FAMLog
CentOS Linux 7 (2003)が公開
April 30, 2020
CentOS Linux 7 (2003)が公開されています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 7 (2003)はRed Hat Enterprise Linux 7.8に対応するバージョンとなっています。
FileMaker Cloud for AWSのオペレーティングシステムではCentOS Linuxが使われています。Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するFileMaker Cloud for AWSではLinuxのみサポートされており、FileMaker Cloud for AWS 1.18ではCentOS Linux 7.6が使用されています。
[関連]FileMaker CloudのオペレーティングシステムはCentOS(FAMLog)
FileMaker Master Book 初級編の公式解説動画が公開
April 28, 2020
FileMaker Master Book 初級編の解説動画がクラリス・ジャパン株式会社の公式YouTubeチャンネルで公開されています。
FileMaker Master BookはClaris公式トレーニング教材です。日本のビジネス環境にすぐ応用できる実践的なトレーニング教材であり、初級編ではFileMake Pro Advancedによるカスタム Appの作成について学ぶことができます。
人気トレーナーである河村将博さんによる分かりやすい解説で、1つ1つの動画は10分から15分程度の内容となっています。
[関連]FileMaker Master Book 初級編(バージョン18対応)(FAMLog)
(2021/06/23追記:Claris ジャパンのサブチャンネル開設に伴いURLが変更されていたので、「FileMaker Master Book 初級編の解説動画」のリンク先URLを変更しました。)
Claris Engage US 2020がバーチャル開催に変更
April 27, 2020
今年米国で開催されるClaris Engageがバーチャル開催に変更される予定であると発表されています。
FileMaker, Inc.からClaris International Inc.への社名変更に伴い、FileMaker Developer Conferenceは今年からClaris Engageに名称が変更されています。Claris Engageでは、基調講演やテクニカルセッション、製品ロードマップの紹介などが予定されているようですが、詳細は現在検討中とのことです。
なお、現在のところ、日本で開催されるClaris Engage Japan 2020については、東京では2020年11月11日(水)から13日(金)までの3日間、大阪では2021年1月28日(木)および29日(金)に開催される予定になっています。
[関連]Claris Engage Japan 2020が2020年11月上旬に開催(FAMLog)
Get(書式設定バーの表示状態)関数
April 24, 2020
FileMaker Pro AdvancedのGet(書式設定バーの表示状態)関数は、書式設定バーに関連したメニュー項目と書式設定バーが有効になっている場合は「1」(真)を、無効になっている場合は「0」(偽)を返します。
[書式設定バーを許可]スクリプトステップを使用すると、書式設定バーに関連したメニュー項目と書式設定バーを無効にもしくは有効にすることができます。実際に書式設定バーを表示または非表示にするには、書式設定バーに関連したメニュー項目と書式設定バーが有効になっている状態において、[表示]メニューの[書式設定バー]を選択するか、レイアウトバーの書式設定バーボタンをクリックします。
Get(書式設定バーの表示状態)関数はバージョン8で追加された関数であり、バージョン12でGet(ツールバーの表示状態)関数からGet(書式設定バーの表示状態)関数に名称が変更されていました。なお、FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため「0」を返します。
[関連]FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)、FileMaker Pro 12で名称が変更された関数とスクリプトステップ(FAMLog)
AdoptOpenJDK 8 update 252が公開
April 21, 2020
AdoptOpenJDK 8 update 252(jdk8u252-b09)が公開されています。
AdoptOpenJDK 8 update 252では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。2019年2月にOracle社によるJava 8の商用向け公式サポートが終了したことに伴い、Javaのセキュリティアップデートを行う際には、Oracle Java SE SubscriptionをOracle社から購入する、もしくはオープンソースの実装であるOpenJDK 8に移行する必要が出てきます。
FileMaker ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDK 8に移行する手順が記載されていますが、FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 18でOracle Java SE 8からOpenJDK 8に移行する(FAMLog)、FileMaker Server 18.0.3 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)
PHP 7.2.30が公開
April 20, 2020
PHP 7.2.30が公開されています。
PHP 7.2.30ではセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.1系統の保守は2019年12月1日に終了しており、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。
なお、PHP 7.2系列のアクティブサポートは昨年の11月末にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2020年11月30日までの予定となっています。
[関連]PHP 7.3.17とPHP 7.4.5が公開(FAMLog)、PHP 7.2系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)
FileMaker Go 18の提供終了予定日
April 16, 2020
FileMaker Go 18は2021年5月にApp Storeから削除される予定となっています。
FileMaker 18 プラットフォームは2021年5月にサポートが終了する予定です。FileMaker製品のサポートポリシーは昨年変更されており、2020年よりClarisはこれまでよりも頻繁に新製品をリリースすることを計画しているとのことです。FileMaker製品については今後は最初のリリース日から2年間サポートする予定であり、2年経過するとサポートを終了する予定であることが案内されています。
なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 18が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。
[関連]サポート対象製品(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更(FAMLog)
(2021/05/18追記:関連記事のリンクを更新しました。Claris ナレッジベースの記事において、FileMaker 18 プラットフォームのサポート終了予定日およびFileMaker Go 18の提供終了予定日が2021年5月から2021年6月25日に変更されていました。)
(2021/07/26追記:関連記事を更新しました。FileMaker Go 18の提供終了予定日が2022年5月31日に変更されていました。)
FAMLog News Archive:第88回 2020年春号
April 09, 2020
■FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開(2020年3月)
FileMaker Server 18.0.4 アップデータが2020年3月に公開されました。バージョン18.0.4では、サーバーサイドスクリプトにおいてSMTPサーバー経由で電子メールメッセージおよびメール添付ファイルを送信することができない不具合や、ODBCドライバーの障害が発生した後にクライアント接続が解放されずに接続が開いたままになる問題などが修正されています。
[関連]FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
■FileMaker CloudにEssentialsプランが登場(2020年1月)
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudにEssentialsプランが追加されており、従来からあったプランはStandardプランという名称となっています。Essentialsプランの制限としては、カスタム Appの数は3つまで、ユーザ数は5ユーザ以上10ユーザ以下、および1ユーザあたりのストレージは2GBとなっています。
[関連]FileMaker CloudにEssentialsプランが登場(FAMLog)
Ruby 2.7.1、Ruby 2.6.6、Ruby 2.5.8およびRuby 2.4.10が公開
April 08, 2020
Ruby 2.7.1、Ruby 2.6.6、Ruby 2.5.8およびRuby 2.4.10が2020年3月下旬に公開されています。
Ruby 2.7.1、Ruby 2.6.6、Ruby 2.5.8およびRuby 2.4.10では、RubyにバンドルされているJSON gemにおける安全でないオブジェクトを生成できる脆弱性(CVE-2020-10663)が修正されています。Ruby 2.7.1、Ruby 2.6.6およびRuby 2.5.8では、socketライブラリに存在していた脆弱性(CVE-2020-10933)も修正されています。
なお、2020年3月31日をもってRuby 2.4系列の公式サポートが終了しています。バージョン2.4のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.4系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。
[関連]RubyにバンドルされているJSON gem 2.3.0ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)
FMプラン初期設定費用無料キャンペーンのキャンペーン期間を延長
April 01, 2020
2020年2月20日より受付を開始した「ライトプラン登場記念全プラン初期設定費用無料キャンペーン」のキャンペーン期間をご好評につき2020年5月29日まで延長しました。
ライトプラン登場記念全プラン初期設定費用無料キャンペーンは、エミックが提供するFileMaker製品対応ホスティングサービス「FMプラン」の全プランにおいて初期セットアップ料金が無料となるキャンペーンです。
なお、FMプランライトの月額料金は、従来から提供している、FileMaker 18 プラットフォームに対応したホスティングサービスである「FMプラン18W」の約半額である19,800円です。
[関連]月額19,800円のFileMaker製品対応ホスティングサービス「FMプランライト」(FAMLog)