FAMLog


Zshのバージョン確認方法

February 09, 2021

Zsh(Z shell)のバージョンを確認するには、zshコマンドで--versionオプションを使用します。

macOS Big Sur 11.2では、Zshのバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
% zsh --version
zsh 5.8 (x86_64-apple-darwin20.0)

macOSではmacOS CatalinaからデフォルトのシェルとしてZshが設定されています。なお、現時点におけるZshの最新版はバージョン5.8です。

Tag: Mac

Macに搭載されているCPUのアーキテクチャを確認する方法

February 08, 2021

Macに搭載されているCPUのアーキテクチャに関する情報をコマンドラインインターフェース(CLI)で確認する方法の1つにunameコマンドを使用する方法があります。

unameコマンドの-mオプションを使用することで、Appleシリコンが搭載されているかどうかを確認できます。例えば、2020年に発売されたApple M1チップ搭載MacBook Airでは、unameコマンドの実行結果は次のように表示されます。

% uname -m
arm64

なお、Appleシリコンを搭載したMacではClaris FileMaker Pro 19.2.1はRosetta 2上で動作し、Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数は「arm64」ではなく「x86_64」を返します。

(2023/08/08追記:「Apple M1チップ」を「Appleシリコン」に変更・更新しました。)

Tag: Mac

PHP 7.3.27、PHP 7.4.15およびPHP 8.0.2が公開

February 04, 2021

PHP 7.3.27PHP 7.4.15およびPHP 8.0.2が公開されています。

PHP 7.3.27、PHP 7.4.15およびPHP 8.0.2ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.2系統の保守は2020年11月に終了しており、今後はバージョン7.3系列以降にアップグレードする必要がある状況です。

なお、PHP 7.3は2021年12月6日まで、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

curl 7.75.0が公開

February 03, 2021

curl 7.75.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。バージョン7.75.0では不具合の修正や機能追加が行われており、セキュリティ修正は含まれていません。

なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker 19の[URL から挿入]スクリプトステップでは、--cert-type、--cert(-E)、--key-type、--key、--passおよび--version(-V)オプションが新たに利用できるようになっています。

Tag: Apache

Claris FileMaker 19とApple M1

February 01, 2021

Claris FileMaker Pro 19.1.3以降はRosetta 2によりApple M1チップとの互換性があるとClaris ナレッジベースで案内されています。

Claris FileMaker Pro 19をApple M1チップ搭載のMac上ではじめて起動する際にはバイナリコードの変換に10秒から20秒要しますが、変換が完了すればその後は起動に時間がかかることはありません。

Claris FileMaker Server 19.2.1についてはRosetta 2によりApple M1チップ上で動作が検証されていて互換性がありますが、PHPが動作しない点やターミナルアプリケーションを使ってFileMaker Serverを停止させることができない問題などが確認されています(2021年1月現在)。

[関連]FileMaker 製品と macOS Big Sur および Apple M1 との互換性(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Cyberduck 7.8.2が公開

January 29, 2021

各種クラウドストレージやファイルサーバーに接続できるクライアントソフトウェアであるCyberduck 7.8.2が公開されています。

CyberduckはSFTPクライアントソフトウェアとしても利用することができますが、Cyberduck 7.8.2ではmacOS Big Surで起動するとmacOS Big Sur向けに最適化されたアプリケーションアイコンが表示されるようになっています。

CyberduckのライセンスはGPLであり、macOS版についてはOS X Mavericks v10.9以降、Windows版についてはWindows 7以降で動作します。

Tag: Mac

APPLE-SA-2021-01-26-1 iOS 14.4 and iPadOS 14.4

January 27, 2021

iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 14.4とiPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 14.4の提供が開始されています。

より小さなQRコードを認識できるようになったiOS 14.4およびiPadOS 14.4では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

iOS 14.4に対応している機種は、第1世代および第2世代のiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOS 14.4に対応している機種は、第5世代以降のiPad、iPad Air 2、第3世代以降のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。

Tag: Security

Claris FileMaker Server 19.2.1のWeb公開エンジンとJava

January 26, 2021

macOS版およびWindows Server版のClaris FileMaker Server 19.2.1では、FileMaker Serverをインストールする前にJavaもしくはOpenJDKをインストールした上でJAVA_HOME環境変数を設定することで追加の操作なしでWeb公開エンジンを有効にできるようになっています。

FileMaker Server 18.0.2以降では、Web公開エンジンを使用する前にFileMaker Server Admin Console経由でJavaもしくはOpenJDKを手動でアップロードおよびインストールする必要がありました。FileMaker Server 19.2では、JAVA_HOME環境変数を読み取ることにより、すでにインストールされているJavaもしくはOpenJDKを自動的に検出できるようになっています。

なお、FileMaker Server for LinuxではOpenJDKがデフォルトでインストールされて使用されるようになっており、追加の設定は特に必要ありません。

[関連]Claris FileMaker Server 19.2.1の提供が開始(FAMLog)、macOS および Windows 上で Web 公開をしようする場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)

Tag: FileMaker

AdoptOpenJDK 8u282およびAdoptOpenJDK 11.0.10が公開

January 25, 2021

AdoptOpenJDK 8u282およびAdoptOpenJDK 11.0.10が公開されています。

AdoptOpenJDK 8u282およびAdoptOpenJDK 11.0.10では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。2019年2月にOracle社によるJava 8のパブリック・アップデートが終了したことに伴い、Javaのセキュリティアップデートを行う際には、Oracle Java SE SubscriptionをOracle社から購入する、もしくはオープンソースの実装であるOpenJDKに移行する必要があります。

Claris ナレッジベースの記事では、Oracle JREをアンインストールしてAdoptOpenJDKに移行する手順が記載されていますが、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによって移行手順が異なります。OpenJDKへの移行方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)

Tag: Java

Get(ウインドウ名)関数

January 21, 2021

Claris FileMaker ProのGet(ウインドウ名)関数は、スクリプトが実行されているウインドウの名前を返します。

ウインドウ名は[ウインドウタイトルの設定]スクリプトステップを使用して設定することができますが、Get(ウインドウ名)関数はウインドウがない場合には空の文字列を返します。

なお、スクリプトが実行されているウインドウは一番手前のウインドウではない場合もあるので、その点には留意する必要があります。

Tag: FileMaker

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