FAMLog
APPLE-SA-2020-06-01-1 iOS 13.5.1 and iPadOS 13.5.1
June 05, 2020
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 13.5.1とiPad向けのiPadOS 13.5.1の提供が開始されています。
iOS 13.5.1およびiPadOS 13.5.1では、セキュリティ脆弱性が修正されており、重要な修正が含まれていることからすべての対象ユーザーにアップデートを適用することが推奨されています。
iOS 13.5.1に対応している機種は、第1世代および第2世代のiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOSに対応している機種は、第5世代、第6世代および第7世代のiPad、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
[関連]APPLE-SA-2020-05-26-1 iOS 13.5 and iPadOS 13.5(FAMLog)
APPLE-SA-2020-05-26-7 Safari 13.1.1
June 03, 2020
Safari 13.1.1が2020年5月下旬に公開されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 13.1.1は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Catalina 10.15.5にもSafari 13.1.1が含まれています。
なお、macOS Sierra 10.12用のSafari 13は提供されておらず、macOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2020-05-26-3 macOS Catalina 10.15.5, Security Update 2020-003 Mojave, Security Update 2020-003 High Sierra(FAMLog)
APPLE-SA-2020-05-26-3 macOS Catalina 10.15.5, Security Update 2020-003 Mojave, Security Update 2020-003 High Sierra
June 02, 2020
AppleからmacOS Catalina 10.15.5とSecurity Update 2020-003(macOS Mojave 10.14.6用ならびにmacOS High Sierra 10.13.6用)が2020年5月下旬に公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、macOS Sierra用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3以降でmacOS Catalinaに対応しており、macOS版のClaris FileMaker Server 19はmacOS Catalina 10.15とmacOS Mojave 10.14をサポートしています。
[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
(2020/07/20追記:関連記事の出典元を変更および修正しました。)
Claris ConnectでサポートされているコネクタにクラウドサインとChatworkが追加
May 26, 2020
Claris FileMaker 19の発表と同時に、Claris ConnectでサポートされているコネクタにクラウドサインとChatworkが追加されています。
Claris Connectは、さまざまなサービス間でデータの統合や連携を可能にするクラウドサービスです。弁護士ドットコム株式会社が提供するクラウド型電子契約サービスであるクラウドサイン、およびビジネスチャットサービスで知られるChatworkだけでなく、今後も日本製サービスと連携できるコネクタがClaris Connectに実装される予定であるとのことです。
Claris Connectで将来的にコネクタの追加を計画しているサービスとして、現在のところ、LINE WORKSやSmartHR、YuMake、PostcodeJP API、駅すぱあとが挙げられています。
[関連]Claris Connectでサポートされているコネクタの一覧(FAMLog)
Claris FileMaker Cloudが東京リージョンで利用可能に
May 25, 2020
東京リージョンでClaris FileMaker Cloudを利用できるようになったとクラリス・ジャパン社が発表しています。
2019年に刷新されたFileMaker Cloudは、Claris FileMaker 19の発売と同時に、今回バージョン2.19に更新されています。Claris FileMaker Cloud 2.19.0は、Claris FileMaker 18およびClaris FileMaker 19のクライアントと互換性があります。
価格は年単位の支払いですが、Essentialsプランの価格は1ユーザ1か月あたり1,950円(税別)、Standardプランの価格は1ユーザ1か月あたり4,000円(税別)となっています。Essentialsプランの制限としては、カスタム Appの数は3つまで、ユーザ数は5ユーザ以上10ユーザ以下、および1ユーザあたりのストレージは2GBとなっています。
[関連]Claris FileMaker 19が発売(FAMLog)、FileMaker Cloud 2ではカスタムWeb公開機能は非サポート(FAMLog)
FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:[ファイルを変換]スクリプトステップ
May 21, 2020
FileMaker Pro 18 Advancedでは、サポートされているファイル形式の場合に、[ファイルを変換]スクリプトステップが、ソースファイル内の任意の行を変換されたファイルのフィールド名として使用、インポートするフィールドの選択およびターゲットテーブル名の指定をサポートするようになっています。
バージョン18では、[インポート順の指定]ダイアログボックス(旧称[フィールドデータのインポート順]ダイアログボックス)が刷新されていて、それに伴い[ファイルを変換]ダイアログボックスも更新されて機能が強化されています。
なお、[ファイルを変換]スクリプトステップでサポートされているファイル形式に関する情報は、FileMaker Pro 18 Advanced ヘルプに記載されています。
[関連]FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:刷新された[インポート順の指定]ダイアログボックス(FAMLog)
iOS App SDK 18の新機能:OAuth 2.0のサポート
May 18, 2020
iOS App SDK 18では、OAuth 2.0が新たにサポートされ、AmazonやGoogle、Microsoft Azureのアカウント認証情報を使用してFileMakerベースのカスタムAppにログインできるようになっています。
iOS App SDK 18.0.3ではFileMaker IDにも対応しています。FileMaker Cloud 2.18では、バージョン18.0.3以降のFileMaker Pro AdvancedやFileMaker Go 18.0.3、FileMaker WebDirect以外に、iOS App SDK 18.0.3を使用して作成されたiOSアプリケーションもクライアントとしてサポートされています。
なお、App Storeで配布するAppを作成するためにiOS App SDKを利用することは推奨されていません。推奨されている配布方法についてはClaris コミュニティ内のページで確認するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 16の新機能:OAuth 2.0のサポート(FAMLog)、FileMaker Go 18.0.3が公開(FAMLog)
FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:[URL から挿入]スクリプトステップ
May 15, 2020
FileMaker Pro 18 Advancedでは、[URL から挿入]スクリプトステップでサポートされるプロトコルにsmb、smtp、smtps、ldapおよびldapsが追加され、SMTPを使用した電子メールの送信がサポートされるようになっています。
バージョン18では、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションに--mail-auth、--mail-fromおよび--mail-rcptオプションが新たに追加され、SMTPを使用した電子メールの送信が[URL から挿入]スクリプトステップでサポートされるようになっています。HTML形式で電子メールを送信することも可能です。
その他にも、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで--no-compressedオプションがサポートされるようになっていたり、curlがエラーを返してターゲットがテキストフィールドまたはテキスト変数である場合に返されたデータがターゲットに格納されるように挙動が一部変更されていたりします。
[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの改善点:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)、FileMaker Pro 16の新機能:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)、FileMaker Pro 14の改善点:[URL から挿入]スクリプトステップの[SSL 証明書の検証]オプション(FAMLog)
2020年5月「FileMakerユーザーズグループ北陸」発表資料
May 08, 2020
2020年5月2日に行われた「FileMakerユーザーズグループ北陸(FM-Hokuriku)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「FileMaker Server 18とJava」(PDF形式/ファイルサイズ:約2.7MB)
「FileMaker_Server_18_and_Java.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
e4ffb2a1d0b0816b7b08525026f028986c5366909ef75cee8af1f72f0121b1ff
■関連リンク
・FileMaker Server と Java - 概要(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 18.0.3 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 17.0.3 および 17.0.4 における Java の変更(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 17.0.2 またはそれ以前のバージョンにおける Java の変更(FileMaker ナレッジベース)
・AdoptOpenJDK
・FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console(FAMLog)
・FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する(FAMLog)
・FileMaker Server 18.0.2はJavaを非同梱(FAMLog)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Claris ConnectにFileMaker PlusおよびDeveloperプランが登場
May 07, 2020
2020年3月に発売されたClaris ConnectにFileMaker PlusプランとDeveloperプランが追加されています。
支払いは年単位ですが、FileMaker Plusプランの価格は1か月あたり5,130円、Developerプランの価格は1か月あたり2,050円です。Developerプランはテスト目的にのみ利用できます。FileMaker Plusプランでは、有効なFileMakerライセンスまたはサブスクリプションを購入または所有している必要があります。APIリクエストの上限数は、FileMaker Plusプランでは1ヶ月あたり10,000、Developerプランでは1ヶ月あたり500です。
FileMaker PlusプランとDeveloperプランの稼働フロー上限数は無制限、接続可能なApp数は無制限です。同時に、Standard(スタンダードプラン)では、稼働フロー上限数が6から無制限に変更されています。Essentials(ライトプラン)では、稼働フロー上限数が3から15に、接続可能なApp数が3から無制限に変更されています。
[関連]Claris Connectが発売(FAMLog)