FAMLog
FileMaker Go 15.0.4が公開
March 21, 2017
FileMaker Go 15.0.4の提供が開始されています。
FileMaker Go 15.0.4では、いくつかの問題とiOS 10.3に関連する互換性の問題が修正されています。FileMaker Go 15.0.4が公開された段階ではiOS 10.3の提供はまだ開始されていませんが、iOS 10.3でFileMaker Goがある特定のUnicode文字を含むファイルを開くことができない問題があり、バージョン15.0.4ではその問題が修正されているとのことです。
なお、FileMaker Go 13は2016年9月にApp Storeから削除されましたが、FileMaker Go 14は2017年7月31日にApp Storeから削除される予定となっています。
(2017/07/13追記:FileMaker Go 14がApp Storeから削除される日は2017年7月31日から2017年9月22日に変更されています。)
PHP 7.0.17とPHP 7.1.3が公開
March 17, 2017
PHP 7.0.17とPHP 7.1.3が公開されています。
PHP 7.0.17とPHP 7.1.3では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
FileMaker カンファレンス 2017が2017年10月下旬に開催
March 14, 2017
ファイルメーカー社が、2017年10月23日(月)から10月25日(水)までの3日間、パシフィコ横浜の会議センター(神奈川県横浜市)で「FileMaker カンファレンス 2017」を開催すると発表しています。
入場無料および事前登録制のカンファレンスで、3日間の会期で30以上のセッション/ランチョンセミナー、参加型のワークショップおよび展示エリアでパートナー企業のブース出展が予定されています。また、すでに北米と欧州で提供が開始されているFileMakerのクラウドサービスである「FileMaker Cloud」をテーマとしたトラックが新設され、日本での利用を検討しているユーザーに向けて最新動向の情報が提供されるとのことです。
事前登録の申し込み受付は、ファイルメーカー社公式サイト内のカンファレンス特設ページにて2017年7月上旬より開始される予定です。
Get(タッチキーボード状態)関数
March 10, 2017
FileMaker ProのGet(タッチキーボード状態)関数は、タッチキーボードが必要時に自動的に表示されるように設定されているかどうかを示す数値を返します。
FileMaker GoとWindows 8以降において、この関数が返す値は次の通りです。
・「1」:タッチキーボードが有効にされている場合
・「0」:タッチキーボードが無効にされている場合
Windows 7、macOS、FileMaker WebDirect、サーバーサイドスクリプトおよびカスタムWeb公開ではこの関数はサポートされないため「0」が返されます。また、FileMaker Goでアクティブなフィールドがマスク付き編集ボックスである場合、この関数で返される値はタッチキーボード状態を示しません。これはFileMaker Goではマスク付き編集ボックスの場合、常にタッチキーボードが表示されるためです。
[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker Go 14の新機能:オンスクリーンキーボードの表示制御(FAMLog)
Get(トリガ外部イベント)関数
March 06, 2017
FileMaker ProのGet(トリガ外部イベント)関数は、FileMaker GoでOnExternalCommandReceivedスクリプトトリガをアクティブにしたイベントを示す数値を返します。
FileMaker Goでこの関数が返す値は次の通りです。
・「0」:不明
・「1」:リモートメディア再生
・「2」:リモート一時停止
・「3」:リモート再生一時停止切り替え
・「4」:リモート次を再生
・「5」:リモート前を再生
・「6」:リモート検索(前方への検索または後方への検索の開始または終了)
・「7」:リモート停止
OnExternalCommandReceivedスクリプトトリガは、ロック画面または外部デバイスでボタンを押したときに実行されるスクリプトトリガです。なお、Get(トリガ外部イベント)関数はバージョン14以降で使用できます。
[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトトリガ一覧(FAMLog)
PHP 7.0.16とPHP 7.1.2が公開
February 17, 2017
PHP 7.0.16とPHP 7.1.2が公開されています。
PHP 7.0.16とPHP 7.1.2では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
FileMaker Pro 15の新機能:スクリプトワークスペースのマルチアンドゥ・リドゥ機能
February 08, 2017
FileMaker Pro 15では、スクリプトワークスペースにおいて元に戻す/やり直す機能がサポートされるようになっています。この機能により、スクリプトを保存または実行した後でも変更を元に戻したり、やり直すことができます。
スクリプトワークスペースはFileMaker 14で導入されたものですが、スクリプトワークスペースにおける元に戻す/やり直す機能はスクリプトワークスペースのスクリプト編集エリアとスクリプト編集ダイアログでサポートされています。左側のスクリプト名エリアで行われた操作やタブの順序変更、スクリプトステップパネルで行われた操作については、元に戻す操作はサポートされません。
なお、バージョン15では、スクリプトワークスペースだけでなく[計算式の指定]ダイアログボックスでも操作を元に戻すことができるようになっています。
[関連]スクリプトワークスペースでの元に戻す/やり直すのサポート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 14の新機能:スクリプトワークスペース(FAMLog)
fmsadminコマンドで最長呼び出しの使用状況ログに関する設定を変更する
February 03, 2017
FileMaker Server 15では、最長呼び出しの使用状況を記録できるオプション設定が新たに用意されましたが、その設定はAdmin Consoleだけでなくfmsadminコマンドでも変更できます。
[使用例]
fmsadmin enable topcallstats
fmsadmin disable topcallstats
fmsadminコマンドで最長呼び出しの使用状況ログを有効化する場合は「fmsadmin enable topcallstats」、最長呼び出しの使用状況ログを無効化する場合は「fmsadmin disable topcallstats」です。
最長呼び出しの使用状況ログは、「FileMaker Server/Logs/」フォルダのTopCallStats.logファイルに記録されます。TopCallStats.logファイルのサイズが、[データベースサーバー]>[ログ]タブで指定したログサイズに達すると、このファイルの名前がTopCallStats-old.logに変更され、新しいTopCallStats.logファイルが作成されるようになっています。
[関連]FileMaker Server 15の新機能:最長呼び出しの使用状況ログ(FAMLog)
APPLE-SA-2017-01-23-5 Safari 10.0.3
January 30, 2017
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 10.0.3が配布されています。
多数の脆弱性が修正されたSafari 10.0.3は、OS X Yosemite v10.10.5およびOS X El Capitan v10.11.6で利用できます。また、同時に公開されたmacOS Sierra 10.12.3にもSafari 10.0.3が含まれています。
OS X Mavericks用のSafari 10は提供されておらず、OS X Yosemite以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。
[関連]APPLE-SA-2017-01-23-2 macOS 10.12.3(FAMLog)
Apache Tomcat 8.5.11が公開
January 26, 2017
Apache Tomcat 8.5.11が2017年1月中旬に公開されています。
Apache Tomcat 8.5.11では、多数の不具合が修正され、HTTP/2での動作の修正および改善がされている他、451番のHTTPステータスコードがサポートされるようになっています。現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M17 (alpha)が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。