FAMLog
FileMaker Pro 16.0.4 アップデータが公開
February 08, 2018
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 16.0.4 および FileMaker Pro 16.0.4 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン16.0.4にアップデートするには、FileMaker Pro 16またはFileMaker Pro 16 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
バージョン16.0.4では、プラグインがインストールされている場合に更新の確認をするとFileMaker Proが予期せず終了する不具合や、アカウントのアクセス権セットで利用できるメニューコマンドが最小に設定されている場合に[ファイルを挿入]スクリプトステップが正しく動作しない問題などが修正されています。
[関連]FileMaker Go 16.0.4が公開(FAMLog)
FMDataAPI Ver.5が公開
February 05, 2018
新居雅行氏がFileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン5を公開しています。
FMDataAPI Ver.5では、queryメソッドでソート条件を指定した際の不具合が修正されています。
FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16およびFileMaker Cloud 1.16では試用版として利用できる機能であり、2018年9月27日が試用期限となっています。FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことなので注意が必要です。
[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)、FileMaker Data APIを使えるようにする(Blog by msyk)
ファイルメーカー社が「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2018」を発表
January 31, 2018
ファイルメーカー社が、今年で3年目を迎える年次調査報告書である「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2018」を発表しています。
この調査報告書に示されている結果は、2017年10月に、北米、日本および欧州のFileMaker社の顧客370名から収集した回答に基づいています。今回の調査報告書では、全体的な傾向をまとめるとともに、カスタム Appのさまざまな活用方法について調べ、そうしたツールが企業・組織の成功にどうつながるのかが分析されています。
調査結果によると、企業・組織の73%が6ヶ月未満でカスタム Appを作成して運用を開始し、93%の回答者が非効率的な作業の削減を実感、76%の回答者が投資利益を得られたと実感しているとのことです。
[関連]ファイルメーカー社が「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2017」を発表(FAMLog)
APPLE-SA-2018-1-23-5 Safari 11.0.3
January 25, 2018
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 11.0.3が配布されています。
WebKitにおける複数の脆弱性が修正されたSafari 11.0.3は、OS X El Capitan v10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6で利用できます。同時に公開されたmacOS High Sierra 10.13.3にもSafari 11.0.3が含まれています。
なお、OS X Yosemite用のSafari 11は提供されておらず、OS X El Capitan以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2018-1-23-2 macOS High Sierra 10.13.3, Security Update 2018-001 Sierra, and Security Update 2018-001 El Capitan(FAMLog)
Java 8 Update 161およびJava 8 Update 162が公開
January 18, 2018
Java 8 Update 161が公開されています。
バージョン8 Update 161では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。同時にJava 8 Update 162とJava 9.0.4が公開されていますが、FileMaker ServerとJava 9との互換性に関する情報についてファイルメーカー社からの案内は現時点では特にない状況です。
FileMaker Server 16、FileMaker Server 15、FileMaker Server 14および2017年9月にメーカーサポートが終了したFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、FileMaker Server 12やFileMaker Server 11以前はJava 8には対応していません。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、Windows版FileMaker ServerのFileMaker WebDirectとJava 8 Update 151は非互換(FAMLog)
FileMaker WebDirectとGet(ウインドウスタイル)関数
January 17, 2018
FileMaker ProのGet(ウインドウスタイル)関数は、スクリプトが実行されているウインドウのスタイル情報を示す数値を返します。
Get(ウインドウスタイル)関数が返す値は次の通りです。
・「0」:ウインドウがドキュメントウインドウの場合
・「1」:ウインドウがフローティングドキュメントウインドウの場合
・「2」:ウインドウがダイアログウインドウの場合
・「3」:ウインドウがカードの場合
FileMaker WebDirectでGet(ウインドウスタイル)関数を実行すると、この関数の戻り値は常に「0」となります。
[関連]カードとGet(ウインドウスタイル)関数(FAMLog)
Apache HTTP Server 2.2系列の公式サポートが終了
January 12, 2018
Apache HTTP Serverのバージョン2.2系列は2017年12月に公式サポートが終了しました。
バージョン2.2系統のメンテナンスリリースが提供されるのは2017年6月まで、セキュリティ修正の提供は2017年12月までとなっていました。Apache HTTP Server 2.2系列に対するセキュリティ修正は公式には提供されなくなるため、今後はApache HTTP Server 2.4系統へのアップグレードが推奨されます。
なお、現時点におけるApache HTTP Serverの最新安定版は、2017年10月に公開されたApache HTTP Server 2.4.29です。
[関連]Apache HTTP Server 2.4.27とApache HTTP Server 2.2.34が公開(FAMLog)、Apache HTTP Server 2.4.29が公開(FAMLog)
APPLE-SA-2018-1-8-3 Safari 11.0.2
January 11, 2018
AppleからSpectre脆弱性(CVE-2017-5753およびCVE-2017-5715)の影響緩和策が含まれているmacOS SierraおよびOS X El Capitan用のSafari 11.0.2が配布されています。
Spectre脆弱性の影響緩和策が含まれているSafariに更新すると、macOS Sierra 10.12.6用のSafariはバージョン11.0.2 (12604.4.7.1.6)に、OS X El Capitan 10.11.6用のSafariはバージョン11.0.2 (11604.4.7.1.6)に更新されます。
なお、SpectreだけでなくMeltdownという名称の脆弱性(CVE-2017-5754)も今月上旬に公表されましたが、2018年1月11日現在、macOSではmacOS High Sierra 10.13.2にMeltdownの影響緩和策が含まれていますが、macOS Sierra以前向けのmacOSにはMeltdownの影響緩和策はリリースされていない状況です。
[関連]About speculative execution vulnerabilities in ARM-based and Intel CPUs(Apple)、APPLE-SA-2017-12-13-5 Safari 11.0.2(FAMLog)、APPLE-SA-2018-1-8-2 macOS High Sierra 10.13.2 Supplemental Update(FAMLog)
APPLE-SA-2018-1-8-2 macOS High Sierra 10.13.2 Supplemental Update
January 10, 2018
AppleからmacOS High Sierra 10.13.2 追加アップデートが公開されています。
macOS High Sierra 10.13.2 追加アップデートにはセキュリティアップデートが含まれ、SafariとWebKitにおけるSpectre脆弱性(CVE-2017-5753およびCVE-2017-5715)の影響緩和策が含まれています。
なお、SpectreだけでなくMeltdownという名称の脆弱性(CVE-2017-5754)も最近公表されましたが、AppleはiOS 11.2、macOS 10.13.2およびtvOS 11.2にMeltdownの影響緩和策を含めていたと発表しており、Apple WatchについてはMeltdownとSpectreのどちらの影響も受けないとのことです。
[関連]ARM ベースおよび Intel CPU の投機的実行の脆弱性について(Apple)、APPLE-SA-2017-12-6-1 macOS High Sierra 10.13.2(FAMLog)、APPLE-SA-2018-1-8-1 iOS 11.2.2(FAMLog)
APPLE-SA-2018-1-8-1 iOS 11.2.2
January 09, 2018
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 11.2.2の提供が開始されています。
iOS 11.2.2にはセキュリティアップデートが含まれ、SafariとWebKitにおけるSpectre脆弱性(CVE-2017-5753およびCVE-2017-5715)の影響緩和策が含まれています。
なお、SpectreだけでなくMeltdownという名称の脆弱性(CVE-2017-5754)も最近公表されましたが、AppleはiOS 11.2、macOS 10.13.2およびtvOS 11.2にMeltdownの影響緩和策を含めていたと発表しており、Apple WatchについてはMeltdownとSpectreのどちらの影響も受けないとのことです。
[関連]ARM ベースおよび Intel CPU の投機的実行の脆弱性について(Apple)、APPLE-SA-2017-12-6-1 macOS High Sierra 10.13.2(FAMLog)、APPLE-SA-2017-12-6-2 iOS 11.2(FAMLog)