FAMLog


Claris FileMaker Server for LinuxとGet(デバイス)関数

November 27, 2020

Claris FileMaker Proの「Get(デバイス)関数」は、FileMaker製品を実行しているコンピューターまたはモバイルデバイスの種類を表す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合
・「6」:Linuxの場合

バージョン19.1.2のClaris FileMaker Server for LinuxにおいてサーバーサイドスクリプトでGet(デバイス)関数を実行すると、この関数の戻り値は「6」となります。

[関連]Get(デバイス)関数(FAMLog)、FileMaker Cloud for AWSとGet(デバイス)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker 関数・スクリプトガイド(バージョン19対応)

November 13, 2020

Claris FileMaker 19に対応した「FileMaker 関数・スクリプトガイド」のPDF版が無料でダウンロードできるようになっています。

FileMaker 関数・スクリプトガイドは、Claris公式トレーニング教材です。本書は、初級から中級の方を主な対象とし、FileMaker Proのオンラインヘルプをベースに作成されています。関数およびスクリプトのリファレンスに加え、逆引きリファレンスとカスタム関数サンプルを使って実践的な技術を学ぶことができます。

なお、FileMaker 関数・スクリプトガイドのバージョン19対応版書籍は近日発売予定となっています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.1.2の新機能:バージョン19.1.2で追加された関数一覧

October 19, 2020

Claris FileMaker Pro 19.1.2では新しい関数が追加され、オペレーティングシステムのロケール情報および現在使用しているファイルのロケール情報を取得できる関数が新設されています。

バージョン19.1.2で追加された関数一覧は次の通りです。

・Get(システムロケール要素)
・Get(ファイルロケール要素)

これらの取得関数はロケール情報を含むJSONデータを返すようになっていて、JSONGetElement関数を併用することで各種ロケール情報を取得できるようになっています。

[関連]FileMaker Pro 19.1.2 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 19.1.2 アップデータが公開

September 30, 2020

FileMaker Pro 19.1.2 アップデータが公開されています。

バージョン19.1.2では、9つの新しいJavaScriptアドオンが追加され、新しいテーマのアペックスブルーが新規カスタム Appのデフォルトテーマになっています。また、Web ビューア内でWebページを読み込んだ後にJavaScriptからFileMakerスクリプトを実行できるFileMaker.PerformScriptWithOption関数が新設され、実行中のスクリプトを処理する方法を設定できるようになっています。

その他にも数多くの機能追加や改善が行われていて、AD FS(Active Directory Federation Services)での認証にも新たに対応するようになっています。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19の新機能:Claris FileMaker WebDirectにおけるJavaScriptとの統合

September 11, 2020

Claris FileMaker Server 19のClaris FileMaker WebDirectでは、Claris FileMaker Pro 19と同様、Web ビューアのJavaScriptとFileMakerスクリプトが直接連携できるようになっています。

バージョン19では、Web ビューア内でWebページを読み込んだ後にJavaScriptからFileMakerスクリプトを実行できるFileMaker.PerformScript関数と、FileMakerスクリプトからWeb ビューア内のJavaScript関数を実行できる[Web ビューアで JavaScript を実行]スクリプトステップが追加されています。

これらの新機能により、FileMaker WebDirectにおいても、Web ビューア経由でJavaScriptを使ってカスタム Appを拡張することができます。

[関連]Claris FileMaker Pro 19の新機能:JavaScriptとの統合(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19とClaris FileMaker Go 19の新機能:機械学習モデルの実行

September 10, 2020

macOS版のClaris FileMaker Pro 19およびClaris FileMaker Go 19では、デバイス上で機械学習モデルを実行して、画像認識やオブジェクト検出などを行えるようになっています。

バージョン19で追加された[機械学習モデルを構成]スクリプトステップを使ってCore ML(機械学習)モデルをロードした後、バージョン19で追加されたComputeModel関数を使うことで、モデル評価結果を含むJSONオブジェクトを取得できます。

なお、Claris FileMaker 19はモデルを訓練する機能を備えていません。Core ML形式のモデルを別途用意する必要があります。

[関連]Claris FileMaker Pro 19 リリースノート(Claris ナレッジベース)、Core ML(Apple)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19とYearName関数

September 09, 2020

Claris FileMaker ProのYearName関数は、日付の和暦を指定された書式で返します。

日付フィールドの値が「2020/09/09」の場合、YearName(日付フィールド; 2)は「R2」を返します。日付フィールドの値が「1868/09/07」およびそれ以前の場合には、YearName(日付フィールド; 2)はバージョン18では「A.D.1868」を返していましたが、バージョン19では「1868 CE」を返すように挙動が変更されています。

Claris FileMaker 19では、A.D.(Anno Domini)という表記がCE(Common Era)に変更されて、年の後に付加されるようになっています。そのため、バージョン18以前とバージョン19を併用する場合には注意が必要です。

[関連]FileMaker ProとFileMaker Pro AdvancedのYearName関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19の新機能:JavaScriptとの統合

September 01, 2020

Claris FileMaker Pro 19では、Web ビューアのJavaScriptとFileMakerスクリプトが直接連携できるようになり、JavaScriptでカスタム Appを拡張することが正式にサポートされるようになっています。

バージョン19では、Web ビューア内でWebページを読み込んだ後にJavaScriptでFileMaker.PerformScript関数を呼び出してFileMakerスクリプトを実行できるようになっています。また、[Web ビューアで JavaScript を実行]スクリプトステップが追加されていて、FileMakerスクリプトからWeb ビューア内のJavaScript関数を実行することもできるようになっています。

さらに、上述の新機能と各種JavaScriptライブラリを併用すれば、FileMaker Proの機能だけでは実現できないユーザーインターフェースを少ない手間で実装することも可能です。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker 19とGet(アプリケーションバージョン)関数

August 31, 2020

Claris FileMakerの「Get(アプリケーションバージョン)関数」は、FileMakerクライアントの製品名とバージョン情報を示す文字列を返します。

Claris FileMaker 19では、アプリケーションの名称がFileMaker Pro AdvancedからFileMaker Proに変更され、Get(アプリケーションバージョン)関数がFileMaker Pro 19.0.1では「ProAdvanced 19.0.1」ではなく「Pro 19.0.1」を返すようになっています。

これに伴い、アプリケーション名に依存する外部スクリプトまたはGet(アプリケーションバージョン)関数を含む式を使用している場合などでは、バージョンアップ後にカスタム Appの調整や更新をする必要があります。

[関連]FileMaker 14とGet(アプリケーションバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker Pro AdvancedからClaris FileMaker Proに名称変更(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19の新機能:macOSにおけるダークモードのサポート

August 03, 2020

macOS版のClaris FileMaker Pro 19ではダークモードに新たに対応しています。

バージョン19では、macOSの[システム環境設定]で選択された外観モードで表示されるようになっています。外観モードがライトまたはダークであることを関数で検出するには、Get(システムの外観)関数を使用します。

Get(システムの外観)関数は、システムの外観モードがダークである場合は「DarkAqua」を返し、ライトである場合は「Aqua」を返します。

[関連]FileMaker Go 18.0.3が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

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