FAMLog


RubyにバンドルされているJSON gem 2.3.0ではセキュリティ脆弱性が修正済み

March 23, 2020

RubyにバンドルされているJSON gem 2.3.0ではセキュリティ脆弱性(CVE-2020-10663)が修正されています。

JSON gem 2.3.0が公開されたのは昨年12月ですが、上述の修正に関する情報は今月中旬に公開されました。

JSON gemを更新することが強く推奨されており、更新するにはgem update jsonを実行します。なお、Bundlerを使用している場合はGemfileにgem "json", ">= 2.3.0"を追加します。

Tag: Ruby

Get(ユーザによる強制終了許可状態)関数

March 19, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(ユーザによる強制終了許可状態)関数」は、[ユーザによる強制終了を許可]スクリプトステップのスクリプトステップオプションが[オン]の場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。

[ユーザによる強制終了を許可]スクリプトステップは、実行中のスクリプトをユーザーが停止することを許可または禁止するスクリプトステップです。デフォルトでは、Escキー(Windows)またはコマンドキーとピリオドキー(macOS)を押すことにより、ユーザーがスクリプトを停止することができます。ユーザーがスクリプトを終了できないようにするには、スクリプトステップオプションを[オフ]にして[ユーザによる強制終了を許可]スクリプトステップを使用します。

なお、Get(ユーザによる強制終了許可状態)関数はバージョン7で追加された関数です。

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.1.1eが公開

March 18, 2020

OpenSSL 1.1.1eが公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1eでは影響度低と位置付けられているセキュリティ脆弱性(CVE-2019-1551)が修正されています。

OpenSSLは現在バージョン3.0系統の開発も進められており、バージョン1.1.1系統の次のバージョンはバージョン3.0になる予定となっています。なお、バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了したので、今後はバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要がある状況です。

[関連]OpenSSL 1.0.2uが公開(FAMLog)

Tag: Security

Claris Connectでサポートされているコネクタの一覧

March 13, 2020

Claris Connectでサポートされているコネクタの一覧は下記の通りです。

・Active Campaign
・Asana
・Autopilot
・AWS Lambda
・AWS S3
・AWS SES
・AWS SNS
・AWS SQS
・Box
・Calendly
・Chatwork(2020年5月追加)
・Clearbit
・Docparser
・Docusign
・Dropbox
・Eventbrite
・FileMaker Cloud 2.18
・FileMaker Server 18v3
・Formstack
・Freshdesk
・Google Maps
・Google Translate
・Mailchimp
・Mailgun
・Mailparser
・MS SQL Server
・MySQL Server
・Office 365
・FileMaker Server On-Premise
・MySQL Server On-Premise
・Particle
・Pipedrive
・PubNub
・QuickBooks
・Sendgrid
・Slack
・Stripe
・Trello
・Twilio
・Twitter
・Typeform
・Wufoo
・Zendesk
・クラウドサイン(2020年5月追加)

Claris Connectではコネクタは「Appやデータソース間でワークフローと共有データを統合するソフトウェア」として定義されています。

なお、現在サポートされていないコネクタがある場合は、FileMaker コミュニティの製品アイデアエリアにリクエストを投稿できるとのことです。

[関連]Claris Connect Connectors(Claris Knowledge Base)

(最終更新日:2020/05/26)

Tag: Claris

Get(テキスト定規表示)関数

March 12, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(テキスト定規表示)関数」は、テキスト定規が表示されている場合は「1」(真)を、それ以外の場合は「0」(偽)を返します。

定規を表示または非表示にするには、[表示]メニューの[定規]を選択するか、[テキスト定規の表示切り替え]スクリプトステップを使用します。定規が使用する単位を変更するには、定規を右クリックして表示されるメニューから単位を選択するか、レイアウトモードで水平定規と垂直定規が交わる左上の角をクリックします。

なお、Get(テキスト定規表示)関数はバージョン8で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため「0」を返します。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

curl 7.69.1が公開

March 11, 2020

curl 7.69.1が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.69.1では不具合の修正が行われており、セキュリティ修正は含まれていません。

なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。FileMaker 18の[URL から挿入]スクリプトステップでは、SMB、SMTP、SMTPS、LDAPおよびLDAPSといったプロトコルが新たにサポートされるようになっています。

Tag: Apache

Get(カスタムメニューセット名)関数

March 09, 2020

FileMaker Pro Advancedの「Get(カスタムメニューセット名)関数」は、現在有効になっているカスタムメニューセットの名称を返します。

現在有効になっているメニューセットがカスタムメニューセットでない場合、すなわち[FileMaker の標準メニュー]が有効になっている場合、Get(カスタムメニューセット名)関数は空の文字列を返します。

なお、Get(カスタムメニューセット名)関数はバージョン8で追加された関数です。FileMaker WebDirectではこの関数はサポートされないため空の文字列を返します。

[関連]FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧(FAMLog)、FileMaker WebDirectでサポートされていない取得関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

curl 7.69.0が公開

March 06, 2020

curl 7.69.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。SFTPでwolfSSHをサポートしたバージョン7.69.0では不具合の修正が多数行われており、セキュリティ修正は特に含まれていません。

なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。FileMaker 18の[URL から挿入]スクリプトステップでは、SMB、SMTP、SMTPS、LDAPおよびLDAPSといったプロトコルが新たにサポートされるようになっています。

Tag: Apache

Apache Tomcat 7.0系列のサポート終了予定日

March 03, 2020

Apache Tomcat 7.0系列は2021年3月31日にサポートが終了する予定となっています。

Apache Tomcat 7.0系列のサポート終了に関する案内は今月に入ってから発表されました。2021年7月になるとApache Tomcat 7.0のダウンロードページが削除される予定となっており、現在Apache Tomcat 7.0系列を利用している場合にはApache Tomcat 8.5系列以降へのアップグレードが推奨されることになります。

なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16およびFileMaker Server 17ではApache Tomcat 7.0系列が使用されています。

Tag: Apache

FileMaker Cloud 2では年単位の支払いのみ

March 02, 2020

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloudでは、サブスクリプションは年単位の支払いのみとなっています。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSでは、BYOLでは年単位でソフトウェアのライセンスが付与され、AWSでライセンスを購入する場合には時間単位または年単位でソフトウェアのライセンスが付与されていました。時間単位のライセンスでFileMaker Cloud for AWSを利用する場合には、月単位でAWSにソフトウェアの使用料を支払うようになっています。

FileMaker Cloud for AWSとは異なり、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18では年単位の支払いのみとなっているのでその点には留意する必要があります。

[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud - よくあるご質問(クラリス・ジャパン)

Tag: FileMaker

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