FAMLog
Exact関数
August 07, 2007
FileMaker ProのExact関数は、引数として指定した2つのテキスト、もしくはフィールドの内容が完全に一致する場合に「1」(真)、それ以外の場合に「0」(偽)を返します。
[構文]
Exact(テキスト; 比較テキスト)
[例]
Exact("FileMaker"; "FILEMAKER")
Exact (国; "日本")
FileMakerでは、比較演算子である「=」は大文字と小文字を区別しないため、それらを区別して文字列を比較したい場合にはExact関数を利用するように注意する必要があります。
なお、Exact関数で値を評価する場合、フォント、スタイル、サイズなどのテキスト属性は考慮されません。
グローバルフィールドの定義
February 26, 2007
FileMaker Proでグローバル格納オプションが有効になっているフィールドは、「グローバルフィールド」と呼ばれます。
グローバルフィールドには、ファイル内のすべてのレコードで共通に使用される単一の値が含まれます。フィールドオプションの[データの格納]タブにおいて、[グローバル格納(すべてのレコードに1つの値)を使用する]にチェックをつけると、そのフィールドはグローバルフィールドとして扱われるようになります。
FileMaker Pro 7以降において、グローバルフィールドには、集計以外のすべてのフィールドタイプ(テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト、計算)を使用することができます。
なお、グローバルフィールドに索引を設定することはできません。
完全修飾フィールド名の各要素について (2)
December 29, 2006
FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、完全修飾フィールド名の構文は次のようになっています。
[構文]
テーブル名::フィールド名(繰り返し数).レコードID
「(繰り返し数)」は、繰り返しフィールドを利用する場合のみ必要であり、それ以外の場合では省略可能です。繰り返し数は数字の1から始まり、例えば、フィールド名(2)と指定した場合は、繰り返しフィールドの2番目の値を参照します。
なお、繰り返しフィールドに対して繰り返し数を指定しなかった場合は、繰り返しフィールドの最初の値が使用されます。
完全修飾フィールド名の各要素について (1)
December 28, 2006
FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開では、完全修飾フィールド名を用いると、処理の対象となるフィールドが正確に識別されますが、その構文は次のようになっています。
[構文]
テーブル名::フィールド名(繰り返し数).レコードID
「テーブル名」には、フィールドが含まれるテーブルの名前を指定します。-layクエリー引数で指定されたレイアウトの基本テーブルにフィールドがない場合にのみ必要であり、それ以外の場合ではテーブル名は省略可能です。
テーブル名を指定する場合には、テーブル名とフィールド名の間に「::」を付け加えます。
AirPort Update 2006-001 and Security Update 2006-005
September 26, 2006
AppleからAirPort Update 2006-001(AirMac Update 2006-001)およびSecurity Update 2006-005がリリースされています。
いずれもAirPort(AirMac)に関するセキュリティ上の問題を修正するもので、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.7およびMac OS X Server v10.4.7向けのものです。今回初めてIntelベースMac向けのUniversal版セキュリティアップデータ「Security Update 2006-005 (10.4.7 Universal)」が公開されていて、Mac OS X Server v10.4.7用のアップデータも兼ねています。
なお、AirPort Update 2006-001(AirMac Update 2006-001)には、MacBook Pro向けのセキュリティ以外の修正も含まれているとのことです。
Mac Pro
August 08, 2006
アップルが、最高3.0GHzで動作する2基の新しいデュアルコア インテル Xeon プロセッサーを搭載した「Mac Pro」を発表しています。
Mac Proは、インテル Core マイクロアーキテクチャーをベースとする新しいデュアルコア インテル Xeon 5100シリーズプロセッサーを搭載し、これまでのPower Mac G5 Quadと比べて最大2倍の速度で動作します。
500GBのシリアルATAハードディスクドライブを4基、ケーブルを使わずに直接本体内にはめ込み、合計2TBの内蔵ストレージを実現できます。さらに、2基の光学式ドライブベイを実装し、メモリーは16GBまで拡張可能となっています。
2基の2.66GHz デュアルコア インテル Xeon プロセッサーを搭載した標準構成のMac Proは、税込319,800円で2006年8月8日より順次販売されます。また、標準構成以外にも、Mac Proには490万種類以上のBTOオプションが用意されています。
-layクエリー引数
June 21, 2006
-layクエリー引数は、FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、FileMakerデータベースのレイアウトを指定する際に使用します。
-layクエリー引数の値にはリクエストの処理に使用するレイアウトの名前を指定します。基本的に、FileMaker ServerとWeb公開エンジンは、-layクエリー引数で指定されたレイアウトの情報を基にXMLデータを生成します。
-dbnames、-layoutnames、-scriptnamesおよび-process以外のすべてのクエリーコマンドで必須となるクエリー引数であり、-dbクエリー引数と同様に、FileMakerクエリー文字列に必ず含まれる引数であると言えます。
-dbクエリー引数
June 20, 2006
-dbクエリー引数は、FileMaker Server Advancedにおいて、クエリーコマンドを適用するFileMakerデータベースの名称を指定する際に使用します。
-dbnamesおよび-process以外のすべてのクエリーコマンドで必須となるクエリー引数であり、ほぼすべてのリクエストで必ずFileMakerクエリー文字列に含まれる引数であると言えます。
注意点として、実際のデータベースファイル名にはオプションで拡張子を含めることができますが、-dbクエリー引数の値にはファイル拡張子を含めた形式で指定することはできません。
(使用例)
http://www.example.com/fmi/xml/fmresultset.xml?-db=employees
FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (5)
April 03, 2006
FileMaker 8のインスタントWeb公開機能では認証方式が変更され、Basic認証(基本認証)からフォームベースの認証方式に変更されました。
Web経由でデータベースに接続するために認証が要求される場合には、ログイン情報を入力するためのフォームが用意されたページが表示されるようになり、アカウント名にISO 8859-1(Latin-1)文字セット以外の文字も使用できるようになっています。
従来のバージョン7ではBasic認証を利用していたことで、Webブラウザーがアカウント名とパスワードを記憶していたため、インスタントWeb公開において[ログアウト]スクリプトステップが意図した通りに機能しない場合がありました。フォームベース認証に変更されたことでその点も解消され、より望ましい形で[ログアウト]スクリプトステップが機能するようになったと言えます。