FAMLog
curl 7.56.1が公開
October 23, 2017
curl 7.56.1が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.56.1ではIMAP利用時における1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、FileMaker 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。
Java 8 Update 151およびJava 8 Update 152が公開
October 19, 2017
Java 8 Update 151およびJava 8 Update 152が公開されています。
バージョン8 Update 151では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。不具合の修正や一部仕様変更、機能追加が行われているバージョン8 Update 152も公開されていますが、バージョン8 Update 151で特に問題に直面していない場合にはバージョン8 Update 152に更新する必要はありません。
FileMaker Server 16、FileMaker Server 15、FileMaker Server 14および2017年9月にメーカーサポートが終了したFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、FileMaker Server 12やFileMaker Server 11以前はJava 8には対応していません。なお、Java 9が先月公開されていますが、FileMaker ServerとJava 9との互換性に関する情報はファイルメーカー社からの案内は現時点では特にない状況です。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)
curl 7.56.0が公開
October 16, 2017
curl 7.56.0が2017年10月上旬に公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.56.0ではFTP利用時における1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、FileMaker 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。
Apache HTTP Server 2.4.28が公開
October 06, 2017
「Apache HTTP Server 2.4.28」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.28は、Apache HTTP Server 2.4系統の最新版です。バージョン2.4.28では、OptionsBleed脆弱性(CVE-2017-9798)が修正されています。
Apache HTTP Server 2.2系統の保守はバージョン2.2.34をもって終了となっていて、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨される状況となっています。バージョン2.2系統のセキュリティ修正は2017年12月までの予定となっており、CVE-2017-9798を修正するセキュリティパッチについてはhttps://www.apache.org/dist/httpd/patches/apply_to_2.2.34/で公開されています。
OpenSSH 7.6が公開
October 05, 2017
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.6」が公開されています。
OpenSSH 7.6では、リードオンリーモードでsftp-serverが間違って長さが0であるファイルの作成を許可してしまっていたというセキュリティ上の問題が修正されています。
SSHプロトコルバージョン1のサポートが廃止された他、HMAC-RIPEMD160やRC4(arcfour)、Blowfish、CAST暗号のサポートが削除され、1024ビット未満のRSA鍵を拒否するようになっており、既存の設定に影響するかもしれない変更も多数含まれています。
[参考]OpenSSH 7.6 がリリースされました(春山征吾のBlog)
Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開
October 04, 2017
Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開されています。
Apache Tomcat 8.0.47およびApache Tomcat 7.0.82では、readonlyパラメーターをfalseに設定し、HTTP PUTリクエストを受付可能としている場合に、細工したリクエストを受けることで、遠隔から任意のコードが実行される可能性があるセキュリティ脆弱性(CVE-2017-12617)が修正されています。また、Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.14に更新されています。
FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されていて、バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.77が使用されています。
[関連]Apache Tomcat 8.5.23が公開(FAMLog)、Apache Tomcat における脆弱性に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)
(2017/10/14追記:「バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.78が使用されています」を「バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.77が使用されています」に変更・修正しました。)
Apache Tomcat 8.5.23が公開
October 03, 2017
Apache Tomcat 8.5.23が公開されています。
Apache Tomcat 8.5.23では、readonlyパラメーターをfalseに設定し、HTTP PUTリクエストを受付可能としている場合に、細工したリクエストを受けることで、遠隔から任意のコードが実行される可能性があるセキュリティ脆弱性(CVE-2017-12617)が修正されています。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.1 (beta)が公開されている状況です。
なお、2017年10月3日時点では、CVE-2017-12617を修正したApache Tomcat 7.0系列の新バージョンは公開されていない状態です。
[関連]Apache Tomcat における脆弱性に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)、Apache Tomcat 7.0.81ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)、Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開(FAMLog)
(2017/10/04追記:CVE-2017-12617を修正したApache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開されていたため、関連記事を追加・更新しました。)
PHP 7.0.24とPHP 7.1.10が公開
October 02, 2017
PHP 7.0.24とPHP 7.1.10が公開されています。
PHP 7.0.24とPHP 7.1.10では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.2系統の開発も進められており、今回バージョン7.2.0 Release Candidate 3も同時に公開されました。
なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
APPLE-SA-2017-09-25-9 macOS Server 5.4
September 29, 2017
macOS Server 5.4ではFreeRADIUSのセキュリティ脆弱性が修正されています。
macOS Server 5.4では、プロファイルマネージャの機能が強化され、APFSボリュームに対応しています。キャッシュサーバー、Time Machineサーバー、およびファイル共有の詳細オプションは、macOSの標準機能になっています。
macOS Server 5.4を利用するにはmacOS High Sierra 10.13以降が必要です。価格は2,400円で、OS X Server v4.0以降からのアップデートは無料です。ただし、Serverアプリケーションのデータを移行できるのは、OS X Server 5.0.15以降からとなっています。
[関連]APPLE-SA-2017-09-25-1 macOS High Sierra 10.13(FAMLog)
APPLE-SA-2017-09-25-1 macOS High Sierra 10.13
September 27, 2017
AppleがmacOS High Sierra 10.13の提供を開始しています。
macOS High Sierraには多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。このアップデートにより、Apache HTTP Serverはバージョン2.4.27に、PHPはバージョン7.1.7に、curlはバージョン7.54.0に、SQLiteはバージョン3.19.3に、zlibはバージョン1.2.11に更新されます。
なお、FileMaker Server 16.0.2とFileMaker Server 15.0.3は、macOS High Sierra 10.13と互換性があり、現在のところ既知の問題は見つかっていないという案内がされています。
[関連]FileMaker 製品 と macOS High Sierra 10.13 との互換性(FileMaker ナレッジベース)