FAMLog


Rubyist Magazine 0054 号が公開

August 22, 2016

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0054 号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0054 号には、TypeStructというgemについての解説記事や書籍「プログラミング Elixir」の紹介記事、国内で開催された地域Ruby会議やtDiary 15th anniversary partyのレポートが掲載されています。

Tag: Ruby

Java 8 Update 100以降がインストールされている環境ではOS X版FileMaker Serverをインストール不可

August 15, 2016

ファイルメーカー社が、Java 8 Update 100以降がインストールされている環境でOS X版FileMaker Serverをインストールできない問題についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。

この問題は、OS X版FileMaker Server 14もしくは15.0.1をインストールしようとした際に、FileMaker ServerにはJava Runtime Environment バージョン 8の更新が最低限必要という警告が表示されて、FileMaker Serverをインストールできないというものです。

この問題を回避するには、FileMaker ナレッジベースに記載されている手順でOracleのJava 8をアンインストールしてから、FileMaker Serverをインストールし、FileMaker Serverに同梱されているJavaをインストールする必要があります。

[関連]Java 8 Update 101およびJava 8 Update 102が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

macOS SierraとiOS 10ではPPTPは非サポート

July 01, 2016

2016年秋に登場予定のmacOS SierraとiOS 10ではPPTPを使用するVPNがサポートされなくなります。

iOS 9およびOS X El Capitan v10.11では、PPTPによるVPN接続を確立しようとした際に「PPTP を使用する VPN は安全でない場合があります」という警告が表示されます。この警告が表示されるのは、PPTPによるデータ保護は強度が十分でないためです。

現在PPTPを使用している場合には、L2TP/IPSecやIKEv2/IPSec、Cisco IPSec、SSL VPNなどといった、セキュリティ面でより優れた他のVPNプロトコルおよび認証方式を使うことが強く推奨されます。

[関連]Prepare for removal of PPTP VPN before you upgrade to iOS 10 and macOS Sierra(Apple サポート)、「PPTP を使用する VPN は安全でない場合があります」という警告が表示される場合(Apple サポート)

Tag: Mac

OS X版FileMaker Server 14以前においてPHPソースコードが閲覧可能な問題

May 18, 2016

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が、OS X版FileMaker Server 14以前においてPHPソースコードが閲覧可能な問題に関する情報を公開しています。

脆弱性の内容は、OS X版FileMaker Server(バージョン9から14まで、バージョン13.0v10を除く)においてAdmin Consoleで展開アシスタントの設定を編集するとサーバーに設置したPHPスクリプトのソースコードが閲覧されてしまう時間が発生するというものです。脆弱性が確認されているFileMaker製品は下記の通りです。

・OS X版FileMaker Server 14(バージョン14.0.4、14.0.4a、14.0.4bを含む)
・OS X版FileMaker Server 13(バージョン13.0v10を除く)
・OS X版FileMaker Server 12、OS X版FileMaker Server 12 Advanced
・OS X版FileMaker Server 11、OS X版FileMaker Server 11 Advanced
・OS X版FileMaker Server 10、OS X版FileMaker Server 10 Advanced
・OS X版FileMaker Server 9、OS X版FileMaker Server 9 Advanced

インターネットに接続している最中にFileMaker Server Admin Consoleの展開アシスタントを使用しなければ本脆弱性の脅威はありません。展開アシスタントの設定を編集する際には、インターネットに接続しない状態で実行することで上記の問題を回避できます。さらに、PHPスクリプトファイルをサーバーに設置する際には、展開アシスタントにおいてPHPの利用を無効化しないようにする必要があります。

[関連]OS X版FileMaker Server 14以前においてPHPソースコードが閲覧可能な問題に関するご案内(株式会社エミック)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 14の新機能:署名キャプチャの機能強化

April 27, 2016

FileMaker Go 14では、署名キャプチャの機能が強化されています。

FileMaker Go 14では、iPadで署名キャプチャ画面を縦方向にも横方向にも表示できるようになっています。また、スクリプトを使用すれば、敬称や説明、署名行の下のテキストなど、情報を追加することもできるようになっています。

FileMaker Go 13以前では、ユーザーが署名キャプチャ画面に入ったときには、署名の内容のみが表示されていました。バージョン14では[デバイスから挿入]スクリプトステップが強化され、署名オプションとしてタイトル、メッセージおよびプロンプトという3つの追加パラメータを指定できるようになっています。

[関連]FileMaker Go 14 - 署名キャプチャの強化(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

2016年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

April 18, 2016

2016年4月16日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。

・ダウンロード:FileMaker Server 14.0.4a Software Patch(PDF形式/ファイルサイズ:約110KB)

「FMS14v4aSoftwarePatch.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
897f0042d6a350ef9d609f5012db89bb5e55bd48ec2f89a598ac771b1ba5c2b2

■関連リンク

Software Patch: FileMaker Server 14.0.4a(FileMaker Knowledge Base)

FileMaker Server TLS version?(FileMaker Community)

FileMaker, Inc. support policy(FileMaker Knowledge Base)



(2016/05/22追記:SlideShare上にあるスライドを表示するように内容を一部変更・更新しました。)

(2016/06/05追記:「FileMaker Server 14.0.4 a Software Patch」という記述を「FileMaker Server 14.0.4a Software Patch」に変更・修正しました。)

(2022年5月8日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2016-03-21-1 iOS 9.3

March 23, 2016

iOS 9.3の提供が開始されています。

iOS 9.3では、メモやNews、ヘルスケア、Apple Music等の機能が改善され、Night Shiftという新しい機能が追加されています。さまざまな問題が解決されている他、セキュリティに関わる修正も多数含まれています。

iOS 9.3に更新できる対象機種は、iPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、第5世代および第6世代のiPod touch、iPad 2、第3世代および第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、iPad Pro、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。

Tag: Security

FileMaker Developer Conference 2016の詳細スケジュールが公開

March 22, 2016

ファイルメーカー社が、米国時間の2016年7月18日から21日まで米国ネバダ州ラスベガスのホテル、ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスにて開催される「FileMaker Developer Conference 2016」の詳細スケジュールを公開しています。

このカンファレンスに2016年3月31日までに参加登録を完了すると、DevCon参加登録料に通常価格より83,000円の割引が適用されます。また、有償でカンファレンスに出席する参加者は特典として、FileMaker Pro Advancedを受け取ることができます。

年に1度開催されるFileMaker Developer Conferenceは今夏で開催21回目を迎えます。今年は「Aptitude for Apps」というテーマが掲げられています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14の新機能:上部および下部のナビゲーションパート

March 14, 2016

FileMaker Pro 14では、上部ナビゲーションと下部ナビゲーションというレイアウトパートが新たに追加されています。

これらの新しいレイアウトパートを使うことにより、スクロールしても常にナビゲーションを表示することができ、使いやすいインター­フェースを利用者に提供できます。上部および下部のナビゲーションパートは、スクロールすることやズームイン/ズームアウトを行うことはできず、プレビューモードでは印刷および表示されません。

1つのレイアウトで使用できる上部ナビゲーションパートおよび下部ナビゲーションパートはそれぞれ1つだけであり、ナビゲーションパートに追加したフィールドは現レコードのデータを使用します。

[関連]レイアウトパートのタイプについて(FileMaker Pro 14 ヘルプ)

Tag: FileMaker

FileMaker WebDirectとGet(持続 ID)関数

March 10, 2016

FileMaker ProのGet(持続 ID)関数は、FileMaker Proが実行されているコンピュータ、またはFileMaker Goが実行されているデバイスの固有で不変の識別子、または現在のFileMaker WebDirectセッションを32桁の16進数文字列の形式で返します、という説明がされています。

FileMaker WebDirectでは、クライアントであるWebブラウザーのCookieが消去された場合は、Get(持続 ID)関数によって返される値が変わります。例えば、PCを再起動すると値が変わるので、あくまで一時的なセッションIDが返るという認識をしておく必要があります。

なお、Get(持続 ID)関数には不具合が報告されている環境もあり、FileMaker ProやFileMaker Goにおいて値が固有で不変とは限らない場合もあるので、Get(UUID)関数を使って実装できるケースであればGet(持続 ID)関数ではなくGet(UUID)関数を使用することが推奨されます。

[関連]「FileMaker UG 全国合同オフラインミーティング 2012」発表資料(FAMLog)、Persistent_ID not persistent on Win 7(FileMaker Community)

Tag: FileMaker

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