FAMLog


FileMaker Cloud 2ではサーバーサイドプラグインは非サポート

November 14, 2019

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloudではサーバーサイドプラグインはサポートされていません。

AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではプラグインは使用可能ですが、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではサーバーサイドプラグインはサポートされていません。

なお、従来からあるサーバー製品であるFileMaker Serverではプラグインは引き続きサポートされています。共有データベースにおいてFileMaker Serverで有効にされたプラグインが使用される場合、FileMaker スクリプトエンジンおよびWeb公開エンジンがサーバー上でプラグインの関数を実行できます。

[関連]FileMaker Cloud 2.18が登場(FAMLog)、Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro Advancedのランタイムソリューション作成機能は削除予定の機能に

November 13, 2019

Claris International Inc.が、FileMaker Pro Advancedのランタイムソリューション作成機能が削除予定であるとFileMaker ナレッジベースで案内しています。

FileMaker Pro Advancedのランタイムソリューション作成機能はFileMaker 14 プラットフォームにおいて非推奨になり、将来廃止される機能に指定されていました。そのため、バージョン14以降では当該機能の更新や改善は行われていませんでした。

ランタイムソリューション作成機能は、FileMaker Pro 18 Advancedでは利用可能ですが、次回リリースされるClaris FileMaker プラットフォームの製品から取り除かれる予定となっています。

[関連]FileMaker ランタイムのサポート終了(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker 14で非推奨になった機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16とFileMaker Server 17のテクニカルサポート終了予定日

November 12, 2019

FileMaker 16 プラットフォームとFileMaker 17 プラットフォームは2020年9月18日にサポートが終了する予定となっています。

2020年9月にテクニカルサポートサービスが終了する予定のFileMaker製品は下記の通りです。

・FileMaker Pro 16
・FileMaker Pro 16 Advanced
・FileMaker Server 16
・FileMaker Cloud 1.16
・FileMaker Go 16
・FileMaker Pro 17 Advanced
・FileMaker Server 17
・FileMaker Cloud 1.17
・FileMaker Go 17

FileMaker製品のサポートポリシーが変更されており、2020年よりClarisはこれまでよりも頻繁に新製品をリリースすることを計画しているとのことです。FileMaker製品については今後は最初のリリース日から2年間サポートする予定であり、2年経過するとサポートを終了する予定であることが案内されています。

[関連]提供中の製品と互換性  — FileMaker(クラリス・ジャパン株式会社)、クラリスの新しいサポートポリシー(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2ではカスタムWeb公開機能は非サポート

November 11, 2019

2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではカスタムWeb公開機能はサポートされていません。

Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18では、XMLを使用したカスタムWeb公開機能およびPHPを使用したカスタムWeb公開機能はどちらもサポートされていません。現在カスタムWeb公開機能を使用していて将来FileMaker Cloudに移行する場合には、カスタムWeb公開からFileMaker Data APIへの移行を検討する必要が出てきます。

なお、従来からあるサーバー製品であるFileMaker ServerではカスタムWeb公開機能は引き続きサポートされており、現在のところカスタムWeb公開機能は今後廃止される機能の中には含まれていません。

[関連]FileMaker Cloud 2.18が登場(FAMLog)、Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

curl 7.67.0が公開

November 08, 2019

curl 7.67.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。--no-progress-meterを利用できるようになっているバージョン7.67.0では不具合の修正が多数行われており、セキュリティ修正は特に含まれていません。

なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。FileMaker 18の[URL から挿入]スクリプトステップでは、SMB、SMTP、SMTPS、LDAPおよびLDAPSといったプロトコルが新たにサポートされるようになっています。

Tag: Apache

APPLE-SA-2019-10-29-1 iOS 13.2 and iPadOS 13.2

November 01, 2019

iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 13.2とiPad向けのiPadOS 13.2の提供が2019年10月下旬に開始されています。

iOS 13.2およびiPadOS 13.2では、絵文字のアップデートと追加、AirPodsでの着信メッセージ読み上げ機能の導入に加え、AirPods Proに対応しています。また、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

iOS 13に対応している機種は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOSに対応している機種は、
第5世代、第6世代および第7世代のiPad、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。

Tag: Security

FileMaker Go 18.0.3が公開

October 31, 2019

FileMaker Go 18.0.3の提供が開始されています。

FileMaker Go 18.0.3では、FileMaker Cloud 2、FileMaker IDと統合されたサインオンシステムおよびiOS 13のダークモードに新たに対応しています。FileMaker Cloud 2.18に接続できるFileMaker Goは現在のところバージョン18.0.3のみとなっているため、FileMaker Cloud 2を使用する場合にはバージョン18.0.3に更新する必要があります。

なお、FileMaker Go 18.0.3でFileMaker Cloudへのサインインを無効にするには、[設定]をタップしてから[FileMaker ID を使用]をタップして当該設定を無効にします。

[関連]FileMaker Cloud 2.18が登場(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 2.18が登場

October 30, 2019

Claris International Inc.が刷新されたFileMaker Cloudを発表しています。

Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18は、FileMaker Pro Advanced、FileMaker GoおよびFileMaker WebDirectを使用してクラウド上のカスタム Appにアクセスできます。FileMaker IDでユーザー認証が行われ、オプションで多要素認証がサポートされています。FileMaker Storeで購入できるようになっていますが、FileMaker Cloudの日本国内におけるサービス提供開始は2020年春の予定となっています。

FileMaker Cloud 2.18に接続できるFileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goは現在のところバージョン18.0.3のみとなっています。なお、FileMaker Cloud 2.18では、新たにODataに対応していますが、カスタムWeb公開機能やプラグインはサポートされていません。

[関連]FileMaker Cloudの技術仕様(FileMaker)

Tag: FileMaker

macOS Catalinaでは32ビットアプリケーションは動作不可

October 29, 2019

macOS Catalinaでは、32ビット版のアプリケーションはmacOSとの互換性がなくなっています。

macOS Catalina 10.15では32ビット版のアプリケーションは動作せず、macOS Mojave 10.14が32ビット版のアプリケーションに対応する最後のバージョンのmacOSとなります。FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedはバージョン14で64ビットに対応し、バージョン13以前のFileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedは32ビットアプリケーションとなっています。

なお、FileMaker 17以前のバージョンはmacOS Catalina 10.15との互換性はありません。macOS CatalinaでFileMaker製品を利用する際には、FileMaker 18 プラットフォームに移行する必要が出てきます。

[関連]32 ビット App と macOS High Sierra 10.13.4 以降の互換性(Apple)、FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro / FileMaker Pro Advanced と 64 ビットオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Mac

fmcsadminの動作環境

October 28, 2019

FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現する、FileMaker Admin APIを用いて実装したコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

fmcsadminの動作環境は、CentOS Linux 7、macOS High Sierra 10.13.6以降(macOS Mojave 10.14.6で動作確認済み)もしくはWindows 7以降(Windows 10で動作確認済み)です。なお、個別にfmcsadminに実行許可を与えれば、macOS Catalina 10.15でも動作可能です。

macOS Catalina 10.15では、ターミナルアプリケーション上でfmcsadminを実行しようとした後、「“fmcsadmin”は、開発元を検証できないため開けません」と表示されます。[キャンセル]を押した後にシステム環境設定の[セキュリティとプライバシー]で[このまま許可]を押して、再度fmcsadminを実行しようとすると、「“fmcsadmin”の開発元を検証できません。開いてもよろしいですか?」と表示されますが、ここで[開く]ボタンを押すことで個別にfmcsadminに実行許可を与えることが可能です。

[関連]fmcsadmin 1.0.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

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