジュールの時刻を変更するには、SETコマンドを使用します。

[使用例]
$ fmsadmin set backuptime 0:00
$ fmsadmin set backuptime 1 0:00

IDが1である1日1回実行される自動バックアップスケジュールだけでなく、Admin Console上で作成したバックアップスケジュールのバックアップ時刻を変更することも可能です。その際には、fmsadmin set backuptimeの後に任意のスケジュールIDを指定します。スケジュールIDはfmsadmin get backuptimeやfmsadmin list schedules等で確認できます。

[関連]FileMaker Server 17以降で自動バックアップスケジュールの実行を停止する(FAMLog)、FileMaker Server 17の新機能:fmsadmin SETコマンド(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する

June 25, 2019

2019年2月にOracle社によるJava 8の商用向け公式サポートが終了したことに伴い、FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する方法に関する記事がFileMaker ナレッジベースで公開されています。

ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、手動で行う手順が含まれているだけでなく、FileMaker Serverを再起動する必要があることから、OpenJDKに移行する場合にはテストを十分に行った上で作業することが推奨されます。また、Windowsプラットフォームでは、Oracle JREをインストールしたままにしておくと、FileMaker WebDirectの起動時にOracle JVMプロセスが開始される旨が案内されており、注意が必要です。

ナレッジベースには、FileMaker Server 18.0.1の場合に関する記事以外に、FileMaker Server 17.0.3および17.0.4(17.0.5)の場合に関する記事や、FileMaker Server 17.0.2またはそれ以前のバージョンにおけるFileMaker Serverの場合に関する記事がFileMaker 18 プラットフォーム発売前から用意されていました。

[関連]FileMaker Server 18.0.1 での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17.0.3 および 17.0.4 における Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17.0.2 またはそれ以前のバージョンにおける Java の変更(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15.0.5 アップデータが公開

June 20, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 15.0.5 および FileMaker Pro 15.0.5 Advanced アップデータ」を公開しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 15またはFileMaker Pro 15 Advancedをバージョン15.0.5に更新するものです。バージョン15.0.5にアップデートするには、FileMaker Pro 15またはFileMaker Pro 15 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。

バージョン15.0.5では、日本の新元号である「令和」がサポートされています。また、先頭に年号文字をつけずに1桁および2桁の年が入力された場合に、FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedにより4桁の西暦に変更されるようになっています。

[関連]FileMaker Pro 16.0.6 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16.0.6 アップデータが公開

June 18, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 16.0.6 および FileMaker Pro 16.0.6 Advanced アップデータ」を公開しています。

バージョン16.0.6にアップデートするには、FileMaker Pro 16またはFileMaker Pro 16 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。

バージョン16.0.6では、2019年5月1日に始まった日本の新元号「令和」がサポートされています。また、先頭に年号文字をつけずに1桁および2桁の年が入力された場合に、FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedにより4桁の西暦に変更されるようになっています。

Tag: FileMaker

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