FAMLog
FileMaker Pro 16の新機能:FileMaker プラグイン SDKで外部スクリプトステップをサポート
May 02, 2018
FileMaker Pro 16では、FileMaker プラグイン SDKで外部スクリプトステップがサポートされ、プラグインによって提供される外部スクリプトステップを新たに使用できるようになっています。
プラグインによって提供されるスクリプトステップを使用するには、スクリプトワークスペースでスクリプトステップの一覧をカテゴリ順にソートし、プラグイン名の下にあるスクリプトステップを選択します。
なお、プラグインを使用するには、プラグインがインストールされていて有効になっている必要があります。
[関連]FileMaker Pro の外部スクリプトステップの概要(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 16の新機能:[領域監視スクリプトを構成]スクリプトステップ
May 01, 2018
FileMaker Pro 16では、[領域監視スクリプトを構成]スクリプトステップが追加され、監視する領域にiOSデバイスが出入りするときに任意のスクリプトを実行できるようになっています。
具体的には、iOSデバイスが事前に設定したiBeaconに近づいたとき、もしくは事前に設定したジオフェンスに入ったときに自動的に任意の処理を実行できるようになっています。
定義されている領域にiOSデバイスが出入りするたびに、iOSからFileMaker Goに通知され、任意のスクリプトが実行されます。なお、通知されたときにFileMaker Goがバックグラウンドで実行されていた場合、FileMaker Goがフォアグラウンドに戻った後で通知を受け取るようになっています。
[関連]FileMaker 16の新機能 ジオフェンス機能:「領域監視」スクリプトと関数(イエスウィキャンのファイルメーカー情報)
APPLE-SA-2018-04-24-3 Safari 11.1 (v. 11605.1.33.1.4, 12605.1.33.1.4, and 13605.1.33.1.4)
April 27, 2018
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 11.1 (v. 11605.1.33.1.4, 12605.1.33.1.4,
and 13605.1.33.1.4)が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 11.1の修正版は、OS X El Capitan v10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6で利用できます。同時に公開されたmacOS High Sierra 10.13.4用のSecurity Update 2018-001にもSafari 11.1 (13605.1.33.1.4)が含まれています。
なお、OS X Yosemite用のSafari 11は提供されておらず、OS X El Capitan以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2018-04-24-2 Security Update 2018-001(FAMLog)
APPLE-SA-2018-04-24-2 Security Update 2018-001
April 26, 2018
AppleからmacOS High Sierra 10.13.4用のSecurity Update 2018-001が公開されています。
上記のアップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれており、権限の昇格が可能となるCrash Reporterのセキュリティ脆弱性と、UIの偽装が可能となるLinkPresentationのセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、FileMaker Serverはバージョン16とバージョン15がmacOS High Sierraと互換性があり既知の問題はないと案内されていますが、FileMaker Server 14はmacOS High Sierraには対応していません。
FileMaker Pro 16の新機能:複数の挿入スクリプトステップでターゲットとして変数を指定可能に
April 17, 2018
FileMaker Pro 16では、複数の挿入スクリプトステップにおいて変数をターゲットとして指定できるようになっています。
変数をターゲットとして指定できるようになったスクリプトステップは次の通りです。
・URL から挿入
・計算結果を挿入
・現在の日付を挿入
・現在の時刻を挿入
・現在のユーザ名を挿入
・ファイルを挿入
・テキストを挿入
なお、FileMaker Pro 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURL オプションを指定できるようになりましたが、当該スクリプトステップでファイルにアクセスする場合は、ファイルを含むオブジェクトフィールドに変数を設定してcURL オプションの引数としてこの変数を使用するようにします。
[関連]FileMaker Pro 16の新機能:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)
Apache Tomcat 7.0.86、8.0.51、8.5.30および9.0.7が公開
April 16, 2018
Apache Tomcat 7.0.86、Apache Tomcat 8.0.51、Apache Tomcat 8.5.30およびApache Tomcat 9.0.7が公開されています。
Apache Tomcat 7.0.86、8.0.51、8.5.30および9.0.7では、PersistentManagerを用いてセッションを検証しようとする際に再帰処理で無限ループが発生することがある問題が修正されているとのことです。
なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン9.0.7ですが、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15、FileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
OpenSSH 7.7が公開
April 12, 2018
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.7」が2018年4月上旬に公開されています。
OpenSSH 7.7では、PQC XMSS 鍵(拡張ハッシュベース署名)の実験的サポートが追加され、authorized_keysファイルのオプションにexpiry-timeが追加されて鍵の期限切れを設定できるようになる等の機能が追加された他、不具合が多数修正されています。
なお、バージョン7.7では、バージョン3以前のOpenSSHなど、いくつかの非常に古いSSH実装に対する互換性サポートがなくなっています。
[参考]OpenSSH 7.7 がリリースされました(春山征吾のBlog)
PHP 5.6.35、PHP 7.0.29、PHP 7.1.16およびPHP 7.2.4が公開
April 10, 2018
PHP 5.6.35、PHP 7.0.29、PHP 7.1.16およびPHP 7.2.4が2018年3月下旬に公開されています。
PHP 5.6.35、PHP 7.0.29、PHP 7.1.16およびPHP 7.2.4ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.2に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
APPLE-SA-2018-3-29-6 Safari 11.1
April 09, 2018
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 11.1が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 11.1は、OS X El Capitan v10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6で利用できます。同時に公開されたmacOS High Sierra 10.13.4にもSafari 11.1が含まれています。
なお、OS X Yosemite用のSafari 11は提供されておらず、OS X El Capitan以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan(FAMLog)
APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan
April 06, 2018
AppleからmacOS High Sierra 10.13.4と、macOS Sierra 10.12.6およびOS X El Capitan v10.11.6用のSecurity Update 2018-002が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、OS X Yosemite用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン16とバージョン15がmacOS High Sierraと互換性があり既知の問題はないと案内されていますが、FileMaker Server 14はmacOS High Sierraには対応していません。
[関連]FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)