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APPLE-SA-2019-1-22-5 Safari 12.0.3

January 29, 2019

Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 12.0.3が配布されています。

複数の脆弱性が修正されたSafari 12.0.3は、macOS Sierra 10.12.6およびmacOS High Sierra 10.13.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Mojave 10.14.3にもSafari 12.0.3が含まれています。

なお、OS X El Capitan用のSafari 12は提供されておらず、macOS Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。

[関連]APPLE-SA-2019-1-22-2 macOS Mojave 10.14.3, Security Update 2019-001 High Sierra, Security Update 2019-001 Sierra(FAMLog)

Tag: Security

fmcsadmin 0.9.3を公開

January 28, 2019

fmcsadmin 0.9.3を公開しました。

fmcsadminは、FileMaker Admin API (Trial)を用いて実装したコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。FileMaker Cloud上で利用できるLinux版を用意している他、macOSやWindows上でFileMaker Cloudをリモートで管理することもできます。

fmcsadmin 0.9.3では、バージョン0.9.2でcloseコマンドの-mおよび--messageオプションが機能していなかった不具合を修正しました。fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはApache License, Version 2.0です。

[関連]fmcsadmin 0.9.3を公開(株式会社エミック)、FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Admin API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2019-1-22-2 macOS Mojave 10.14.3, Security Update 2019-001 High Sierra, Security Update 2019-001 Sierra

January 25, 2019

AppleからmacOS Mojave 10.14.3、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Sierra 10.12.6用のSecurity Update 2019-001が公開されています。

上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、OS X El Capitan用のアップデートは用意されていません。

FileMaker Serverはバージョン17.0.2.252でmacOS Mojaveに対応していますが、FileMaker Server 16をmacOS Mojaveで動作させた場合には、CWPCプロセス終了時にクラッシュすることがある問題やPHPを有効にした場合にWebサーバーが開始しないことがある問題が存在するとのことです。

[関連]FileMaker 製品と macOS Mojave 10.14 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker ProとFileMaker Pro AdvancedのYearName関数

January 22, 2019

FileMaker ProおよびFileMaker Pro AdvancedのYearName関数は、日付の和暦を指定された書式で返します。

日付フィールドの値が「2018/1/22」の場合、YearName(日付フィールド; 0)やYearName(日付フィールド; "")は「平成31」を、YearName(日付フィールド; 1)は「(平)31」を、YearName(日付フィールド; 2)は「H31」を返します。

FileMakerプラットフォームの新元号対応予定については、FileMaker ナレッジベースで対応スケジュールが発表されています。FileMaker ナレッジベースでの案内内容によると、FileMaker 15以降であれば準備完了次第アップデータが公開されますが、サポートが終了しているFileMaker 14以前が新元号をサポートする予定はないとのことです。

[関連]FileMaker プラットフォームの新元号対応予定(FAMLog)

Tag: FileMaker

Java 8 Update 201およびJava 8 Update 202が公開

January 21, 2019

Java 8 Update 201が2019年1月中旬に公開されています。

バージョン8 Update 201では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。同時にJava 8 Update 202とJava 11.0.2が公開されていますが、FileMaker ServerとJava 11との互換性に関する情報についてファイルメーカー社からの案内は現時点では特にない状況です。

なお、Java 8の公式アップデートは個人ユーザーには2020年12月まで提供される予定ですが、商用ユーザーに向けたJava SE 8の公式アップデートは2019年1月をもって終了するとの案内がされています。

[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server is not compatible with Java 9 or 10(FileMaker Knowledge Base)、Oracle Java SE サポート・ロードマップ(Oracle)、Java SE 8のパブリック更新終了によるFileMaker Serverへの影響について(FAMLog)

Tag: Java

FileMaker Pro 17.0.4 Advanced アップデータが公開

January 17, 2019

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.4 Advanced アップデータ」を公開しています。

バージョン17.0.4では、FileMaker Go 17.0.5と同様、特定の操作を実行した後にODBC接続が適切に閉じられない問題が修正されています。

バージョン17.0.4にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。

[関連]FileMaker Go 17.0.5が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FMClipboardBroker 2.2が公開

January 15, 2019

FileMaker Pro Advancedのクリップボード・データをmacOSで編集できる「FMClipboardBroker 2.2」が公開されています。

FMClipboardBrokerを使うと、FileMaker Pro Advancedのクリップボード・データをXMLファイルとして出力したり、XMLファイルからクリップボードのデータに変換できます。FMClipboardBrokerはmacOS上で動作するフリーウェアとして公開されており、ライセンスはApache License, Version 2.0です。

FMClipboardBrokerはバージョン2.0でSwiftで全面的に書き直されて、XMLの整形オプションが追加され、バージョン2.1で値一覧のクリップボード・データに対応していました。今回公開されたバージョン2.2では、テーマのクリップボード・データとmacOS Mojaveのダークモードに新たに対応しています。動作にはOS X El Capitan v10.11以降が必要とのことです。

[関連]FMClipboardBroker(株式会社キー・プランニング)、FileMaker Pro 17 Advancedでコピーしたカスタムメニュー情報は他のアプリケーションにXMLとしてペースト可能(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 17 Advancedでコピーしたカスタムメニュー情報は他のアプリケーションにXMLとしてペースト可能

January 10, 2019

FileMaker Pro 17 Advancedではカスタムメニューのコピーと貼り付けが可能になりましたが、FileMaker Pro 17 Advancedでコピーしたカスタムメニュー情報は他のアプリケーションにXMLのテキストとして貼り付けて表示することが可能です。

FileMaker Pro Advancedでテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、カスタム関数、レイアウトオブジェクト、値一覧やテーマをコピーした場合は、クリップボードの内容をXMLに変換できるサードパーティのアプリケーションもしくはプラグインを使わないと他のアプリケーションにXMLを貼り付けることができませんが、バージョン17でコピー&ペーストがサポートされるようになったカスタムメニューについては他のアプリケーションに直接XMLを貼り付けられるようになっています。

なお、サードパーティのアプリケーションでXMLを編集してから、編集済みのXMLをコピーしてFileMaker Pro Advancedに再度貼り付けることでカスタムメニューを作成する方法は公式には推奨やサポートはされていません。

[関連]FileMaker Pro Advanced でのカスタムメニューのコピーと貼り付けのサポート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:カスタムメニューのコピー&ペースト(FAMLog)

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第83回 2018年冬号

January 09, 2019

■macOS Mojaveに対応したFileMaker Server 17のインストーラが公開(2018年12月)

FileMaker Server 17.0.2.252 インストーラが2018年12月に公開されました。これにより、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14上での動作をサポートするようになっています。

[関連]FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応(FAMLog)

■INTER-Mediator 5.8が公開(2018年11月)

PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 5.8が2018年11月に公開されました。INTER-Mediator 5.8では、FileMaker Server 17のFileMaker Data APIに正式に対応しています。

[関連]INTER-Mediator 5.8を公開(FAMLog)

Tag: News

FileMaker Go 17の新機能:オートコンプリート

January 07, 2019

FileMaker Go 17では、オートコンプリート機能が新たにサポートされるようになっています。オートコンプリートはFileMaker Go 16以前のバージョンでは使用できませんでした。

FileMaker Pro Advancedにはオートコンプリートオプションがあり、このオプション設定を有効にすると、ブラウズモードまたは検索モードで値を入力する際に、以前にフィールドに入力された内容または値一覧の値に基づき候補が表示されます。この機能を使用することで、データをより速く、より正確に入力することができるようになっています。

なお、FileMaker Go 17をiPhoneで利用した場合には、オートコンプリートを有効にしたフィールド内にあるアイコンをタップすることで、候補の一覧とキーボードを切り替えることができるようになっています。

[関連]FileMaker Go 17 - オートコンプリート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 8の新機能:オートコンプリート(FAMLog)

Tag: FileMaker

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