FAMLog
Claris FileMaker Server 19のClaris FileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー
July 03, 2020
Claris FileMaker Server 19では、Claris FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。
Claris FileMaker Server 19のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。
・macOSの場合:Safari 13.x以上、Google Chrome 80以上
・Windowsの場合:Google Chrome 80以上、Microsoft Edge 44、新しいMicrosoft Edge 80
・iOSの場合:iOS 13.x以上のMobile Safari
・Androidの場合:Android 7.x上のGoogle Chrome 80以上
バージョン19では、Internet Explorer 11、Safari 12およびiOS 12のMobile Safariがサポート対象外となり、Safariはバージョン13以上、Google Chromeはバージョン80以上、Microsoft Edgeのバージョン44および新しいMicrosoft Edgeのバージョン80に対応しています。
[関連]FileMaker Server 18のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、Claris FileMaker 19 動作環境(FileMaker)
バージョン17以前のFileMaker Pro AdvancedとFileMaker GoはClaris FileMaker Server 19に接続不可
July 01, 2020
FileMaker Pro 16、FileMaker Pro 16 Advanced、FileMaker Pro 17 Advanced、FileMaker Go 16およびFileMaker Go 17は、Claris FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン19のClaris FileMaker Serverには接続できません。
Claris FileMaker Server 19に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているClaris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Goのバージョンはバージョン18以降となっています。Claris FileMaker Pro 19のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン17以前のClaris FileMakerからClaris FileMaker Server 19に接続することはできないので要注意です。
なお、FileMaker 17 プラットフォームとFileMaker 16 プラットフォームのテクニカルサポートは2020年9月18日をもって終了する予定となっています。
[関連]Claris FileMaker Server 19でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、提供中の製品と互換性(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker Server 19でサポートされるクライアントアプリケーション
June 30, 2020
Claris FileMaker Server 19でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。
・Claris FileMaker Pro 19およびFileMaker Pro 18 Advanced
・Claris FileMaker Go(バージョン19および18)
・iOS App SDK(バージョン19および18)を使用して作成されたアプリケーション
・Claris FileMaker WebDirect、カスタムWeb公開 with PHP、およびカスタムWeb公開 with XMLを使用したFileMaker Server Web 公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebユーザー
・Claris FileMaker Data APIを使用して共有ソリューションのデータにアクセスするWebサービスまたはアプリケーション
・FileMaker クライアントドライバを使用するODBCおよびJDBCクライアント
FileMaker 17 プラットフォーム発売時にFileMaker ユーザライセンスプログラムが導入されており、FileMaker ボリュームライセンスプログラムは2018年5月にFileMaker ユーザライセンスプログラムに移行されているので、FileMaker 16以前からClaris FileMaker 19にバージョンアップする際には注意が必要です。
なお、Claris FileMaker Server 19では、FileMaker Server 18以前と同様、カスタムWeb公開(CWP)利用時は同時接続ライセンスであっても接続はカウントされません。
[関連]Claris FileMaker 19 動作環境(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)
2020年6月「INTER-Mediator勉強会2020-6」発表資料
June 24, 2020
2020年6月18日に行われた「INTER-Mediator勉強会2020-6」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:Claris FileMaker Server 19の新機能と改善点(PDF形式/ファイルサイズ:約370KB)
「FMS19_NewFeatures.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
b5d530ec9ac7509125054a1244bf0a1453ba9e3fbc3c65ea91bbe4dbfbc63185
■関連リンク
・INTER-Mediator
・データベース特有の設定(INTER-Mediator)
・Claris FileMaker Server 19 ヘルプ(Claris)
・Claris FileMaker Server 19 リリースノート(Claris ナレッジベース)
・FileMaker Server for Linux 開発者プレビューについて(Claris ナレッジベース)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Claris FileMaker Pro 19とClaris FileMaker Go 19はClaris FileMaker Server 17以前に接続不可
June 22, 2020
Claris FileMaker Pro 19およびClaris FileMaker Go 19は、Claris FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、Claris FileMaker Server 17およびバージョン16以前のClaris FileMaker Serverには接続できません。
ホストされているFileMakerデータベースにClaris FileMaker 19の各ソフトウェアが接続する際、ホスト側のClaris FileMaker Serverのバージョンは18以降である必要があります。
なお、FileMaker 17 プラットフォームとFileMaker 16 プラットフォームのテクニカルサポートは2020年9月18日をもって終了する予定となっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19の動作環境(FAMLog)、提供中の製品と互換性(Claris ナレッジベース)
2020年6月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
June 16, 2020
2020年6月13日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:macOS版VirtualBoxにCentOS Linux 7をインストール(PDF形式/ファイルサイズ:約4.5MB)
「VirtualBox_for_macOS_and_CentOS_Linux_7.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
3903ef7248cd9cf752efbbfa4276119c8adde16acb7a7ee9033022350a5db0f7
■関連リンク
・クラリス・ジャパン、FileMaker 19 を発売(クラリス・ジャパン株式会社)
・CentOS Project
・Oracle VM VirtualBox
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Claris FileMaker Pro 19の動作環境
June 15, 2020
macOS版Claris FileMaker Pro 19の動作環境は、macOS Mojave 10.14もしくはmacOS Catalina 10.15となっており、macOS High Sierra 10.13が動作環境の対象から外されています。
Windows版Claris FileMaker Pro 19の動作環境は、64ビットバージョンのWindows 8.1(Standard EditionおよびPro Edition)もしくは64ビットバージョンのWindows 10(Pro EditionおよびEnterprise Edition)となっており、Windows 7が動作環境の対象から外されています。バージョン19のWindows版では32ビットバージョンが動作環境の対象から外されているので、その点にも注意する必要があります。
なお、Windows版のClaris FileMaker Pro 19ではMicrosoft .NET Frameworkのバージョン4.8以上が必要です。
[関連]Claris FileMaker Pro 19 リリースノート(Claris ナレッジベース)、FileMaker 19 - 廃止予定の機能およびオペレーティングシステム(Claris ナレッジベース)、FileMaker Pro 18 Advancedの動作環境(FAMLog)
FileMaker Pro AdvancedからClaris FileMaker Proに名称変更
June 11, 2020
Claris FileMaker 19ではFileMaker Pro Advancedというアプリケーション名がClaris FileMaker Proに変更されています。
これに伴い、アプリケーション名に依存する外部スクリプトまたはGet(アプリケーションバージョン)関数を含む式を使用している場合などでは、バージョンアップ後にカスタム Appの調整や更新をする必要があります。
なお、Claris FileMaker Pro 19に含まれる高度なツール(Developer ユーティリティ、スクリプトデバッガ、データビューア、カスタムメニュー機能、カスタム関数ユーティリティ、名前を付けて XML として保存する機能およびデータベースデザインレポート機能等)を使用するには、[環境設定]ダイアログボックスの[一般]タブで[高度なツールを使用する]を選択した後にClaris FileMaker Pro 19を再起動する必要があります。
[関連]FileMaker DeveloperからFileMaker Pro Advancedに名称変更(FAMLog)、FileMaker ProはFileMaker Pro Advancedに一本化(FAMLog)、Claris FileMaker 19が発売(FAMLog)
APPLE-SA-2020-06-01-2 macOS Catalina 10.15.5 Supplemental Update, Security Update 2020-003 High Sierra
June 10, 2020
macOS Catalina 10.15.5 追加アップデートとSecurity Update 2020-003(macOS High Sierra 10.13.6用)が2020年6月上旬に公開されています。
上記の各アップデートではセキュリティ脆弱性が修正されており、重要な修正が含まれていることからすべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
macOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2020-003は先月公開されていましたが、iOS 13.5.1およびiPadOS 13.5.1で修正された脆弱性と同じ問題が追加で修正されており、今回改めて公開されたものに更新されています。
[関連]APPLE-SA-2020-05-26-3 macOS Catalina 10.15.5, Security Update 2020-003 Mojave, Security Update 2020-003 High Sierra(FAMLog)APPLE-SA-2020-06-01-1 iOS 13.5.1 and iPadOS 13.5.1(FAMLog)
OpenSSH 8.3が公開
June 08, 2020
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.3」が2020年5月下旬に公開されています。
OpenSSH 8.3では、scpでファイルを受け取る際にファイルシステムを加工する攻撃を許してしまう場合があるセキュリティ上の問題が修正されています。他にも多数の機能追加や不具合修正が行われています。
なお、SHA-1アルゴリズムの危殆化により、近い将来のリリースで「ssh-rsa」公開鍵署名アルゴリズムがデフォルトでは無効化される予定であることが案内されています。
[参考]OpenSSH 8.3 がリリースされました(春山征吾のBlog)、OpenSSH 8.2が公開(FAMLog)