FAMLog


OpenSSH 8.2が公開

February 17, 2020

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.2」が公開されています。

OpenSSH 8.2では、新たにFIDO U2Fデバイスによる2要素認証がサポートされ、sshd_configにおいて他の設定ファイルを読み込めるIncludeディレクティブが追加されています。他にも多数の機能追加や不具合修正が行われています。

なお、SHA-1アルゴリズムの危殆化により、近い将来のリリースで「ssh-rsa」公開鍵署名アルゴリズムがデフォルトでは無効化される予定であるとのことです。

[参考]OpenSSH 8.2 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

FileMaker Cloud 2ではAWS アカウントは不要

February 14, 2020

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではAWS アカウントを作成および設定する必要は特にありません。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではAWS アカウントを作成および設定する必要がありましたが、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではAWS アカウントを作成する必要はなくなっています。

なお、FileMaker Cloud 2.18では、ユーザーは固有のFileMaker ID アカウントを持ち、固有のライセンスを付与されている必要があります。

[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud - よくあるご質問(クラリス・ジャパン)

Tag: FileMaker

Get(エラー処理状態)関数

February 10, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(エラー処理状態)関数」は、[エラー処理]スクリプトステップのスクリプトステップオプションが[オン]の場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。

スクリプトステップオプションを[オン]にして[エラー処理]スクリプトステップを使用すると、FileMaker Pro Advancedの警告メッセージや一部のダイアログボックスが表示されないようにすることができます。逆に、スクリプトステップオプションが[オフ]の場合には、警告メッセージが表示されるようになります。

なお、Get(エラー処理状態)関数はバージョン7で追加された関数です。

Tag: FileMaker

Node.js v13.8.0、Node.js v12.15.0およびNode.js v10.19.0が公開

February 06, 2020

Node.js v13.8.0Node.js v12.15.0およびNode.js v10.19.0が公開されています。

Node.js v13.8.0、Node.js v12.15.0およびNode.js v10.19.0では、それぞれ3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、FileMaker Server 18とFileMaker Cloud for AWS 1.18のFileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 18.0.3ではNode.js v10.16.0、FileMaker Cloud for AWS 1.18.1ではNode.js v8.9.4が使用されています。


Get(スクリプトアニメーション状態)関数

February 04, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(スクリプトアニメーション状態)関数」は、現在実行されているスクリプトでアニメーションが有効になっている場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。

デフォルトでは、現在実行されているスクリプトでアニメーションは無効になっています。現在のスクリプトで[レイアウトオブジェクトアニメーション設定]スクリプトステップを使用してアニメーションを有効にするように設定されている場合は、「1」を返します。

なお、Get(スクリプトアニメーション状態)関数はバージョン13で追加された関数です。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)、FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker Pro 14で名称が変更されたスクリプトステップ(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2020-1-28-5 Safari 13.0.5

January 31, 2020

Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 13.0.5が配布されています。

複数の脆弱性が修正されたSafari 13.0.5は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Catalina 10.15.3にもSafari 13.0.5が含まれています。

なお、macOS Sierra用のSafari 13は提供されておらず、macOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。

[関連]APPLE-SA-2020-1-28-2 macOS Catalina 10.15.3, Security Update 2020-001 Mojave, Security Update 2020-001 High Sierra(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2020-1-28-2 macOS Catalina 10.15.3, Security Update 2020-001 Mojave, Security Update 2020-001 High Sierra

January 30, 2020

AppleからmacOS Catalina 10.15.3、macOS Mojave 10.14.6およびmacOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2020-001が公開されています。

上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれており、macOS Catalina 10.15.3ではPHPはバージョン7.3.11に更新されています。

なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3でmacOS Catalinaに対応しています。

[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)

(2020/01/31追記:macOS Mojave 10.14.6およびmacOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2020-001ではPHPはバージョン7.1.33に更新されています。)

Tag: Security

Get(アクティブ選択サイズ)関数

January 28, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(アクティブ選択サイズ)関数」は、選択されている文字数を表す数値を返します。

4つの文字が選択されている場合、Get(アクティブ選択サイズ)関数は「4」を返します。アクティブフィールドで何も選択されていない場合は「0」を返し、どのフィールドもアクティブでない場合は何も返しません。

なお、Get(アクティブ選択サイズ)関数はバージョン7で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。

[関連]FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker CloudにEssentialsプランが登場

January 24, 2020

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudにEssentialsプランが追加されています。

日本円での提供価格は未定および価格は年単位の支払いですが、Essentialsプランは1ユーザ1か月あたり39米ドルではなく19米ドルで提供されるようになっています。なお、従来からあったプランはStandardプランという名称となっています。

Essentialsプランの制限としては、カスタム Appの数は3つまで、ユーザ数は5ユーザ以上10ユーザ以下、および1ユーザあたりのストレージは2GBとなっています。

Tag: FileMaker

PHP 7.2.27、PHP 7.3.14およびPHP 7.4.2が公開

January 23, 2020

PHP 7.2.27PHP 7.3.14およびPHP 7.4.2が公開されています。

PHP 7.2.27、PHP 7.3.14およびPHP 7.4.2ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.1系統の保守は2019年12月1日に終了しており、今後はバージョン7.2系列以降にアップグレードする必要がある状況です。

なお、PHP 7.2は2020年11月30日まで、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

[関連]PHP 7.1系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Apache

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