FAMLog


FileMaker Pro 18 Advancedの改善点:署名されていないプラグインの通知

November 26, 2019

FileMaker Pro 18 Advancedでは、プラグインが開発者によってデジタル署名されていない場合に通知するように仕様が変更されています。

FileMaker Pro 18 Advancedは、プラグインが有効になっている場合、プラグインのインストール時や起動するたびにプラグインを読み込もうとしますが、有効にしたプラグインにデジタル署名が付いていない場合には警告ダイアログボックスが表示されるようになっています。

なお、警告ダイアログボックスにおいて、[常にこのプラグインをロードする]を選択してから[プラグインをロード]をクリックすると、FileMaker Pro Advancedはプラグインを読み込んで許可された一覧に追加し、以後警告ダイアログボックスが表示されなくなります。

[関連]FileMaker 18 プラットフォームのその他の動作変更(FileMaker ナレッジベース)

(2020/05/21追記:関連情報として、FileMaker Pro 18 Advancedでプラグインによるインストールまたはロードが実行されない場合に、Get(最終外部エラー詳細)関数がエラーの詳細情報を返すようになっています。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 18のテクニカルサポート終了予定日

November 19, 2019

FileMaker 18 プラットフォームは2021年5月にサポートが終了する予定となっています。

2021年5月にテクニカルサポートサービスが終了する予定のFileMaker製品は下記の通りです。

・FileMaker Pro 18 Advanced
・FileMaker Server 18
・FileMaker Cloud 1.18
・FileMaker Go 18

FileMaker製品のサポートポリシーが変更されており、2020年よりClarisはこれまでよりも頻繁に新製品をリリースすることを計画しているとのことです。FileMaker製品については今後は最初のリリース日から2年間サポートする予定であり、2年経過するとサポートを終了する予定であることが案内されています。

[関連]Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、FileMaker Server 16とFileMaker Server 17のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)、FileMaker Cloud for AWSのサポート終了予定日(FAMLog)

(2021/05/18追記:関連記事のリンクを更新しました。Claris ナレッジベースの記事において、FileMaker 18 プラットフォームのサポート終了予定日が2021年5月から2021年6月25日に変更されていました。なお、FileMaker Cloud 1.xと呼ばれていたFileMaker Cloud for AWSは2022年1月4日にサポートが終了する予定となっています。)

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 5.11を公開

November 18, 2019

INTER-Mediator 5.11を公開しました。同時に、バージョン5.11をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator 5.11では、FileMaker Server 18およびFileMaker Cloud for AWS 1.18のFileMaker Data APIに対応しました。

旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。なお、INTER-Mediatorは現在バージョン6系統の開発も別途進められている状況です。

[関連]FileMaker Server 18の改善点:FileMaker Data API(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2ではサーバーサイドプラグインは非サポート

November 14, 2019

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloudではサーバーサイドプラグインはサポートされていません。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではプラグインは使用可能ですが、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではサーバーサイドプラグインはサポートされていません。

なお、従来からあるサーバー製品であるFileMaker Serverではプラグインは引き続きサポートされています。共有データベースにおいてFileMaker Serverで有効にされたプラグインが使用される場合、FileMaker スクリプトエンジンおよびWeb公開エンジンがサーバー上でプラグインの関数を実行できます。

[関連]FileMaker Cloud 2.18が登場(FAMLog)、Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2ではカスタムWeb公開機能は非サポート

November 11, 2019

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではカスタムWeb公開機能はサポートされていません。

Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18では、XMLを使用したカスタムWeb公開機能およびPHPを使用したカスタムWeb公開機能はどちらもサポートされていません。現在カスタムWeb公開機能を使用していて将来FileMaker Cloudに移行する場合には、カスタムWeb公開からFileMaker Data APIへの移行を検討する必要が出てきます。

なお、従来からあるサーバー製品であるFileMaker ServerではカスタムWeb公開機能は引き続きサポートされており、現在のところカスタムWeb公開機能は今後廃止される機能の中には含まれていません。

[関連]FileMaker Cloud 2.18が登場(FAMLog)、Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

curl 7.67.0が公開

November 08, 2019

curl 7.67.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。--no-progress-meterを利用できるようになっているバージョン7.67.0では不具合の修正が多数行われており、セキュリティ修正は特に含まれていません。

なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。FileMaker 18の[URL から挿入]スクリプトステップでは、SMB、SMTP、SMTPS、LDAPおよびLDAPSといったプロトコルが新たにサポートされるようになっています。

Tag: Apache

APPLE-SA-2019-10-29-5 Safari 13.0.3

November 06, 2019

Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 13.0.3が2019年10月下旬に配布されています。

複数の脆弱性が修正されたSafari 13.0.3は、macOS High Sierra 10.13.6およびmacOS Mojave 10.14.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Catalina 10.15.1にもSafari 13.0.3が含まれています。

なお、macOS Sierra用のSafari 13は提供されておらず、macOS High Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。

[関連]APPLE-SA-2019-10-29-2 macOS Catalina 10.15.1, Security Update 2019-001 Mojave, Security Update 2019-006 High Sierra(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2019-10-29-2 macOS Catalina 10.15.1, Security Update 2019-001 Mojave, Security Update 2019-006 High Sierra

November 05, 2019

AppleからmacOS Catalina 10.15.1、macOS Mojave 10.14.6用のSecurity Update 2019-001およびmacOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2019-006が公開されています。

上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、macOS Sierra用のアップデートは用意されていません。

なお、FileMaker Serverはバージョン18.0.3でmacOS Catalinaに対応しています。

[関連]FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Security

FileMaker Go 18.0.3が公開

October 31, 2019

FileMaker Go 18.0.3の提供が開始されています。

FileMaker Go 18.0.3では、FileMaker Cloud 2、FileMaker IDと統合されたサインオンシステムおよびiOS 13のダークモードに新たに対応しています。FileMaker Cloud 2.18に接続できるFileMaker Goは現在のところバージョン18.0.3のみとなっているため、FileMaker Cloud 2を使用する場合にはバージョン18.0.3に更新する必要があります。

なお、FileMaker Go 18.0.3でFileMaker Cloudへのサインインを無効にするには、[設定]をタップしてから[FileMaker ID を使用]をタップして当該設定を無効にします。

[関連]FileMaker Cloud 2.18が登場(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2.18が登場

October 30, 2019

Claris International Inc.が刷新されたFileMaker Cloudを発表しています。

Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18は、FileMaker Pro Advanced、FileMaker GoおよびFileMaker WebDirectを使用してクラウド上のカスタム Appにアクセスできます。FileMaker IDでユーザー認証が行われ、オプションで多要素認証がサポートされています。FileMaker Storeで購入できるようになっていますが、FileMaker Cloudの日本国内におけるサービス提供開始は2020年春の予定となっています。

FileMaker Cloud 2.18に接続できるFileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goは現在のところバージョン18.0.3のみとなっています。なお、FileMaker Cloud 2.18では、新たにODataに対応していますが、カスタムWeb公開機能やプラグインはサポートされていません。

[関連]FileMaker Cloudの技術仕様(FileMaker)

Tag: FileMaker

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