FAMLog


FileMaker Pro 13.0v4およびFileMaker Go 13.0.6でSHA-2版SSLサーバー証明書に対応

December 01, 2014

FileMaker Pro 13またはFileMaker Pro 13 Advancedのバージョン13.0v4、もしくはFileMaker Go 13.0.6以降ではFileMakerネットワーク共有においてSHA-2版SSLサーバー証明書に新たに対応しています。

FileMaker製品で対応しているSSLサーバー証明書の販売元および種類も更新されており、ジオトラスト社のトゥルービジネスID(SHA-2版のみ)が新たにサポートされるようになっています。ナレッジベースの記事ではEntrust社のAdvantage SSLが一覧に追加されていますが、現在のところ今後新規に発行されるEntrust Advantage SSLのSHA-2版SSLサーバー証明書は利用できないのでご注意ください。

なお、同時期に更新されたFileMaker Server 13.0v5もSHA-2版SSLサーバー証明書に対応しています。特に、FileMaker Server 13でWeb公開機能を利用している場合には、バージョン13.0v5に更新する必要があります。

[関連]FileMaker製品でサポートされるSSLサーバー証明書の販売元と種類の一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Ruby 2.1.5、Ruby 2.0.0-p598およびRuby 1.9.3-p551が公開

November 17, 2014

Ruby 2.1.5」、「Ruby 2.0.0-p598」および「Ruby 1.9.3-p551」が公開されています。

Ruby 2.1.5、Ruby 2.0.0-598およびRuby 1.9.3-p551では、REXMLにおけるXML展開に伴うサービス不能攻撃が可能となる脆弱性(CVE-2014-8090)が修正されています。

なお、2015年2月に保守が終了する予定であるRuby 1.9.3は、現在セキュリティメンテナンスフェーズにあり、原則として何らかのセキュリティ上の問題が発見された場合のみリリースが行われる状態であり、より新しいバージョンへ移行することが推奨されています。

Tag: Ruby

FileMaker Go 13の新機能:バーコードスキャン

November 12, 2014

FileMaker Go 13ではバーコードスキャン機能を利用できるようになっています。

バーコードスキャン機能を利用するには、FileMaker 13で追加された新しいスクリプトステップである[デバイスから挿入]スクリプトステップを利用します。FileMaker Pro 13もしくはFileMaker Pro 13 Advancedを利用して設定する必要があり、[デバイスから挿入]スクリプトステップの[次から挿入]オプションでバーコードを選択します。ISBNやQRコードをはじめ、各種バーコードタイプがサポートされています。

スキャンの実行にはiOSデバイスの内蔵カメラを使用し、スキャンした画像をオブジェクトフィールドに保存することや、バーコードデータをテキストフィールドに保存できます。

[関連]FileMaker Go によるバーコードのスキャン(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.5.6が公開

November 10, 2014

CakePHP 2.5.6が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.5.6はCakePHP 2.5系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。

CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン3.0.0-beta2が公開されている状況です。また、バージョン2.6系統の開発も進められていて、現在バージョン2.6.0-RCが公開されている状況です。

(2015/01/19追記:「バージョンCakePHP 3.0.0-beta2が公開されている状況」を「バージョン3.0.0-beta2が公開されている状況」に修正しました。)

Tag: Apache

Ruby 2.1.4、Ruby 2.0.0-p594およびRuby 1.9.3-p550が公開

October 30, 2014

Ruby 2.1.4」、「Ruby 2.0.0-p594」および「Ruby 1.9.3-p550」が公開されています。

Ruby 2.1.4、Ruby 2.0.0-594およびRuby 1.9.3-p550では、REXMLにおけるXML展開に伴うサービス不能攻撃が可能となる脆弱性(CVE-2014-8080)が修正されています。また、ext/opensslのデフォルト設定が従来のものから変更されており、安全でないSSL/TLSオプションがデフォルトで無効化されるようになっています。これに伴い、利用状況によってはSSL接続に際して問題が生じる可能性があるので要注意です。

なお、2015年2月に保守が終了する予定であるRuby 1.9.3は、現在セキュリティメンテナンスフェーズにあり、原則として何らかのセキュリティ上の問題が発見された場合のみリリースが行われる状態であり、より新しいバージョンへ移行することが推奨されています。

Tag: Ruby

FileMaker 12およびそれ以前のインスタントWeb公開機能にXSS脆弱性

October 22, 2014

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が、FileMaker製品のクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性に関する情報を2014年9月に公開しています。

脆弱性の内容は、FileMaker製品のバージョン12およびそれ以前のバージョンで利用できるインスタントWeb公開機能にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在するというものです。脆弱性が確認されているFileMaker製品は下記の通りです。

・FileMaker Pro 12およびそれ以前のバージョン
・FileMaker Pro 12 Advancedおよびそれ以前のバージョン
・FileMaker Server 12 Advancedおよびそれ以前のバージョン

上記の脆弱性は、サンプルデータベースの存在がJPCERT/CCによる脆弱性分析結果の評価値が高い一因となっています。この脆弱性を悪用するにはデータベースの管理者権限が必要であり、FileMaker Server Advancedと一緒にインストールされるサンプルデータベース(FMServer_Sampleデータベース)を削除することが脆弱性を緩和する重要な回避策となります。通常の使用範囲では本脆弱性により深刻な影響を受けることはまずあり得ませんが、データベースファイルには必ずパスワードを設定し、出所が不明なデータベースファイルを開かないようにご注意ください。

[関連]FileMaker 12およびそれ以前に存在する脆弱性について(株式会社エミック)

Tag: FileMaker

Java SE 7 Update 71およびJDK 7 Update 71が公開

October 15, 2014

Java SE 7 Update 71およびJDK 7 Update 71が公開されています。

バージョン7 Update 71では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン7 Update 72も公開されていますが、バージョン7 Update 71で特に問題に直面していない場合にはバージョン7 Update 72に更新する必要はありません。

なお、FileMaker Serverのバージョンが12.0v4およびそれ以前(かつバージョン10以降)の場合には、バージョン7 Update 51と同様、JavaのコントロールパネルでFileMaker Server Admin Console 開始ページのURLを「例外サイト・リスト」に事前に登録しておかないとAdmin Consoleを起動できないのでその点は注意が必要です(Javaのセキュリティ・レベルを「中」にする必要はありません)。

[関連]FileMaker Server 12.0v5および12.0v6用のソフトウェアパッチが公開(FAMLog)

Tag: Java

CakePHP 2.5.5が公開

October 10, 2014

CakePHP 2.5.5が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.5.5はCakePHP 2.5系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。

CakePHPはバージョン2.6系統およびバージョン3.0系統の開発も進められており、それぞれ現在ベータ版が公開されている状況です。なお、FMCakeMixは現在のところCakePHP 3.0に対応していないのでご注意ください。

Tag: Apache

PHP 5.6.1が公開

October 08, 2014

PHP 5.6.1」が公開されています。

PHP 5.6.1はPHP 5.6系統の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 5.6系統に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

なお、FileMaker Server 13では、Windows版の場合はPHP 5.3.27、OS X Mountain Lionの場合はPHP 5.3.15、OS X Mavericksの場合はPHP 5.4.17がインストールされ、PHP 5.2系統はサポートされていません。

Tag: Apache

脱Excel!FileMakerで作るデータベース ~顧客管理名簿・売上伝票・営業報告書~ FileMaker Ver.13対応

October 06, 2014

FileMaker製品を使ってデータ管理するための入門書「脱Excel!FileMakerで作るデータベース ~顧客管理名簿・売上伝票・営業報告書~ FileMaker Ver.13対応」が2014年8月下旬に発売されています。

表計算ソフトのMicrosoft Excelを利用している人がFileMaker Proに移行することを目的として作られている入門書でもあり、オールカラーページでFileMaker Pro 13の操作手順や機能、iPhone/iPadでの利用方法等について解説されています。

FileMaker Serverを使ったデータベース共有に関する章も用意されており、単行本(2,800円)だけでなくKindle版(2,240円)も販売されています。

定価:2,800円(税別)
サイズ:B5変型
ページ数: 240
著者:矢橋 司、 松山 茂
出版社:マイナビ
ISBN:978-4-8399-5170-2[Amazon.co.jpで購入...

Tag: FileMaker

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