FAMLog
APPLE-SA-2015-12-08-5 Safari 9.0.2
December 14, 2015
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9.0.2が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 9.0.2は、OS X Mavericks v10.9.5およびOS X Yosemite v10.10.5で利用できます。また、同時に公開されたOS X El Capitan v10.11.2にもSafari 9.0.2が含まれています。
OS X Mountain Lion用のSafari 9は提供されておらず、OS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。
Windows版FileMaker Server 14.0.4 アップデータが更新
December 08, 2015
Windows版の「FileMaker Server 14.0.4 アップデータ」が更新されています。
Windows版のFileMaker Server 14.0.4 アップデータを適用しても、バージョン14.0.4で解決されるはずのFileMaker WebDirectの不具合が直らない問題が修正版のアップデータで修正されています。この問題はWindows版アップデータ固有の問題であり、FileMaker Server 14.0.4 インストーラを利用していれば特に問題はなかった模様です。
今回の更新で、新しいWindows版FileMaker Server 14.0.4 アップデータのファイル名は「fms_updater_14.0.4.412.1.exe」となっています(修正前のファイル名は「fms_updater_14.0.4.412.exe」)。
[関連]WebDirect "List View bug" appears unfixed in Win Server 2008 14.0.4(FileMaker Community)、FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 14.0.4はOS X El Capitanに対応(FAMLog)、FileMaker Server 14.0.4a ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)
FileMaker Server 14.0.4はOS X El Capitanに対応
November 25, 2015
2015年11月にアップデータが公開されたFileMaker Server 14.0.4はOS X El Capitanに対応しています。
FileMaker Server 14.0.3およびそれ以前ではOS X El Capitanに対応していませんでしたが、バージョン14.0.4ではOS X El Capitanで導入されたSystem Integrity Protectionを考慮するようになり、OS X El Capitanで動作可能になっています。
OS X El Capitanでは、FileMaker Server 14.0.4 アップデータではなくFileMaker Server 14.0.4 インストーラを使用する必要があります。また、OS X YosemiteでFileMaker Server 14.0.4 アップデータを適用した後にAdmin ConsoleやWebサーバーが起動しなくなった場合には、FileMaker Server 14.0.4 インストーラを使用してアンインストールとインストールの作業を行わなければならない場合もあるので要注意です。
[関連]FileMaker 14 プラットフォームと OS X El Capitan(FileMaker ナレッジベース)、ソフトウェア アップデート: FileMaker Server 14.0.4(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
OS X El CapitanでSystem Integrity Protectionの状態を確認する
November 19, 2015
OS X El CapitanでSystem Integrity Protectionの状態を確認するには、ターミナルでcsrutilコマンドを使用します。
OS X El Capitan v10.11.1でSystem Integrity Protectionがすべて有効になっている場合は次のように表示されます。
[実行例]
$ csrutil status
[実行結果]
System Integrity Protection status: enabled.
なお、csrutilコマンドを使用してSystem Integrity Protectionを無効あるいは有効にすることもできますが、System Integrity Protectionの状態を変更するにはリカバリーモードでcsrutilコマンドを使用する必要があります。
[関連]OS X El Capitanで導入されたSystem Integrity Protection(FAMLog)
FileMaker Server 14の新機能:スタンバイサーバー
November 12, 2015
FileMaker Server 14では、ハードウェアやソフトウェアまたはネットワークの障害によって運用サーバーがデータベースをホストできなくなった場合に、運用サーバーを置き換えるスタンバイサーバーを設定できるようになり、可用性を向上させることができます。
スタンバイサーバーは、コマンドラインインタフェース(CLI)を使って設定し、管理します。メインサーバーが停止した場合、コマンドラインインターフェースで一連のコマンドを入力することでスタンバイサーバーに切り替わります。
スタンバイサーバーを設定するには、同じ構成の2台のサーバーマシンが必要です。2台のサーバーマシンは、オペレーティングシステムやFileMaker Serverのバージョン、インストールフォルダ、RAMサイズ、各種設定等を一致させる必要があります。
[関連]スタンバイサーバー - 概要(FileMaker ナレッジベース)
CakePHP 1.3.21が公開
November 05, 2015
CakePHP 1.3.21が公開されています。
CakePHP 1.3.21はCakePHP 1.3系統の最後となる保守リリースです。CakePHP 1.3系統の保守は今回で最後となるため、現在バージョン1.3系統を使用している場合は今後バージョン2.x系統へのアップグレードが推奨される状況となっています。
バージョン1.3系統からバージョンアップを行う際には、バージョン2.0以降の移行ガイド等で各種変更点を確認して移行作業を行う必要があります。
PHP 5.6.15が公開
November 04, 2015
「PHP 5.6.15」が2015年10月下旬に公開されています。
PHP 5.6.15では不具合の修正が行われています。PHP 5.4系統の保守は今年の9月中旬に終了したため、バージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統にアップグレードする必要があります。
なお、PHPはバージョン7系統の開発も進められており、現在「PHP 7.0.0 RC 6」が公開されている状況です。
iOS 9では[許可される向きの設定]スクリプトステップは非サポート
October 30, 2015
FileMaker Go 14では、バージョン14で新設された[許可される向きの設定]スクリプトステップを使用して、FileMaker Goの向きとFileMaker Goに表示されるレイアウトの向きを制御できるようになっています。
ただし、[許可される向きの設定]スクリプトステップは、Split ViewおよびSlide OverをサポートするiOS 9を搭載したiPadではサポートされません。Slide Overに対応している機種は、iPad Pro、iPad Air以降およびiPad mini 2以降です。
第4世代iPad以前および初代iPad miniについては、現状iOS 9の環境でも従来通りの動作をしますが、FileMaker Go側でiPadの詳細なモデルを取得する機能を持ち合わせていないこともあり、iOS 9以降ではiPadで[許可される向きの設定]スクリプトステップを使用することが推奨されない状況になっています。
[関連]iOS 9 では[許可される向きの設定]スクリプトステップがサポートされない(FileMaker ナレッジベース)
Java 8 Update 65およびJava 8 Update 66が公開
October 21, 2015
Java 8 Update 65およびJava 8 Update 66が公開されています。
バージョン8 Update 65では複数のセキュリティ脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン8 Update 66も公開されていますが、バージョン8 Update 65で特に問題に直面していない場合にはバージョン8 Update 66に更新する必要はありません。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。
FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、バージョン12およびそれ以前のFileMaker ServerとJava 8の互換性に関する情報はファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。
CakePHP 2.7.5が公開
October 13, 2015
CakePHP 2.7.5が2015年10月上旬に公開されています。
CakePHP 2.7.5はCakePHP 2.7系統の保守リリースです。9月下旬にCakePHP 2.7.4が公開されていましたが、バージョン2.7.4ではWeb経由でテストを実行する際にエラーが発生するようになった箇所があったため、バージョン2.7.4で混入した不具合を修正するために急遽バージョン2.7.5が公開された次第です。
なお、一部非推奨となっている機能もあるため、CakePHP 2.6系統からCakePHP 2.7系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。