FAMLog
Ruby 2.6.3が公開
April 18, 2019
Ruby 2.6.3が公開されています。
バージョン2.6.3では日本の新元号「令和」が新たにサポートされています。Unicodeのバージョンが12.1 betaに更新され、dateライブラリが更新されているほか、不具合の修正も行われています。
なお、2020年3月末頃を目処に、Ruby 2.4系列のセキュリティメンテナンスならびに公式サポートが終了する予定となっています。現在バージョン2.4系列以前を使用している場合には、早期にRuby 2.5系列以降に移行することが推奨される状況となっています。
[関連]Ruby 2.3の公式サポートが終了(FAMLog)
INTER-Mediator 5.10を公開
April 17, 2019
INTER-Mediator 5.10を公開しました。同時に、バージョン5.10をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator 5.10では、日付書式で日本の新元号「令和」に対応しました。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。なお、INTER-Mediatorは現在バージョン6系統の開発も別途進められている状況です。
Apache Tomcat 7.0.94、Apache Tomcat 8.5.40およびApache Tomcat 9.0.19が公開
April 16, 2019
Apache Tomcat 7.0.94、Apache Tomcat 8.5.40およびApache Tomcat 9.0.19が2019年4月上旬に公開されています。
Apache Tomcat 7.0.94、Apache Tomcat 8.5.40およびApache Tomcat 9.0.19ではWindows環境で動作させた場合のセキュリティ脆弱性が1点修正されています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.19です。なお、FileMaker Server 17では、Java Web公開エンジンにApache Tomcat 7.0.82が使用されていますが、Admin Console用管理サーバーではApache Tomcatの代わりにNode.jsが使用されるようになっています。
(2019/06/24追記:「Apache Tomcat 9.0.19が公開が2019年4月上旬に公開」を「Apache Tomcat 9.0.19が2019年4月上旬に公開」に修正しました。)
FileMaker Road Show 2019の事前登録受付が開始
April 11, 2019
2019年6月に大阪と東京で開催される「FileMaker Road Show 2019」の詳細プログラムが公開され、同時に事前登録の受付が開始されています。
次期バージョンのFileMakerプラットフォームに搭載される新機能の紹介を中心に、最新の製品情報や開発手法、新しいテクノロジーとの連携など、FileMakerプラットフォームに関するさまざまな最新情報を得ることができます。
入場料は無料です。事前登録制で、事前登録の申し込み受付はファイルメーカー社公式サイト内の特設ページから行うことができます。
Ruby 2.4.6が公開
April 01, 2019
Ruby 2.4.6が公開されています。
2019年3月上旬に複数のセキュリティ脆弱性が修正されたRubyGems 2.7.9とRubyGems 3.0.3が公開されていましたが、Ruby 2.4.6では同梱しているRubyGemsの脆弱性が修正されているほか、不具合の修正が行われています。
Ruby 2.4系列はセキュリティメンテナンスフェーズに移行し、今後は重大なセキュリティ上の問題への対応以外の不具合修正・リリースは行われなくなります。セキュリティメンテナンスフェーズの期間は1年間で、その後はRuby 2.4系列の公式サポートは終了となるため、今後はRuby 2.5系統もしくはRuby 2.6系統に移行することが推奨される状況となっています。
[関連]RubyGems 2.7.9とRubyGems 3.0.3が公開(FAMLog)
APPLE-SA-2019-3-25-4 Safari 12.1
March 28, 2019
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 12.1が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 12.1は、ユーザー識別のためのフィンガープリントとして利用されるのを防ぐためトラッキング停止要求(Do Not Truck)機能が削除されており、macOS Sierra 10.12.6およびmacOS High Sierra 10.13.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Mojave 10.14.4にもSafari 12.1が含まれています。
なお、OS X El Capitan用のSafari 12は提供されておらず、macOS Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2019-3-25-2 macOS Mojave 10.14.4, Security Update 2019-002 High Sierra, Security Update 2019-002 Sierra(FAMLog)
APPLE-SA-2019-3-25-1 iOS 12.2
March 26, 2019
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.2の提供が開始されています。
iOS 12.2では、4つの新しいアニ文字が追加されたほか、第2世代のAirPodsに対応しています。不具合の修正や改善だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。
なお、ユーザー識別のためのフィンガープリントとして利用されるのを防ぐため、Safariのトラッキング停止要求(Do Not Truck)機能が削除されています。
Apache Tomcat 8.5.38および9.0.16ではセキュリティ脆弱性が修正済み
March 25, 2019
Apache Tomcat 8.5.38およびApache Tomcat 9.0.16ではHTTP/2利用時のサービス運用妨害(DoS)の脆弱性(CVE-2019-0199)が修正されています。
Apache Tomcat 8.5.38および9.0.16が公開されたのは先月上旬ですが、上記修正に関する情報は今月下旬に公開されました。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.17です。なお、FileMaker Server 17では、Java Web公開エンジンにApache Tomcat 7.0.82が使用されていますが、Admin Console用管理サーバーではApache Tomcatの代わりにNode.jsが使用されるようになっています。
[関連]Apache Tomcat 8.5.38とApache Tomcat 9.0.16が公開(FAMLog)
Apache Tomcat 8.5.39とApache Tomcat 9.0.17が公開
March 20, 2019
Apache Tomcat 8.5.39とApache Tomcat 9.0.17が公開されています。
主に不具合の修正が行われているApache Tomcat 8.5.39およびApache Tomcat 9.0.17では、APR/Native ConnectorのTLS設定関連が改善されているほか、HTTP/2 push requests関連の修正も行われています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.17です。なお、FileMaker Server 17では、Java Web公開エンジンにApache Tomcat 7.0.82が使用されていますが、Admin Console用管理サーバーではApache Tomcatの代わりにNode.jsが使用されるようになっています。
Ruby 2.5.5が公開
March 19, 2019
Ruby 2.5.5が公開されています。
Ruby 2.5.5ではマルチスレッドとマルチプロセス(Process.fork)を利用したアプリケーション(例:Puma)でデッドロックが発生することがある不具合が修正されています。
なお、2019年3月末頃を目処に、Ruby 2.3系列のセキュリティメンテナンスならびに公式サポートが終了する予定となっており、以後Ruby 2.3系列は公式には更新されなくなります。現在バージョン2.3系列以前を使用している場合には、早期にRuby 2.4系列以降に移行することが推奨される状況となっています。