FAMLog
エミックオンラインセミナーを2022年2月24日に開催
February 07, 2022
2022年2月24日(木)正午から、Claris FileMaker Proでオブジェクトフィールドの代わりにクラウドストレージにファイルを保管およびアップロードする方法について紹介するオンラインセミナーを開催します。
今回紹介するクラウドストレージおよびファイルサーバーは、Dropbox、BoxおよびNextcloud Filesの3種類です。各種クラウドストレージにファイルをアップロードする際のポイントや、エミックが提供しているホスティングサービス「FMプラン」ネクストシリーズの上位プランに搭載されているNextcloud Filesについて解説する予定です
エミックオンラインセミナー
「Claris FileMaker Pro とクラウドストレージの連携」
開催日時:2022年2月24日(木)12:00(正午)~12:45
参加費:無料
主催:株式会社エミック
本セミナーはZoomのウェビナー機能を用いて実施します。視聴は無料ですが事前のお申し込みが必要です。
詳細については次のページをご覧ください。
https://emiconlineseminar202202.peatix.com/
fmsadminコマンドでFileMaker Serverの検出設定を無効にする
January 25, 2022
バージョン19.2.1以降のClaris FileMaker Serverではfmsadminコマンドを使用してサーバーの検出設定を無効化できるようになっています。
macOSおよびWindows版のFileMaker Serverではサーバーの検出設定が有効になっていますが、fmsadminコマンドを使ってFileMaker Serverの検出設定を無効にするにはSETコマンドを使用します。
[使用例]
fmsadmin set serverprefs ServerDiscovery=false
なお、バージョン19.3.1以降のFileMaker ServerであればClaris FileMaker Admin APIを用いてサーバーの検出設定を無効化することも可能です。
[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の改善点:Claris FileMaker Admin API(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.4.1の改善点:[FileMaker Data API を実行]スクリプトステップ
January 12, 2022
Claris FileMaker Pro 19.4.1では、[FileMaker Data API を実行]スクリプトステップでoffset.ポータル名およびlimit.ポータル名キーが新たにサポートされるようになっています。
これらのキーを用いることで関連レコードとして最初に表示するポータルレコードや関連レコードの最大数を指定することができ、ポータル名にはポータルのオブジェクト名もしくは関連テーブル名を指定します。
[FileMaker Data API を実行]スクリプトステップを使用することでFileMakerデータベース内に保存されているデータをJSON形式で取得できますが、サーバー製品で利用できるClaris FileMaker Data APIとは異なり、当該スクリプトステップは作成操作や更新操作はサポートされていません。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.1 アップデータが公開(FAMLog)
Cyberduck 8.2.0が公開
January 04, 2022
各種クラウドストレージやファイルサーバーに接続できるクライアントソフトウェアであるCyberduck 8.2.0が2021年12月下旬に公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、バージョン8.2.0ではBox APIが新たにサポートされるようになっています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、Cyberduck 8.1.0以降のmacOS版についてはmacOS Sierra 10.12以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
Apache HTTP Server 2.4.52が公開
December 29, 2021
Apache HTTP Server 2.4.52が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.52では、mod_luaにおけるバッファーオーバーフローの脆弱性(CVE-2021-44790)と、ProxyRequestsディレクティブを用いてフォワードプロキシとして設定されている場合にNULLポインタ逆参照やサーバーサイド・リクエスト・フォージェリ(SSRF)が可能となってしまう脆弱性(CVE-2021-44224)が修正されています。
なお、Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアであり、macOS版およびLinux版のClaris FileMaker ServerではWebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に使用されています。
[関連]JVNVU#97805418: Apache HTTP Server 2.4における複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)
Claris FileMaker Server 19.4.2の提供が開始
December 16, 2021
Claris FileMaker Server 19.4.2の提供が開始されています。
バージョン19.4.2では、ECC P-384 SSL証明書が使用されている場合にClaris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Goで完全修飾ドメイン名を使用してカスタム Appに安全に接続できない問題や、[サーバー上のスクリプト実行]を呼び出したときに実行中のスクリプトが[セッション識別子の設定]スクリプトステップでセッション識別子を変更した場合にAdmin Consoleでスクリプトセッションの接続を解除できない問題などが修正されています。
なお、FileMaker Server 19.4.1以降ではmacOS Mojave 10.14がサポートされなくなっているので要注意です。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.4.2の提供が開始(FAMLog)
FMPress Formsを公開
December 09, 2021
FMPress Formsを公開しました。
FMPress Formsは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成されたWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるWordPressプラグインです。2021年12月現在、FMPress Formsのご利用には、バージョン7.4以降のPHPおよびWordPressが稼働するWebサーバー、バージョン5.5以降のContact Form 7およびClaris FileMaker Server 19以降が必要です。
FMPress Formsは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
Cyberduck 8.1.0が公開
December 08, 2021
各種クラウドストレージやファイルサーバーに接続できるクライアントソフトウェアであるCyberduck 8.1.0が2021年11月下旬に公開されています。
CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、バージョン8.1.0ではユニバーサルアプリケーションとしてAppleシリコン搭載Macに対応しています。
CyberduckのライセンスはGPLであり、Cyberduck 8.1.0以降のmacOS版についてはmacOS Sierra 10.12以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。
Claris FileMaker Server 19.4.1の変更点:FileMaker Server Admin Console
December 06, 2021
Claris FileMaker Server 19.4.1では、FileMaker Server Admin Consoleでリモート接続用に使用されるポート番号が変更されています。
バージョン19.4.1では、FileMaker Server Admin Consoleでリモート接続用に使うポート番号が16000番から443番に変更されたことにより、Admin ConsoleのURLが「https://[サーバーのアドレス]:16000/admin-console」から「https://[サーバーのアドレス]:443/admin-console」に変更されています。
なお、FileMaker Server Admin Consoleでローカル接続用に使用されるポート番号は16001番のままで特に変更はありません。
[関連]Claris FileMaker Server 19.4.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Admin Console のポート 443 を総当たり攻撃から保護する(Claris ナレッジベース)
Get(アカウントグループ名)関数
October 22, 2021
Claris FileMaker ProのGet(アカウントグループ名)関数は、現在使用しているアカウントのグループ名を返す、バージョン16以降で使用できる関数です。
Get(アカウントグループ名)関数は、アカウントタイプがClaris IDまたは外部アイデンティティプロバイダ(IdP)アカウントの場合には、Claris IDのグループ名または外部IdPのグループ名を返します。外部サーバーアカウントまたはAD FS(Active Directory Federation Services)の場合にはグループ名を、OAuthアイデンティティプロバイダであるMicrosoft Azure Active Directoryの場合にはグループのオブジェクト IDを、それ以外の場合は空の文字列を返します。
なお、Claris FileMaker Server for Linuxでは、FileMaker Serverがインストールされているサーバー上で定義されているユーザーとグループは外部サーバーアカウントとしては使用できませんが、AD FSとOAuthを利用した外部認証に対応しています。
[関連]Get (アカウントグループ名)(Claris FileMaker Pro 19 ヘルプ)、External Authentication for Linux(Claris Knowledge Base)、Linux版Claris FileMaker Server 19.1.2の新機能:AD FSを利用した外部認証(FAMLog)