FAMLog
APPLE-SA-2019-5-13-5 Safari 12.1.1
May 16, 2019
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 12.1.1が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 12.1.1は、macOS Sierra 10.12.6およびmacOS High Sierra 10.13.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Mojave 10.14.5にもSafari 12.1.1が含まれています。
なお、OS X El Capitan用のSafari 12は提供されておらず、macOS Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2019-5-13-2 macOS Mojave 10.14.5, Security Update 2019-003 High Sierra, Security Update 2019-003 Sierra(FAMLog)
APPLE-SA-2019-5-13-2 macOS Mojave 10.14.5, Security Update 2019-003 High Sierra, Security Update 2019-003 Sierra
May 15, 2019
AppleからmacOS Mojave 10.14.5、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Sierra 10.12.6用のSecurity Update 2019-003が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれています。また、macOS Mojave 10.14.5では和暦の元号「令和」がサポートされるようになっています。
FileMaker Serverはバージョン17.0.2.252以降でmacOS Mojaveに対応していますが、FileMaker Server 16をmacOS Mojaveで動作させた場合には、CWPCプロセス終了時にクラッシュすることがある問題やPHPを有効にした場合にWebサーバーが開始しないことがある問題が存在するとのことです。
[関連]FileMaker 製品と macOS Mojave 10.14 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応(FAMLog)
APPLE-SA-2019-5-13-1 iOS 12.3
May 14, 2019
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.3の提供が開始されています。
iOS 12.3では、AirPlay 2対応テレビのサポートと新しくデザインされたApple TV Appが含まれている他、和暦で日本の新元号「令和」がサポートされるようになっています。不具合の修正や改善だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。
アップデートの対象機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:アカウントのロックアウト
May 13, 2019
FileMaker Pro 17 Advancedでは、共有ファイルへのサインインに一定回数失敗すると、一時的にアカウントがロックされるようになっています。これにより、ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)や辞書攻撃からデータベースを保護することができます。
バージョン17では、FileMaker Server 17でホストされている共有ファイルへのサインインを試行して、5分間の間に、同じアカウント名に、異なるパスワードを5回試行してログインに失敗すると、そのアカウント名が5分間ロックされます。この機能ではクライアントではなくアカウントがロックされる仕様となっているので、同じクライアントから別の有効なアカウントを使ってログインすることは可能です。
なお、このアカウントのロックアウト機能は、FileMaker アカウントについてのみ有効となっています。
[関連]FileMaker 17 プラットフォームのその他の変更(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 17.0.4 アップデータが公開
May 08, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 17.0.4 アップデータ」を公開しています。
バージョン17.0.4では、バージョン17.0.3のFileMaker WebDirectで日付の書式設定として和暦の漢数字を用いる設定にしている場合に年の部分だけがアラビア数字で表示される問題が修正されています。なお、バージョン17.0.3では、2019年5月1日から始まった日本の新しい年号である「令和」がサポートされるようになっています。
このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 17.0.3 アップデータが公開(FAMLog)、日付の書式設定で和暦の漢数字表記を設定・表示できない(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 17.0.6 Advanced アップデータが公開
May 07, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.6 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン17.0.6では、バージョン17.0.5で日付の書式設定として和暦の漢数字を用いる設定にしている場合に年の部分だけがアラビア数字で表示される問題が修正されています。なお、バージョン17.0.5では、2019年5月1日から始まった日本の新しい年号である「令和」がサポートされるようになっています。
バージョン17.0.6にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
[関連]FileMaker Pro 17.0.5 Advanced アップデータが公開(FAMLog)、和暦の入力方法(FileMaker ナレッジベース)、YearName 関数の戻り値から和暦の数字のみを参照する方法(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 17.0.3 アップデータが公開
April 26, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 17.0.3 アップデータ」を公開しています。
FileMaker Server 17.0.3では、2019年5月1日から始まる日本の新しい年号である「令和」がサポートされているほか、Java Web 公開エンジンのメモリー割り当てが動的ではなく固定的に割り当てられてパフォーマンスが低下する問題や、特定の状況でFileMaker Serverのプロセスが予期せず停止または新しい接続の許可を停止する問題、FileMaker WebDirectで発生していたさまざまな問題などが修正されています。JavaについてはJava 8 Update 201に、Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.91に更新されているほか、macOS Sierra 10.12の場合はPHP 5.6.30、macOS High Sierra 10.13の場合はPHP 7.1.16、macOS Mojave 10.14とWindows Serverの場合はPHP 7.1.19がインストールされるようになっています。
このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
FileMaker Pro 17.0.5 Advanced アップデータが公開
April 25, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.5 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン17.0.5では、2019年5月1日から始まる日本の新しい年号である「令和」がサポートされています。ただし、現時点において、バージョン17.0.5で日付の書式設定として和暦の漢数字を用いる設定にしている場合に年の部分だけがアラビア数字で表示される問題が確認されているので注意が必要です。
バージョン17.0.5にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
[関連]和暦の入力方法(FileMaker ナレッジベース)、日付の書式設定で和暦の漢数字表記が設定できない(FileMaker ナレッジベース)
Node.js v6のサポート終了予定日
April 24, 2019
Node.js v6は2019年4月30日にサポートが終了する予定となっています。
Node.js v8が2019年12月末にサポートが終了する予定となっていることを考慮すると、これから移行作業を行う場合には長期サポート対象であるNode.js v10へのアップグレードが推奨される状況と言えます。
なお、FileMaker Server 17とFileMaker Cloud 1.17のFileMaker Data API エンジンやAdmin Console用管理サーバーではNode.js v6系列もしくはNode.js v8系列が使われていて、FileMaker Server 17.0.2ではNode.js v6.12.3、FileMaker Cloud 1.17.0ではNode.js v8.9.4が使用されています。
LibreSSL 2.9.1が公開
April 23, 2019
LibreSSL 2.9.1が公開されています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.9は、これまで開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン2.9.1で安定版として配布されるようになっています。LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされ、1年間更新が行われるスケジュールになっています。
LibreSSL 2.9では、未実装だったOpenSSL 1.1 APIの実装が進められているほか、XChaCha20やXChaCha20-Poly1305などのサポートが追加されています。