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Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドの活用 (1)

March 07, 2005

Apple Remote Desktop 2には「networksetup」と「systemsetup」の2つのコマンドラインツールが含まれています。

networksetupはクライアントのネットワーク設定に使用します。ネットワークの場所の作成や変更、IPアドレスの変更、ネットワークサービスのプロキシの設定などの操作ができます。

systemsetupはネットワーク以外のシステム設定に使用します。時間帯、ネットワークタイムサーバー、スリープ設定や省エネルギー設定などに関する設定を確認、変更できます。

Tag: Mac

FX.php 3.1

December 29, 2004

PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのオープンソースのライブラリクラス「FX.php 3.1」がリリースされています。

FX.php 3.1では、FileMaker 7と共にFX.phpを使用した際に、1回のレコード追加操作で2つのレコードが作成されてしまうことがあった不具合が修正されています。

ただし、文字がコード表記される点はそのままなので、日本語での利用には注意が必要です。

Tag: FileMaker

XMLを使用したカスタムWeb公開のURL構文

December 17, 2004

Web公開エンジンを使用してFileMakerデータベースのXMLデータにアクセスするためのURL構文は次のようになります。

<スキーム>://<ホスト>[:<ポート>]/fmi/xml/<XML文法>.xml[?<クエリー文字列>]
(例)http://www.example.com/fmi/xml/fmresultset.xml?-db=dbname&-lay=layoutname&-findall

各要素の意味は、下記の通りです。

・<スキーム>には、HTTPまたはHTTPSプロトコルを指定します。
・<ホスト>には、WebサーバーがインストールされているホストのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名を指定します。
・<ポート>には、Webサーバーが使用するTCPのポート番号を指定します(オプション)。ポートが指定されていない場合は、プロトコルのデフォルトのポート(HTTPではポート80、HTTPSではポート443)が使用されます。
・<XML文法>には、FileMaker XML文法の名前を指定します。指定できる値は、fmresultset、FMPXMLRESULT、FMPXMLLAYOUTまたはFMPDSORESULTです。
・<クエリー文字列>には、XMLを使用したカスタムWeb公開で使用する1つのクエリーコマンドと1つまたは複数のクエリー引数の組み合わせを指定することができます。

Tag: FileMaker

XSLTを使用したカスタムWeb公開のURL構文

December 14, 2004

FileMaker XSLTスタイルシートをWeb公開エンジンで使用するためのURL構文は次のようになります。

<スキーム>://<ホスト>[:<ポート>]/fmi/xsl/[<パス>/]<スタイルシート.xsl>[?<クエリー文字列>]
(例)http://www.example.com/fmi/xsl/foldername/example.xsl?-grammar=fmresultset&-db=dbname&-lay=layoutname&-encoding=UTF-8&-findall

各要素の意味は、下記の通りです。

・<スキーム>には、HTTPまたはHTTPSプロトコルを指定します。
・<ホスト>には、WebサーバーがインストールされているホストのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名を指定します。
・<ポート>には、Webサーバーが使用するTCPのポート番号を指定します(オプション)。ポートが指定されていない場合は、プロトコルのデフォルトのポート(HTTPではポート80、HTTPSではポート443)が使用されます。
・<パス>はオプションで、XSLTスタイルシートが保存されている「xslt-template-files」フォルダ内のフォルダ名を指定します。
・<スタイルシート.xsl>には、XSLTスタイルシートのファイル名を指定します。
・<クエリー文字列>には、XSLTを使用したカスタムWeb公開で使用する1つのクエリーコマンドと1つまたは複数のクエリー引数の組み合わせを指定することができます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7 Advanced カスタムWeb公開の新機能 (4)

November 26, 2004

FileMaker Server 7 AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、新たにセッション管理のための関数群が用意されています。

XSLTスタイルシートでFileMaker XSLT拡張関数のセッション関数を使用することで、Webユーザーを判別し、サーバー側でWebユーザーの情報・状態を保持できる仕組みを組み込むことが可能です。

Server 7 Advancedでは、セッションには次の2つのタイプのセッションがあります。

・Webセッション
・データベースセッション

データベースセッションの利用はオプション設定となっていて、オプションを有効にした場合と無効にした場合では、それぞれ長所と短所があります。

Tag: FileMaker

カスタムWeb公開エンジン

November 05, 2004

FileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開エンジンには、FileMakerデータベースをXMLデータに変換して、HTTPを利用して出力する機能があります。XMLリクエストを受け取った場合はXMLデータを生成しますが、このような機能は主に「Web公開コア」が担当しています。

Web公開エンジンを構成するもう1つのソフトウェア「カスタムWeb公開エンジン」は、WebサーバーおよびWeb公開コアと通信して、主にXSLTプロセッサーとして機能し、サーバーサイドでのXSLTスタイルシートの処理がサポートされています。

カスタムWeb公開エンジンはXSLTリクエストを受け取った場合に、Web公開コアに対してXMLリクエストを送ってFileMakerデータベースのXMLデータを取得し、XSLTスタイルシートを使用してXMLデータからHTMLページ、XMLドキュメントあるいはテキストに変換、生成することができます。

カスタムWeb公開エンジンからの出力は、WebサーバーによってWebユーザーのブラウザーに提供されます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server Admin

August 16, 2004

FileMaker Server 7は、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Adminの2つのソフトウェアで構成されます。

FileMaker Server Adminはバージョン7で新たに追加されたソフトウェアで、Mac OS Xでは個別のアプリケーションとなっています。このソフトウェアを利用すると、FileMaker Server 7の設定・管理、ホストされたデータベースとクライアントの操作・監視、および使用状況情報の確認を行うことができます。

FileMaker Server Adminは、通常はFileMaker Server 7が実行されているコンピュータと同じコンピュータで実行します。ただし、FileMaker Serverがリモート管理を許可するように設定されている場合には、FileMaker Server Adminを利用してFileMaker Server 7をネットワーク経由で管理することも可能です。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 7v2 & FileMaker Developer 7v2

June 03, 2004

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 7v2 アップデータ」と「FileMaker Developer 7v2 アップデータ」を配布しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 7.0v1もしくは7.0v1aのプログラムをFileMaker Pro 7.0v2に、FileMaker Developer 7.0v1もしくは7.0v1aのプログラムをFileMaker Developer 7.0v2にアップデートするものです。

Mac版のアップデータは「FileMaker Pro 7v2およびFileMaker Developer 7v2 Mac版アップデータ」として提供されていて、1つのアップデータでFileMaker Pro 7もしくはFileMaker Developer 7をバージョン7.0v2にアップデートするようになっています。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (6)

May 20, 2004

FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、検索モードにおいてより柔軟で強力な検索ができるようになり、Webユーザーが複数の検索条件の実行、検索条件の除外、既存の検索条件の拡大や絞り込みを行うことができるようになっています。

リスト形式では一度に5つのレコードが表示され、表形式では20のレコードが表示されます。現在のレコードは常に一番上または最初の行になり、ステータスエリアのコントロールを使用して前のレコード範囲を表示することができます。

表形式では、設定により列見出し(フィールド名)をクリックして、昇順または降順でレコードをソートすることも可能です。

(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

Timestampフィールドタイプ

April 30, 2004

FileMaker Pro 7ではTimestampフィールドタイプが新しく追加されています。

これまでは日付(Date)フィールドタイプおよび時刻(Time)フィールドタイプは存在しましたが、日付と時刻を同時に扱うフィールドタイプはありませんでした。

日時情報を保存するために日付フィールドと時刻フィールドの2つのフィールドを設定する必要がありましたが、Timestampフィールドを利用すると1フィールドで日時情報を扱うことができるようになります。

Tag: FileMaker

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