FAMLog
macOS Ventura 13.6.5およびmacOS Monterey 12.7.4の提供が開始
March 12, 2024
macOS Ventura 13.6.5およびmacOS Monterey 12.7.4の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.6.5およびmacOS Monterey 12.7.4ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23225)も修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.6.5に、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.7.4に更新することが推奨されます。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverは、バージョン19.4.1以降でmacOS Montereyに対応するようになっており、バージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールがサポートされるようになっています。
[関連]macOS Sonoma 14.4の提供が開始(FAMLog)、Safari 17.4の提供が開始(FAMLog)
macOS Sonoma 14.4の提供が開始
March 11, 2024
macOS Sonoma 14.4の提供が開始されています。
macOS Sonoma 14.4では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23225およびCVE-2024-23296)も修正されていることから、macOS Sonomaを使用している場合にはmacOS Sonoma 14.4に更新することが推奨されます。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。
[関連]Safari 17.4の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 20.3.2、Claris FileMaker Server 20.3.2およびClaris FileMaker Server 19.6.4の提供が開始(FAMLog)
iOS 16.7.6およびiPadOS 16.7.6の提供が開始
March 07, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.7.6と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.7.6の提供が開始されています。
iOS 16.7.6およびiPadOS 16.7.6ではセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23225)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.7.6に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.7.6にアップデートすることが推奨されます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]iOS 17.4およびiPadOS 17.4の提供が開始(FAMLog)
Claris Road Show 2024 Osakaが7月に大阪で開催
March 05, 2024
Clarisが、2024年7月9日(火)および10日(水)に、グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)でClaris Road Show 2024 Osakaを開催すると発表しています。
Claris Road Show 2024 Osakaは、ローコード開発ツールであるClaris FileMakerを提供するClarisが主催するカンファレンスです。ユーザー企業が導入成功事例を紹介するビジネスセッション、現場の課題を解決するカスタム Appの作成法を解説するテクニカルセッション、医療業界にフォーカスするメディカルセッション、関連会社が出展するショウケースエリアなどが予定されています。
5年ぶりにリアルの会場で開催されることにいなるClaris Road Show 2024 Osakaは、参加費無料および事前登録制のイベントであり、事前登録の申し込み受付は2024年4月上旬より開始される予定です。
[関連]FileMaker Road Show 2019が6月に大阪、福岡、東京で開催(FAMLog)
FAMLog News Archive:第103回 2024年春号
February 29, 2024
■Claris FileMaker 2023(バージョン20.3.2)の提供が開始(2024年2月)
Claris FileMaker Pro 20.3.2とClaris FileMaker Server 20.3.2の提供が2024年2月に開始されました。FileMaker Pro 20.3.2およびFileMaker Server 20.3.2には重要なセキュリティ修正が含まれています。なお、同時に提供が開始されたFileMaker Server 19.6.4にも重要なセキュリティ修正が含まれています。
[関連]Claris FileMaker Pro 20.3.2、Claris FileMaker Server 20.3.2およびClaris FileMaker Server 19.6.4の提供が開始(FAMLog)
■FMPress ProおよびFMPress Officeの販売を開始(2024年1月)
Claris FileMaker Serverと連動したWebアプリケーションを構築できるWordPressプラグインであるFMPress ProおよびFMPress Officeの販売を2024年1月に開始しました。現在のところ、FMPress ProおよびFMPress Officeは定額開発サービスであるFMP開発パック48にて提供しています。
[関連]FMPress ProおよびFMPress Officeの販売を開始(FAMLog)
WordPress 6.5で要求されるMySQLのバージョン
February 28, 2024
WordPress 6.5ではMySQLを使用する場合にはMySQL 5.5.5以降の環境が必要になる予定です。
WordPressはバージョン6.5系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.5は2024年3月下旬に公開される予定となっています。MySQL 8.0以降もしくはMariaDB 10.4以降の使用が推奨されているWordPress 6.5では、MySQL 5.0およびMySQL 5.1のサポートが終了し、MySQLを使用する場合にはMySQL 5.5.5以降の環境が必要になる予定です。そのため、旧バージョンのMySQLを使用している場合には使用するMySQLのバージョンを見直す必要が出てきています。
なお、現時点でのMySQL 8.0系統の最新バージョンはバージョン8.0.36です。MySQL 8.4が次期長期サポート版(LTS)として位置付けられる可能性がありますが、2024年2月時点ではMySQL 8.4は公開されておらず決定事項ではないのでその点はご注意ください。
[関連]WordPress 6.4で推奨されるPHPのバージョン(FAMLog)、Requirements(WordPress.org)
(2024-04-08追記:関連記事にWordPress.orgの記事を追加し、「MySQL 5.7以降もしくはMariaDB 10.4以降の使用が推奨されているWordPress 6.5」を「MySQL 8.0以降もしくはMariaDB 10.4以降の使用が推奨されているWordPress 6.5」に変更・更新しました。)
macOS版Claris FileMaker Server 2023に含まれるnpmのバージョンを確認する
February 22, 2024
npmコマンドを使用することで、macOS版のClaris FileMaker Server 2023に同梱されているnpmのバージョンを確認できます。
npmはNode.js用の標準パッケージ管理ツールです。macOS Sonoma 14.3.1にFileMaker Server 2023(バージョン20.3.1)をインストールした際に一緒にインストールされるnpmのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
% "/Library/FileMaker Server/node/bin/npm" -v
[実行結果]
8.19.3
現時点におけるnpmの最新バージョンはバージョン10.4.0です。FileMaker Server 2023(バージョン20.3.1)にはnpm 8.19.3が同梱されています。
[関連]macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する(FAMLog)
Claris FileMaker Server 2023のサポート終了予定月
February 19, 2024
Claris FileMaker Server 2023は2025年12月にサポートが終了する予定となっています。
2024年2月現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれClaris FileMaker 2023(バージョン20.3)です。FileMaker 19.4は2023年12月にサポートが終了したため、2024年2月時点においてサポートされるFileMaker製品はFileMaker 19.5、FileMaker 19.6もしくはFileMaker 2023となっています。FileMaker 19.5は2024年6月に、FileMaker 19.6は2024年12月にサポートが終了する予定となっています。
なお、FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。
[関連]Claris のサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.6のサポート終了予定月(FAMLog)
(2025-07-20追記:ナレッジベースの記事においてサポート終了時期が更新されていたため、「Claris FileMaker Server 2023は2025年5月にサポートが終了する予定」を「Claris FileMaker Server 2023は2025年12月にサポートが終了する予定」に変更しました。)
Ruby 3.2.3が公開
February 14, 2024
Ruby 3.2.3が2024年1月中旬に公開されています。
多くの不具合が修正されているRuby 3.2.3ではuri gemがバージョン0.12.2に更新されています。uri gem 0.12.2および0.10.3ではReDoS脆弱性(CVE-2023-36617)が修正されていますが、当該バージョンのgemは2023年6月下旬に公開されていたものであり、当該gemの更新を推奨する案内も公開時に行われていました。
2024年2月14日現在、Rubyの最新安定バージョンはRuby 3.3.0です。Ruby 3.3.0にはバージョン0.13.0のuri gemが同梱されています。
[関連]Rubyのuri gem 0.12.2および0.10.3ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)、Ruby 3.3.0が公開(FAMLog)
INTER-Mediator Ver.12に対応したチュートリアルが公開
February 09, 2024
INTER-Mediator Ver.12に対応したチュートリアルが公開されています。本チュートリアルは、INTER-Mediatorの基礎から応用までをチュートリアル形式で学習できるコンテンツです。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。アーキテクチャ変更前のINTER-Mediator Ver.5に対応したチュートリアルは以前から公開されていましたが、このたびVer.12で利用できるほぼすべての機能を網羅した内容のチュートリアルとして2024年1月下旬に改めて公開された次第です。
改訂途中の内容は以前から更新および公開されていましたが、古いチュートリアルを参照されている場合には最新版をご利用ください。マニュアルトップページの左上にチュートリアルへのリンクがあります。
[関連]INTER-Mediator Ver.12が公開(FAMLog)、INTER-Mediator Ver.12でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)