FAMLog


macOSでPower Napを無効にする

February 24, 2017

macOSにおいてCLI(コマンドラインインターフェース)でPower Napの機能を無効にするには、ターミナルで次のように入力します。

[使用例]
sudo pmset -a powernap 0

Macがスリープ状態のときでもさまざまな操作を実行可能にするPower Napの設定は、システム環境設定の[省エネルギー]パネルで確認および変更することができます。[省エネルギー]パネルにある[Power Nap を有効にする]チェックボックスを使ってPower Napの有効/無効を切り替えることができます。

Power Napに対応しているMacは、MacBook(Early 2015 以降)、MacBook Air(Late 2010 以降)、MacBook Pro(Retina ディスプレイ搭載の全モデル)、Mac mini(Late 2012 以降)、iMac(Late 2012 以降)およびMac Pro(Late 2013)です。

[関連]Mac の Power Nap の機能について(Apple サポート)、Mac OS Xで省エネルギーの設定を確認する(FAMLog)

Tag: Mac

Get(デバイス)関数

February 23, 2017

FileMaker ProのGet(デバイス)関数は、FileMaker ProまたはFileMaker WebDirectを実行しているコンピューターもしくはモバイルデバイスの種類、または現在FileMaker Goを実行しているiOSデバイスの種類を示す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合

なお、Get(デバイス)関数はバージョン13以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数

February 21, 2017

FileMaker ProのGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「i386」:32ビットバージョンのFileMaker Proの場合
・「x86_64」:64ビットバージョンのFileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker WebDirectおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm7」:ARMv7ベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm7s」:ARMv7sベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合

なお、Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数はバージョン14以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(暗号化状態)関数

February 20, 2017

FileMaker ProのGet(暗号化状態)関数は、ファイルの暗号化状態を表す値を返します。

この関数を使用した場合、戻り値の1行目は下記のようになります。

・「0」:データベースが暗号化されていない場合
・「1」:データベースが暗号化されている場合

データベースが暗号化されている場合、戻り値の1行目は「1」を、2行目はFileMaker Pro Advancedでデータベース暗号化を有効にする際に設定した「共有 ID」を返します。なお、Get(暗号化状態)関数はバージョン13以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15の新機能:起動センターにおけるホストの検索

February 15, 2017

FileMaker Pro 15では、起動センターの[ホスト]タブ内でホストの一覧の上にある検索ボックスを使用してホストを検索できるようになっています。

起動センターは、FileMakerソリューションを操作するための統合されたクロスプラットフォームのインターフェースで、FileMaker Pro 14でクイックスタート画面の代わりに導入されたものです。

なお、バージョン15では、お気に入りファイルのみを表示する、起動センター上部にあった☆マークのボタンは取り除かれています。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:起動センター(FAMLog)

Tag: FileMaker

Security Update 2016-003 Supplemental (10.11.6)が公開

February 10, 2017

OS X El Capitan用のSecurity Update 2016-003 Supplemental (10.11.6)が2017年1月中旬に公開されています。

Security Update 2016-003 Supplemental (10.11.6)は、OS X El Capitan v10.11.6向けに用意されているもので、Macがときどき応答しなくなるカーネルの問題が修正されています。

上記のアップデートは2016年12月にリリースされたOS X El Capitan v10.11.6用のSecurity Update 2016-003の追加アップデートとして新たに別途公開されたものとなっています。

[関連]APPLE-SA-2016-12-13-1 macOS 10.12.2(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker Pro 15の新機能:スクリプトワークスペースのマルチアンドゥ・リドゥ機能

February 08, 2017

FileMaker Pro 15では、スクリプトワークスペースにおいて元に戻す/やり直す機能がサポートされるようになっています。この機能により、スクリプトを保存または実行した後でも変更を元に戻したり、やり直すことができます。

スクリプトワークスペースはFileMaker 14で導入されたものですが、スクリプトワークスペースにおける元に戻す/やり直す機能はスクリプトワークスペースのスクリプト編集エリアとスクリプト編集ダイアログでサポートされています。左側のスクリプト名エリアで行われた操作やタブの順序変更、スクリプトステップパネルで行われた操作については、元に戻す操作はサポートされません。

なお、バージョン15では、スクリプトワークスペースだけでなく[計算式の指定]ダイアログボックスでも操作を元に戻すことができるようになっています。

[関連]スクリプトワークスペースでの元に戻す/やり直すのサポート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 14の新機能:スクリプトワークスペース(FAMLog)

Tag: FileMaker

ファイルメーカー社が「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2017」を発表

February 06, 2017

ファイルメーカー社が、FileMakerプラットフォームを導入しているユーザー企業に対して行った実態調査の報告書「FileMaker カスタム App 利用状況調査 2017」を2017年1月下旬に発表しています。

この報告書は、カスタム Appを作成することで直面しているビジネス課題を解決し、仕事に対する満足感を高めているシチズンデベロッパー(一般人開発者)の実態を調査した結果をまとめたものです。北米、日本、および欧州において、FileMakerユーザーのシチズンデベロッパー数百名を対象とした調査に基づいています。

調査結果によると、82%のユーザーがカスタム Appの活用で非効率的なタスクの軽減を実感しているとのことです。

[関連]ファイルメーカー社が「カスタム App 利用状況調査 2016」を発表(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmsadminコマンドで最長呼び出しの使用状況ログに関する設定を変更する

February 03, 2017

FileMaker Server 15では、最長呼び出しの使用状況を記録できるオプション設定が新たに用意されましたが、その設定はAdmin Consoleだけでなくfmsadminコマンドでも変更できます。

[使用例]
fmsadmin enable topcallstats
fmsadmin disable topcallstats

fmsadminコマンドで最長呼び出しの使用状況ログを有効化する場合は「fmsadmin enable topcallstats」、最長呼び出しの使用状況ログを無効化する場合は「fmsadmin disable topcallstats」です。

最長呼び出しの使用状況ログは、「FileMaker Server/Logs/」フォルダのTopCallStats.logファイルに記録されます。TopCallStats.logファイルのサイズが、[データベースサーバー]>[ログ]タブで指定したログサイズに達すると、このファイルの名前がTopCallStats-old.logに変更され、新しいTopCallStats.logファイルが作成されるようになっています。

[関連]FileMaker Server 15の新機能:最長呼び出しの使用状況ログ(FAMLog)

Tag: FileMaker

LibreSSL 2.4.5とLibreSSL 2.3.10が公開

February 02, 2017

LibreSSL 2.4.5とLibreSSL 2.3.10が公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.4.5およびLibreSSL 2.3.10にはセキュリティ脆弱性の修正が含まれています。

現時点でのLibreSSLの最新安定バージョンはバージョン2.4.5です。LibreSSLはバージョン2.5系統の開発も進められており、今回同時に開発版のバージョン2.5.1が公開された次第です。

[関連]OS X El CapitanおよびmacOS SierraのApache HTTP ServerではLibreSSLを利用(FAMLog)

Tag: Security

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