FAMLog
Timestampフィールドタイプ
April 30, 2004
FileMaker Pro 7ではTimestampフィールドタイプが新しく追加されています。
これまでは日付(Date)フィールドタイプおよび時刻(Time)フィールドタイプは存在しましたが、日付と時刻を同時に扱うフィールドタイプはありませんでした。
日時情報を保存するために日付フィールドと時刻フィールドの2つのフィールドを設定する必要がありましたが、Timestampフィールドを利用すると1フィールドで日時情報を扱うことができるようになります。
Unicode対応
April 28, 2004
FileMaker 7ではUnicodeでテキストデータが保存されるようになっています。Unicodeに対応したことにより、Mac OS Xではヒラギノフォントを有効活用することができるようになりました。
Unicode対応によって扱える文字が増える一方で、ソート順が前バージョンと変わる場合があったり、MacとWindows間でデータ交換をする際に文字化けが発生する可能性もあるかもしれません。実際に移行する際には、慎重に検証してからがよいかと思います。
なお、FileMaker Pro 7でテキストフィールドでは1フィールドに最大2GBのテキストデータをおさめられるようになっていますが、これは文字エンコーディングにUTF-16を利用した場合です。シフトJISやUTF-8など、UTF-16以外の場合には1GBが限界となりますので、実用面では最大1GBと認識しておいたほうがいいでしょう。
(2005/05/13追記:FileMaker Knowledge Baseリニューアルに伴いリンクを修正しました。)
リレーションシップグラフ
April 27, 2004
FileMaker Pro 7の新機能の1つにリレーションシップグラフがあります。
テーブルの相関関係がGUIで表示されるようになり、ドラッグ&ドロップで双方向のリレーションシップを設定することができるようになりました。
当初はカード型データベースであったFileMakerは、バージョン3.0でリレーション機能が追加されました。しかしながら、不自由な面も多く、リレーションのためにわざわざ計算フィールドを設定しなければならない場面がありました。FileMaker 7ではそのような必要もなくなります。
リレーショナルデータモデルが一新され、FileMaker Pro 7はいまどきのリレーショナルデータベースにもなったと言えるでしょう。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
マルチウインドウ
April 26, 2004
FileMaker Pro 7では、1つのデータベースを複数のウインドウで同時に開くことができるようになりました。
あるウインドウでデータを更新すると、すべてのウインドウにその情報が反映されます。また、同じデータベースに異なる処理を同時に行わせて、処理結果を別々のウインドウに表示させることもできます。
さらに、ウインドウのリサイズ、ウインドウの位置やタイトルの変更をスクリプトから制御できるようになっており、インターフェースをより自由にカスタマイズできるようになりました。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
浮動小数点数評価方法の変更
April 25, 2004
計算処理の有効桁数の増大に関連した話題として、FileMaker 7では浮動小数点数の評価方法に変更があります。
これまでは浮動小数点数の評価にOS内蔵の機能を使っていましたが、このために小数の計算で正しい結果が得られない場合がありました。例えば、ファイルメーカーPro 6では、126.96 - 119.29の計算結果は7.66999999999999となります。
FileMaker Pro 7では固定小数点演算機能が改良されており、上記のような計算もきちんと行われるようになっています。FileMaker Pro 7では、126.96 - 119.29の計算結果は7.67となります。
(2005/05/13追記:FileMaker Knowledge Baseリニューアルに伴いリンクを修正しました。)
リミットの向上 (2)
April 23, 2004
ファイルメーカーPro 6では同時に開くことができるファイル数は50までという制限がありましたが、FileMaker Pro 7ではこの制限を気にする必要がなくなりました。
さらに1ファイルにつき1テーブルという制限もなくなり、1ファイルにつき最大100万テーブルまで持たせることが可能になっています。実用面ではほぼ無制限になったと捉えてよいでしょう。
ただし、FileMaker Server 7で同時に開くことができるファイル数については最大125のままです。この点は旧バージョンのファイルメーカー Server 5.5と同じです。
[関連]FileMaker Serverでホストできるデータベースファイルの最大数(FAMLog)
(2007/01/12追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
New PowerBook G4 & iBook G4
April 20, 2004
PowerBook G4とiBook G4の新モデルが発表されています。
PowerBook G4は1.33GHzもしくは1.5GHzのPowerPC G4プロセッサを搭載し、AirMac Extremeが全モデルに標準搭載されています。SuperDriveモデルでは4倍速SuperDriveが搭載されています。
iBook G4は1GHzもしくは1.2GHzのPowerPC G4プロセッサを搭載し、14インチモデルではSuperDriveをオプションで選択可能になっています。二次キャッシュが512KBに増えており、メモリは最大1.25GBまで拡張可能となっています。
性能が向上した上でさらにPowerBook G4もiBook G4もすべてのモデルで価格が下がっているので、かなりコストパフォーマンスのいいものになっています。
バージョン7ではデータファイルフォーマットが変更
April 19, 2004
FileMaker 7のデータファイルフォーマットは、以前のバージョン(5.0〜6.0)とは異なります。FileMaker Pro 7でファイルを作成すると、ファイルの拡張子は「.fp7」となります。
これまでファイルメーカーProでは1ファイルにつき1テーブルでしたが、バージョン7からは1つのファイルに複数のテーブルを持たせることが可能になりました。リレーションシップやセキュリティ関連も改良されており、データファイルフォーマットを変更するに値するほどの新機能が各種追加されています。
なお、ファイルメーカーPro 1.x、2.xのデータベースは、ファイルメーカーPro 3.x、4.x、5.x、6.xのいずれかを使用して変換してから、FileMaker Pro 7を使用してもう一度変換する必要があります。
ファイルメーカーPro Unlimited
April 06, 2004
ファイルメーカーPro 4.0でWeb公開機能が追加されましたが、バージョン5からは本格的なWeb公開のための製品としてファイルメーカーPro Unlimitedが登場しました。
Unlimitedには「Web サーバーコネクタ」が同梱され、これによりApacheやIISといったWebサーバーとWebコンパニオンを連携させて利用することができます。WebコンパニオンはWebサーバーとしての性能は低かったのですが、他のWebサーバーと連携することでパフォーマンスの向上やSSLサポートが実現されました。
通常版のファイルメーカーPro(5、5.5、6)でもインスタントWebとカスタムWebの両方のWeb公開機能を使うことができますが、仕様そしてライセンス面から不特定多数にWeb公開するためにはUnlimited版が必要になりました。
FileMaker 7の製品ラインでは従来のUnlimitedに相当する製品はなくなっていますが、FileMaker Server 7 AdvancedがFileMaker Pro 6 Unlimitedをリプレースするものとして、FileMaker Server 7の上位バージョンという位置づけになっています。
(2007/01/02追記:「Web コンパニオン」を「Webコンパニオン」に修正しました。)
CDMLからXSLTへ
April 05, 2004
FileMaker Server 7 AdvancedではCDMLがサポートされなくなりましたが、カスタムWebに相当する機能はXSLTで記述することになるようです。
CDMLからXSLTへの移行ツールがServer 7 Advancedに付属するようですが、どの程度まで実際に移行をしてくれるものなのか現時点では不明です。
上記のような不安要素がありますが、FileMaker Server 7 Advancedは100までのWeb接続と250までのFileMaker Proの接続をサポートするとのことですので、性能面ではかなり期待できます。
実際の評価は販売開始を待つしかありませんが、とても待ち遠しいものです。