FAMLog


FileMaker Pro 15の新機能:起動センターにおけるホストの検索

February 15, 2017

FileMaker Pro 15では、起動センターの[ホスト]タブ内でホストの一覧の上にある検索ボックスを使用してホストを検索できるようになっています。

起動センターは、FileMakerソリューションを操作するための統合されたクロスプラットフォームのインターフェースで、FileMaker Pro 14でクイックスタート画面の代わりに導入されたものです。

なお、バージョン15では、お気に入りファイルのみを表示する、起動センター上部にあった☆マークのボタンは取り除かれています。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:起動センター(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 15の新機能:3D Touchのサポート

January 05, 2017

FileMaker Go 15では3D Touchが新たにサポートされています。

3D Touchに対応したデバイスでホーム画面にあるFileMaker Go 15のアイコンから、最近使用したファイルを直接開いたり、起動センターにアクセスできます。

2017年1月現在、3D Touchに対応しているiPhoneは、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7およびiPhone 7 Plusです。なお、iPhone SEは3D Touchには対応していません。

Tag: FileMaker

macOS SierraでディスクユーティリティのRAID構成機能が復活

December 07, 2016

macOS Sierra 10.12のディスクユーティリティでは、OS X El Capitan v10.11のディスクユーティリティで削除されていたRAID構成機能を再度利用できるようになっています。

ディスクユーティリティで、[ファイル]メニューの[RAIDアシスタント...]を選択すると、RAIDアシスタントが起動するようになっています。

macOS Sierraのディスクユーティリティでは、2つ以上のディスクにデータを均等に分割する「ストライピング(RAID 0)」、2つ以上のディスクに同じデータを書き込む「ミラーリング(RAID 1)」および複数のディスクを連結して1つの大容量ディスクとして使用できるようにする「連結(JBOD)」の3種類を設定できます。なお、「連結(JBOD)」はRAIDではありません。

Tag: Mac

FileMaker Server 15の新機能:fmsadmin CERTIFICATEコマンドの削除操作

November 04, 2016

FileMaker Server 15では、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理する際に使用するfmsadminコマンドにおいて、CERTIFICATEコマンドでインポートした証明書を削除できるようになっています。

[使用例]
fmsadmin certificate delete

証明書の削除操作を実行した後、FileMaker Serverフォルダの直下にあるCStoreフォルダ内にFMS_Removedフォルダが作成され、プライベートキーファイル (serverKey.pem) とCSRファイル (serverRequest.pem) についてはファイル名にタイムスタンプが付加された上でFMS_Removedフォルダに移動します。

なお、変更内容を有効にするにはFileMaker Serverを再起動する必要があります。

[関連]カスタム SSL 証明書のインポート(FileMaker Server 15 ヘルプ)

Tag: FileMaker

OS X El Capitan v10.11.4にFileMaker Server 14を新規インストールする場合の注意点

March 31, 2016

OS X El Capitan v10.11.4にFileMaker Server 14を新規インストールする際には注意すべき点があります。

FileMaker Serverはバージョン14.0.4以降でOS X El Capitanに対応していますが、OS X El Capitanではフルインストーラを使用してFileMaker Server 14.0.4をインストールする必要があります。さらに、OS X El Capitan v10.11.4では、インストール直後にサーバーの展開を行わずに、インストーラーを終了し、ターミナルを起動して次のコマンドを実行します。

sudo launchctl stop com.filemaker.fms

その後、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチをインストールし、デスクトップにある「FMS 14 Admin Console」アイコンをダブルクリックして、サーバーの設定を行う手順をとる必要があるので要注意です。

[関連]OS X El Capitan バージョン 10.11.4 に必要な FileMaker Server 14.0v4b ソフトウェアパッチ(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14の新機能:ソリューションアイコン

March 17, 2016

FileMaker Pro 14では、[起動センター]ウインドウでソリューションを表現するためにあらかじめ定義されたアイコンを選択したり、独自のアイコンを設定できるようになっています。

ソリューションアイコンを変更したい場合には、[ファイル]メニューの[ファイルオプション...]を選び、[アイコン]タブでアイコンを選択および設定します。

なお、FileMaker Pro 14で新しく導入された起動センターでは、従来よりすべてのFileMakerソリューションが見やすく整理され、必要なソリューションを見つけやすくなっています。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:起動センター(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker WebDirectとGet(持続 ID)関数

March 10, 2016

FileMaker ProのGet(持続 ID)関数は、FileMaker Proが実行されているコンピュータ、またはFileMaker Goが実行されているデバイスの固有で不変の識別子、または現在のFileMaker WebDirectセッションを32桁の16進数文字列の形式で返します、という説明がされています。

FileMaker WebDirectでは、クライアントであるWebブラウザーのCookieが消去された場合は、Get(持続 ID)関数によって返される値が変わります。例えば、PCを再起動すると値が変わるので、あくまで一時的なセッションIDが返るという認識をしておく必要があります。

なお、Get(持続 ID)関数には不具合が報告されている環境もあり、FileMaker ProやFileMaker Goにおいて値が固有で不変とは限らない場合もあるので、Get(UUID)関数を使って実装できるケースであればGet(持続 ID)関数ではなくGet(UUID)関数を使用することが推奨されます。

[関連]「FileMaker UG 全国合同オフラインミーティング 2012」発表資料(FAMLog)、Persistent_ID not persistent on Win 7(FileMaker Community)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開

March 09, 2016

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチ」を公開しています。

このソフトウェアパッチは、OS X版のみ用意されていて、Apache HTTP Serverの起動およびfmsadminコマンドの動作を妨げていたFileMaker Server 14.0.4 アップデータの問題を修正します。OS X El Capitan v10.11におけるApache HTTP Serverの設定に関する問題も修正し、FileMaker Server 14.0.4a ソフトウェアパッチにおける修正もすべて含まれます。

このソフトウェアパッチを適用すると、Admin Consoleで[データベース接続に SSL を使用する]設定を有効にしている場合に、FileMaker Pro 12、FileMaker Pro 12 AdvancedまたはFileMaker Go 12を使用しているクライアントがサーバーでホストされているソリューションに接続できなくなるので要注意です。

[関連]FileMaker Server 14.0.4a ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換

January 28, 2016

セキュリティ脆弱性が多数修正されたJava 8 Update 71およびJava 8 Update 72が今月公開されましたが、Java 8 Update 71以降を適用したクライアント環境ではFileMaker Server 10およびFileMaker Server 11のAdmin Consoleを起動できなくなっています。

上記は、Java 8 Update 71において署名ハッシュアルゴリズムがMD5である証明書との互換性がなくなったことに起因しています。なお、バージョン12およびそれ以前のFileMaker ServerとJava 8の互換性に関する情報はファイルメーカー社からの案内は特にない状況であり、FileMaker Server 10や11では元々Java 8はサポートされていませんでした。

現在Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要がある状況です。FileMaker Server 13以降では管理用の端末にJavaをインストールする必要がなくなっており、安全性を考慮すると、Java 8に対応しているFileMaker Server 14もしくはFileMaker Server 13.0v10へのバージョンアップが強く推奨される状況になっていると言えます。

[関連]Java と FileMaker Server - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、Java™ SE Development Kit 8, Update 71 Release Notes(Oracle)、Java 8 Update 71およびJava 8 Update 72が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2015-12-08-6 Xcode 7.2

December 15, 2015

Appleから「Xcode 7.2」が2015年12月上旬に公開されています。

バージョン7.2ではGitやotoolsコマンド等のセキュリティ脆弱性が修正されており、Gitがバージョン2.5.4に更新されます。なお、更新されたGitを利用するにはXcodeを起動して各種コンポーネントをインストールする必要がある場合があるので注意が必要です。

Xcode 7.2はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてOS X Yosemite v10.10.5以降が必要です。

(2015/12/16追記:「インストールする必要がある」を「インストールする必要がある場合がある」に変更しました。)

(2016/03/24追記:「OS X Mavericks v10.10.5」を「OS X Yosemite v10.10.5」に修正しました。)

Tag: Security

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