FAMLog


JRuby 1.7.0が公開

November 02, 2012

Javaで開発されたRuby処理系である「JRuby 1.7.0」が2012年10月下旬に公開されています。

JRuby 1.7.0は、パフォーマンスの改善やRuby 1.9系統との互換性に関する修正が加えられており、Ruby 1.9.3に対応しています。また、Java 5のサポートが終了となり、動作にはJava 6以上が必要になっています。

JRubyはトリプルライセンス(CPLGPLLGPL)のもとで公開されているオープンソースソフトウェアであり、JavaとRubyがお互いのクラスやライブラリ等にアクセスすることを可能にします。

Tag: Java

FileMaker Server Admin ConsoleとJava for OS X 2012-006は非互換

October 18, 2012

FileMaker Server Admin Consoleは、今週公開されたJava for OS X 2012-006と非互換です。

Java for OS X 2012-006ではJava Web Start機能がサポートされなくなりました。そのため、Java for OS X 2012-006を適用したOS X LionもしくはOS X Mountain Lionで、FileMaker Server Admin Consoleを使用できなくなる問題が確認されています。この問題に対応するためには、最新バージョンのJava Web Startが含まれているJava SE 7への更新を行う必要があります。

ただし、FileMaker ServerとJava 7の間にはいくつかの既知の互換性に関する問題があることがすでに判明しているので注意が必要です。

[関連]FileMaker Server Admin Console が、Mac OS X Lion (10.7) および Mac OS X Mountain Lion (10.8) の Java アップデート後に動作しない(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 5.5.36が公開

October 16, 2012

Apache Tomcat 5.5.36」が公開されています。

Tomcat 5.5.36では主に不具合の修正が行われています。Apache Tomcat 5.5系列は2012年9月30日にサポートが終了し、今回公開されたTomcat 5.5.36がApache Tomcat 5.5系列の最終バージョンとなる可能性があります。2013年になるとApache Tomcat 5.5のダウンロードページが削除される予定となっており、今後はApache Tomcat 7.0系列もしくはApache Tomcat 6.0系列へのアップグレードが推奨されます。

なお、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advanced(バージョン9、10、11)のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 5.5系列が使用されています。

[関連]Apache Tomcat 5.5系列のサポート終了予定日(FAMLog)

Tag: Apache

INTER-Mediator 2.10が公開

October 10, 2012

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 2.10」を公開しています。

INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。バージョン2.10では定義ファイルに記述するキーワードの間違いをチェックする仕組みが入り、不具合の修正が数点行われています。

なお、INTER-Mediator関連のイベントとして、INTER-Mediator Code Reading #1が2012年10月27日(土)に東京・田町のCM Databankの会議室で行われる予定となっています。参加費は無料で、参加希望者はFacebookのグループに参加の上、イベント参加を申し込む必要があります。

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2012-09-19-4 OS X Server v2.1.1

October 09, 2012

OS X Server v2.1.1では、3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

OS X Serverは、OS X Mountain Lionにサーバー機能を追加するソフトウェアであり、バージョン2.1.1では複数の問題に対応するためにPostgreSQLがバージョン9.1.5に更新され、メッセージサーバーの情報漏洩につながる恐れのある脆弱性が修正されています。

OS X Serverは、Mac App Storeで購入してOS X Mountain Lionに追加できます。価格は1,700円ですが、OS X Server v2.0もしくはv2.1からのアップデートは無料です。

[関連]OS X Server v2.1.1 Updateの配布を開始(FAMLog)

Tag: Security

Bento 4.1.2 for Macが登場

October 05, 2012

Bento 4.1.2 for Macのインストーラが公開されています。

Bento 4.1.2 for Macでは、いくつかの問題の修正、およびOS X Mountain LionとRetinaディスプレイに関連する互換性のアップデートが提供されます。

このバージョンには重要な変更があり、バージョン4.1.2以降ではiPhotoとのライブリンクがサポートされなくなります。画像をiPhotoからBentoのメディアフィールドに追加することは引き続き可能ですが、BentoのiPhotoライブラリに保存されたデータはBentoの新しい写真ライブラリに移行されます。

[関連]Bento 4 for Mac と連絡先、iCal、iPhoto との連携(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Mac

第33回「Server Night!」のお知らせ

September 27, 2012

2012年10月11日(木)に行われる、Mac OS X Server勉強会が毎月Apple Store, Ginzaで開催しているイベント「Server Night!」で、ゲストの1人としてFileMaker Server 12についての講演をします。

今回は、FileMaker Server 12を利用したデータベース共有の基本やサーバー設定のポイントについて紹介する予定です。参加にあたっては特に申し込みの必要はありませんので、ご興味のある方は以下の場所に直接おいでください。

Server Night! 第33回
開催日時:2012年10月11日(木)19:00〜20:00
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/
参加費:無料(事前登録も不要です)

Tag: FileMaker

PHPUnit 3.7が公開

September 26, 2012

PHPUnit 3.7」が公開されています。

PHPUnitはPHP用のテスティングフレームワークであり、CakePHPでもバージョン2.0以降でPHPUnitが利用されるようになっています。PHPUnit 3.7では、JSONデータを取り扱うアサーションメソッドが追加され、コードカバレッジレポートが再設計し直されています。

PHPUnit 3.7は、PHP 5.3.3以降のバージョンで動作しますが、PHP 5.4.7以降を使用することが推奨されています。また、PHPUnitではPHP_CodeCoverageというライブラリを使ってコードカバレッジ情報を処理しており、このライブラリを使うにはXdebug 2.0.5以降が必要です。

Tag: Apache

APPLE-SA-2012-09-19-1 iOS 6

September 20, 2012

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 6の提供が開始されています。iOS 6では脆弱性の修正も多数行われています。

できることが増えたSiri、Facebookの統合、共有フォトストリーム、携帯電話ネットワークでも利用できるようになったFaceTime、デザインが一新されたマップ、そしてPassbookなど200を超える新機能がiOS 6に追加されています。なお、新機能の中には機種によっては利用できない機能もあります。

アップデートの対象機種は、iPad 2、第3世代のiPad、iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5および第4世代以降のiPod touchです。今回、第1世代のiPadと第3世代のiPod touchがサポート対象外となっています。

Tag: Security

APPLE-SA-2012-09-17-1 Apple Remote Desktop 3.5.3

September 18, 2012

Apple Remote Desktop 3.5.3 Admin」が公開されています。

Apple Remote Desktop 3.5.3 Adminでは、1件の脆弱性が修正されています。バージョン3.5.2で[すべてのネットワークデータを暗号化]を設定している状態でサードパーティ製のVNCサーバーに接続すると、実際には通信の暗号化が行われていない脆弱性が修正され、SSHトンネリングを利用するように改善されています。

上記の脆弱性はOS X Lion以降で利用できるApple Remote Desktop Admin 3.6.1ではすでに修正されていたものであり、約1ヶ月遅れでMac OS X Snow Leopard向けの修正が公開されたことになります。

[関連]APPLE-SA-2012-08-20-1 Apple Remote Desktop 3.6.1(FAMLog)

Tag: Security

このページの上へ