FAMLog
OpenSSH 8.3が公開
June 08, 2020
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.3」が2020年5月下旬に公開されています。
OpenSSH 8.3では、scpでファイルを受け取る際にファイルシステムを加工する攻撃を許してしまう場合があるセキュリティ上の問題が修正されています。他にも多数の機能追加や不具合修正が行われています。
なお、SHA-1アルゴリズムの危殆化により、近い将来のリリースで「ssh-rsa」公開鍵署名アルゴリズムがデフォルトでは無効化される予定であることが案内されています。
[参考]OpenSSH 8.3 がリリースされました(春山征吾のBlog)、OpenSSH 8.2が公開(FAMLog)
CakePHP 2.10.21が公開
June 04, 2020
CakePHP 2.10.21が2020年5月中旬に公開されています。
CakePHP 2.10.21は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースです。PHP 7.4との互換性が改善されていて、CakeSocketでTLS 1.3がサポートされるようになっています。CakePHP 2.10系統は、CakePHP 4.0.0がリリースされた後12ヶ月間不具合修正をサポート、およびCakePHP 4.0.0がリリースされた後18ヶ月間セキュリティ修正をサポートする予定となっています。
CakePHP 4.0.0は2019年12月中旬に公開されたので、CakePHP 2.10系統のセキュリティ修正は2021年6月中旬頃まで継続されると見込まれます。
APPLE-SA-2020-05-26-3 macOS Catalina 10.15.5, Security Update 2020-003 Mojave, Security Update 2020-003 High Sierra
June 02, 2020
AppleからmacOS Catalina 10.15.5とSecurity Update 2020-003(macOS Mojave 10.14.6用ならびにmacOS High Sierra 10.13.6用)が2020年5月下旬に公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、macOS Sierra用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3以降でmacOS Catalinaに対応しており、macOS版のClaris FileMaker Server 19はmacOS Catalina 10.15とmacOS Mojave 10.14をサポートしています。
[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
(2020/07/20追記:関連記事の出典元を変更および修正しました。)
Apache Tomcat 7.0.104、Apache Tomcat 8.5.55およびApache Tomcat 9.0.35が公開
May 27, 2020
Apache Tomcat 7.0.104、Apache Tomcat 8.5.55およびApache Tomcat 9.0.35が2020年5月中旬に公開されています。
Apache Tomcat 7.0.104、Apache Tomcat 8.5.55およびApache Tomcat 9.0.35では、1点のセキュリティ脆弱性(CVE-2020-9484)が修正されています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.35です。なお、FileMaker Server 19.0.1やFileMaker Server 18.0.4ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 8.5.46が使用されています。
[関連]JVNVU#98086086: Apache Tomcat に安全でないデシリアライゼーションの問題(Japan Vulnerability Notes)
Claris FileMaker Cloudが東京リージョンで利用可能に
May 25, 2020
東京リージョンでClaris FileMaker Cloudを利用できるようになったとクラリス・ジャパン社が発表しています。
2019年に刷新されたFileMaker Cloudは、Claris FileMaker 19の発売と同時に、今回バージョン2.19に更新されています。Claris FileMaker Cloud 2.19.0は、Claris FileMaker 18およびClaris FileMaker 19のクライアントと互換性があります。
価格は年単位の支払いですが、Essentialsプランの価格は1ユーザ1か月あたり1,950円(税別)、Standardプランの価格は1ユーザ1か月あたり4,000円(税別)となっています。Essentialsプランの制限としては、カスタム Appの数は3つまで、ユーザ数は5ユーザ以上10ユーザ以下、および1ユーザあたりのストレージは2GBとなっています。
[関連]Claris FileMaker 19が発売(FAMLog)、FileMaker Cloud 2ではカスタムWeb公開機能は非サポート(FAMLog)
Claris FileMaker 19が発売
May 22, 2020
クラリス・ジャパン社(旧ファイルメーカー社)が、Claris FileMaker 19を2020年5月21日から販売を開始すると発表しています。
ボリュームライセンスおよびパッケージ製品の個人向けシングルライセンスが日本国内では下記の価格にて販売され、Claris FileMaker Go 19についてはApp Storeから無料で入手可能です。
・FileMaker ユーザライセンス:96,000円/年(税別/5ユーザ、年間ライセンスの場合)
・FileMaker 同時接続ライセンス:294,000円/年(税別/5同時接続、年間ライセンスの場合)
・FileMaker サイトライセンス:240,000円/年(税別/25シート、年間ライセンスの場合)
・Claris FileMaker Pro 19 フルバージョン(シングルライセンス):57,600円(税別)
・Claris FileMaker Pro 19 アップグレード(シングルライセンス):22,800円(税別)
・Claris FileMaker Pro 19 アカデミック(シングルライセンス):34,560円(税別/学生・教職員、NPO法人限定)
オンプレミス向けボリュームライセンスおよびシングルライセンスのライセンス体系や価格はFileMaker 18と同様です。なお、Claris FileMaker Pro 19では、Windows 7およびmacOS High Sierra 10.13はサポート対象外となっています。
FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:[ファイルを変換]スクリプトステップ
May 21, 2020
FileMaker Pro 18 Advancedでは、サポートされているファイル形式の場合に、[ファイルを変換]スクリプトステップが、ソースファイル内の任意の行を変換されたファイルのフィールド名として使用、インポートするフィールドの選択およびターゲットテーブル名の指定をサポートするようになっています。
バージョン18では、[インポート順の指定]ダイアログボックス(旧称[フィールドデータのインポート順]ダイアログボックス)が刷新されていて、それに伴い[ファイルを変換]ダイアログボックスも更新されて機能が強化されています。
なお、[ファイルを変換]スクリプトステップでサポートされているファイル形式に関する情報は、FileMaker Pro 18 Advanced ヘルプに記載されています。
[関連]FileMaker Pro 18 Advancedの新機能:刷新された[インポート順の指定]ダイアログボックス(FAMLog)
PHP 7.2.31、PHP 7.3.18およびPHP 7.4.6が公開
May 19, 2020
PHP 7.2.31、PHP 7.3.18およびPHP 7.4.6が2020年5月中旬に公開されています。
PHP 7.2.31、PHP 7.3.18およびPHP 7.4.6ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.1系統の保守は2019年12月1日に終了しており、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。
なお、PHP 7.2は2020年11月30日まで、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
iOS App SDK 18の新機能:OAuth 2.0のサポート
May 18, 2020
iOS App SDK 18では、OAuth 2.0が新たにサポートされ、AmazonやGoogle、Microsoft Azureのアカウント認証情報を使用してFileMakerベースのカスタムAppにログインできるようになっています。
iOS App SDK 18.0.3ではFileMaker IDにも対応しています。FileMaker Cloud 2.18では、バージョン18.0.3以降のFileMaker Pro AdvancedやFileMaker Go 18.0.3、FileMaker WebDirect以外に、iOS App SDK 18.0.3を使用して作成されたiOSアプリケーションもクライアントとしてサポートされています。
なお、App Storeで配布するAppを作成するためにiOS App SDKを利用することは推奨されていません。推奨されている配布方法についてはClaris コミュニティ内のページで確認するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 16の新機能:OAuth 2.0のサポート(FAMLog)、FileMaker Go 18.0.3が公開(FAMLog)
FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:[URL から挿入]スクリプトステップ
May 15, 2020
FileMaker Pro 18 Advancedでは、[URL から挿入]スクリプトステップでサポートされるプロトコルにsmb、smtp、smtps、ldapおよびldapsが追加され、SMTPを使用した電子メールの送信がサポートされるようになっています。
バージョン18では、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションに--mail-auth、--mail-fromおよび--mail-rcptオプションが新たに追加され、SMTPを使用した電子メールの送信が[URL から挿入]スクリプトステップでサポートされるようになっています。HTML形式で電子メールを送信することも可能です。
その他にも、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで--no-compressedオプションがサポートされるようになっていたり、curlがエラーを返してターゲットがテキストフィールドまたはテキスト変数である場合に返されたデータがターゲットに格納されるように挙動が一部変更されていたりします。
[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの改善点:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)、FileMaker Pro 16の新機能:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)、FileMaker Pro 14の改善点:[URL から挿入]スクリプトステップの[SSL 証明書の検証]オプション(FAMLog)