FAMLog


Get(ウインドウスタイル)関数

April 26, 2017

FileMaker ProのGet(ウインドウスタイル)関数は、スクリプトが実行されているウインドウのスタイル情報を示す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。例えば、関数が評価される時に現在のウインドウがドキュメントウインドウの場合は「0(ゼロ)」を返します。

・「0」:ウインドウがドキュメントウインドウの場合
・「1」:ウインドウがフローティングドキュメントウインドウの場合
・「2」:ウインドウがダイアログウインドウの場合

スクリプトが実行されているウインドウは、一番手前のウインドウではない場合もあります。なお、常にフルスクリーンでドキュメントウインドウが表示されるFileMaker Goではフローティングドキュメントウインドウとダイアログウインドウはサポートされていません。

[関連]FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

第34回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

April 24, 2017

2017年6月17日(土)午前10時より「第34回カスタムWeb勉強会」を開催します。

カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/34

Tag: FileMaker

Get(ネットワークタイプ)関数

April 20, 2017

FileMaker ProのGet(ネットワークタイプ)関数は、FileMaker Goで現在のファイルへのアクセスに使用されているネットワークの種類を示す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:現在のファイルがiOSデバイス上にあるローカルファイルの場合
・「1」:ネットワークタイプが不明な場合
・「2」:携帯電話ネットワークの場合
・「3」:Wi-Fiネットワークの場合

なお、iOS以外ではこの関数はサポートされておらず、FileMaker ProやFileMaker WebDirect等では空の文字列を返すようになっています。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Java 8 Update 131が公開

April 19, 2017

Java 8 Update 131が公開されています。

バージョン8 Update 131では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されている他、MD5で署名されているJARファイルが未署名のものとして扱われるように制限が加えられています。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。

FileMaker Server 15、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、2016年9月にメーカーサポートが終了したFileMaker Server 12やFileMaker Server 11以前はJava 8には対応していません。

[関連]FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換(FAMLog)、FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Java

cURLのconfigureオプションを確認する

April 18, 2017

cURLがどのようなオプションでコンパイルされているか確認する方法の1つにcurl-configコマンドを使用する方法があります。

macOSにおいて、コマンドラインインターフェースでcURLのconfigureオプションの内容を確認するには、ターミナルで次のように入力します。

[実行例]
$ curl-config --configure
--disable-static --enable-hidden-symbols --enable-threaded-resolver --with-gssapi --with-darwinssl --without-libssh2

macOS Sierra 10.12.4では、cURLのconfigureオプションは上記のように表示されます。

[関連]cURLのバージョン確認方法(FAMLog)

Tag: Apache

LibreSSL 2.5.3が公開

April 13, 2017

LibreSSL 2.5.3が公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.5は、昨年以来開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン2.5.3で安定版として配布されるようになっています。なお、LibreSSL 2.5.3が安定版となったことで、LibreSSL 2.3系統のサポートが終了しています。

LibreSSL 2.5では、iOSの初期サポートが加わり、libtlsにおいてALPN(Application-Layer Protocol Negotiation)とSNI(Server Name Indication)がサポートされるなど、新機能が多数追加されています。

[関連]OS X El CapitanおよびmacOS SierraのApache HTTP ServerではLibreSSLを利用(FAMLog)

Tag: Security

小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド Pro 15/14対応

April 12, 2017

業務の効率化に関心のある中小企業の担当者向けにFileMaker製品を利用したデータベースの作成および運用方法を解説した書籍「小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド Pro 15/14対応」は2016年9月に発売された書籍です。

この書籍は、2014年に発行された「小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド Pro13/12/11/10対応」のバージョン14・15対応版であり、電子書籍版も用意されています。

業務に役立つサンプルアプリケーションの作成手順だけでなく、システムで実現したい業務の問題や課題を洗い出すための情報システム設計の基礎知識についても解説されています。

定価:2,800円(税別)
サイズ:B5変型
ページ数: 304
著者:富田 宏昭
出版社:翔泳社
ISBN:978-4798144535[Amazon.co.jpで購入...

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 6.0.53が公開

April 11, 2017

Apache Tomcat 6.0.53が2017年4月上旬に公開されています。

Apache Tomcat 6.0.53では、パイプライン化したHTTPリクエストにおけるファイル送信処理の挙動が改善されています。Apache Tomcat 6.0系列は2016年12月末にサポートが終了し、2017年3月末にはApache Tomcat 6.0のダウンロードページが削除される予定となっていたことから、今後はApache Tomcat 7.0系列、Apache Tomcat 8.0系列もしくはApache Tomcat 8.5系列へのアップグレードが推奨されることになります。

なお、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedのWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 6.0系列が使用されていました。

[関連]Apache Tomcat 8.5.13、Apache Tomcat 8.0.43およびApache Tomcat 7.0.77が公開(FAMLog)、JVNVU#90211511: Apache Tomcat の複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)

(2017/04/13追記:関連記事へのリンクを追加・更新しました。コミットログからApache Tomcat 6.0.53にはApache Tomcat 8.5.13、8.0.43および7.0.77と同様のセキュリティ修正が含まれているものと判断されます。)

Tag: Apache

APPLE-SA-2017-03-27-7 macOS Server 5.3

April 07, 2017

macOS Server 5.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

macOS Server 5.3では、プロファイルマネージャとキャッシュサーバーの機能が強化されています。macOS Server 5.2を利用するにはOS X El Capitan v10.11.6以降が必要でしたが、macOS Server 5.3を利用するにはmacOS Sierra 10.12.4以降が必要となっていて、OS X El Capitanが動作環境の対象外となっています。

価格は2,400円で、OS X Server v4.0以降からのアップデートは無料です。

[関連]APPLE-SA-2017-03-27-3 macOS Sierra 10.12.4 and Security Update 2017-001(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2017-04-03-1 iOS 10.3.1

April 06, 2017

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 10.3.1の提供が開始されています。

iOS 10.3.1では、Wi-Fi関連のセキュリティ脆弱性が修正されており、通信範囲内にいる攻撃者からWi-Fiチップに対して任意のコードを実行される可能性がある問題が解決されています。

アップデートの対象機種は、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、第6世代のiPod touch、第4世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、第5世代のiPad、iPad Pro(12.9インチ、9.7インチ)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。

[関連]APPLE-SA-2017-03-27-4 iOS 10.3(FAMLog)

Tag: Security

このページの上へ