FAMLog
FileMaker Go 14はFileMaker Server 12に接続不可
June 25, 2015
FileMaker Go 14は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン12およびそれ以前のFileMaker Serverには接続できません。
FileMaker Go 14のリリースに伴い、FileMaker Go 13のアップデートは終了します。FileMaker Server 12に接続できるFileMaker Go 13は今年の9月にApp Storeから削除される予定となっているので、FileMaker Server 12を利用している場合などには8月末までにApp Storeからダウンロードする必要があります。
FileMaker Go 14は、バージョン13と同じファイル形式のFileMakerデータベースファイルを扱うことができ、バージョン14および13のFileMaker Serverには接続できますが、利用にはiOS 8.1以降が必要です。
[関連]FileMaker Go 14 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 13.0v10 アップデータが公開
June 24, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v10 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン13.0v3、13.0v4、13.0v5もしくは13.0v9のFileMaker Server 13をバージョン13.0v10に更新するものです。バージョン13.0v10ではJava 8に対応しており、Java 8をインストールした上でJava 7への依存箇所が取り除かれるようになっています。Java 7は公式アップデートがすでに終了しているため、FileMaker Server 13を利用している場合にはバージョン13.0v10に更新することが強く推奨されます。
セキュリティ関連の修正も含まれているとのことですが、修正内容の詳細については現在のところ不明です。アップデータ実行手順の詳細については、アップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。
2015年6月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
June 22, 2015
2015年6月20日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker 12 セキュリティ更新に関する考察(PDF形式/ファイルサイズ:約500KB)
「FileMaker12SecurityUpdate.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
a4005f604f0496273559d073ac9280f438cf51c2
■関連リンク
・ソフトウェア アップデート: FileMaker Pro 13.0v9 および FileMaker Pro 13.0v9 Advanced(FileMaker ナレッジベース)
・セキュリティ更新 - FileMaker 13v9/FileMaker 12(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
・2015年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)
・FileMaker 13.0v9 と FileMaker 12 のセキュリティ更新に関する Q&A(FileMaker ナレッジベース)
(2022年5月10日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
CakePHP 3.0.7が公開
June 18, 2015
CakePHP 3.0.7が公開されています。
CakePHPは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 3.0系統の保守リリースであるCakePHP 3.0.7では、現段階においてすべてのテストでPHP 7への対応が確認されるようになっています。CakePHP 2からCakePHP 3にバージョンアップする際には、移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)は現在のところCakePHP 3に対応していません。
FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトトリガ一覧
June 17, 2015
FileMaker Pro 14ではFileMaker Goで利用できる新しいスクリプトトリガが追加され、メディアファイルの再生状態を変更したときに実行されるスクリプトトリガや、ロック画面または外部デバイスでボタンを押したときに実行されるスクリプトトリガが新設されています。
バージョン14で追加されたスクリプトトリガ一覧は下記の通りです。
・OnObjectAVPlayerChangeスクリプトトリガ
・OnFileAVPlayerChangeスクリプトトリガ
・OnExternalCommandReceivedスクリプトトリガ
なお、バージョン14では、OnGestureTapスクリプトトリガがWindows 8でのFileMaker Proで機能するように改良されています。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトトリガ一覧(FAMLog)
FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトステップ一覧
June 11, 2015
FileMaker Pro 14では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・許可される向きの設定
・ディレクトリの取得
・ポータルの更新
・AVPlayer 再生
・AVPlayer 再生状態設定
・AVPlayer オプション設定
・タッチキーボードの有効化
上記のうち、「許可される向きの設定」、「AVPlayer 再生」、「AVPlayer 再生状態設定」および「AVPlayer オプション設定」スクリプトステップはFileMaker Goでのみ利用できるスクリプトステップとなっています。
なお、「ポータルの更新」スクリプトステップについては、FileMaker WebDirectと互換性があります。
OS X El Capitanが2015年秋に登場予定
June 09, 2015
Appleが、OS Xの次期メジャーバージョンとなるOS X El Capitanを今秋出荷する予定であると発表しています。
OS X El Capitanでは、ウインドウ管理やSpotlight、各種内蔵アプリケーションが改良され、システムのパフォーマンスも向上する予定です。さらに、日本語の平仮名入力を書き言葉に自動的に変換することで、個別に変換候補を選んで確定するといった必要性を減らし、入力を速くしているとのことです。
OS X El Capitanは、今秋Mac App Storeを通じて無料でダウンロードできるようになります。なお、OS X El Capitanと同時にiOS 9も発表されており、iOS 9も今秋正式に提供が開始される予定となっています。
OS X版FileMaker Server 14の動作環境
June 05, 2015
OS X版のFileMaker Server 14はOS X MavericksとOS X Yosemiteをサポートしています。
RAMの最低要件は4GBとなっており、FileMaker Server 13でサポートされていたOS X Mountain LionはFileMaker Server 14ではサポートされなくなっています。
また、FileMaker WebDirectの同時接続ユーザー数が7以上の場合には、サーバーを2台構成にすることが推奨されており、推奨されるWebサーバーの搭載RAMおよびCPUはバージョン14では下記のようになっています。
・同時接続ユーザー数 7-25:RAM 8GB、CPU 4-Core
・同時接続ユーザー数 26-50:RAM 12GB、CPU 8-Core
・同時接続ユーザー数 51-100:RAM 16GB、CPU 12-Core
[関連]OS X版FileMaker Server 13の動作環境(FAMLog)
FileMaker Server 14でサポートされるクライアントアプリケーション
June 02, 2015
FileMaker Server 14でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。
・FileMaker Pro 12、13および14
・FileMaker Go 12、13および14
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアントアプリケーション
・FileMaker Server 14のWeb公開エンジンを経由してデータにアクセスするWebブラウザーや他のアプリケーション
なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 14にアクセスするには、有償の“同時接続”が必要です。
[関連]FileMaker Server 14のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)
INTER-Mediator 5.1を公開
May 27, 2015
「INTER-Mediator 5.1」を2015年5月22日に公開しました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。HTMLへの属性追加と設定ファイルを作成するだけで、データベースと連動するWebアプリケーションを開発できます。
バージョン5.1では、FileMaker Serverでオブジェクトフィールドへのファイルのアップロードをサポートしました。この機能を利用する場合、FileMaker Server 13もしくはFileMaker Server 14が必要です。