FAMLog
Ruby on Rails 3.0.6が公開
April 07, 2011
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 3.0.6」が公開されています。
Rails 3.0.6では、Rails 3.0系統のみに影響するセキュリティ上の問題点が修正されており、auto_linkヘルパーメソッドのXSS脆弱性が修正されています。
なお、現在Rails 2.3系統とRails 3.0系統が保守されている状況であり、Rails 3.0はRuby 1.8.7およびRuby 1.9.2に対応しています。
Mac OS Xで省エネルギーの設定を確認する
April 04, 2011
Mac OS XおよびMac OS X Serverにおいて、省エネルギーの設定を確認する方法の1つにpmsetコマンドを使用する方法があります。
コマンドラインインターフェースで現在利用している電源に関する設定を確認するには、ターミナルで次のように入力します。
[使用例]
$ pmset -g
なお、UPSがUSB経由で接続されている場合には、pmsetコマンドを使用してupsshutdownスクリプトが実行される条件の設定を確認することも可能です。
[関連]Mac OS XでUPSの自動シャットダウン機能を利用する(FAMLog)
CakePHP 1.3.8とCakePHP 1.2.10が公開
March 28, 2011
CakePHP 1.3.8とCakePHP 1.2.10が公開されています。
CakePHPは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 1.3.8はCakePHP 1.3系統の保守リリース、CakePHP 1.2.10はCakePHP 1.2系統の保守リリースであり、不具合の修正が多数行われています。
CakePHPはバージョン2.0系統の開発も進められており、現在開発版が公開されている状況です。
プログラミング言語Rubyの技術規格書がJIS規格に
March 25, 2011
日本発のプログラミング言語Rubyの技術規格書が日本工業規格(JIS)のJIS X 3017として制定されたと、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2011年3月22日に発表しています。
日本で発案されたプログラミング言語がJIS規格となるのは初のことであり、さらに、JIS規格から国際標準化の提案をするプログラミング言語についてもRubyが初になる見込みであるとのことです。
Rubyは、オープンソースの動的なプログラミング言語で、 シンプルさと高い生産性を備えています。JIS規格化されたことにより、Rubyの相互運用性が向上して、より一層の利用促進が期待されます。
APPLE-SA-2011-03-09-2 Safari 5.0.4
March 22, 2011
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 5.0.4」が2011年3月上旬に配布されています。
Safari 5.0.4では、多数の脆弱性が修正されており、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性などが修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8、Mac OS X v10.6.5以降、Mac OS X Server v10.6.5以降、Windows XP SP2以降、Windows VistaおよびWindows 7です。なお、Mac OS X v10.4.11で利用できるSafari 4.1の更新は今回ありませんでした。
JRuby 1.6.0が公開
March 18, 2011
Javaで開発されたRuby処理系である「JRuby 1.6.0」が公開されています。
JRuby 1.6.0は、Ruby 1.9.2との互換性が向上し、Windowsへの対応が強化されています。1.9の標準ライブラリがjruby-complete.jarに追加され、試験的にRubyのC APIをベースとしたC拡張への対応が行われるなど、数多くの新機能が追加されています。
JRubyはトリプルライセンス(CPL/GPL/LGPL)のもとで公開されているオープンソースソフトウェアであり、JavaとRubyがお互いのクラスやライブラリ等にアクセスすることを可能にします。
FileMaker Server 11.0v2 Java 6 Update 24 Updateが公開
March 15, 2011
FileMaker, Inc.が「FileMaker Server 11.0v2 and FileMaker Server 11.0v2 Advanced Java 6 Update 24 Update」を公開しています。
Java SE 6 Update 24がインストールされている環境や、Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9を適用した環境において、FileMaker Server Admin Consoleが起動しなくなる問題が解決されています。
なお、このアップデートはFileMaker Server 11.0v2とFileMaker Server 11.0v2 Advancedのみを対象としたものであり、バージョン9およびバージョン10には適用できません。
[関連]FileMaker Server 11v2 & FileMaker Server 11v2 Advanced Java 6 Update 24 アップデータ(ファイルメーカー株式会社)
(2011/03/18追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Mac OS XでUPSの自動シャットダウン機能を利用する
March 14, 2011
Mac OS XおよびMac OS X Serverでは、UPSがUSB経由で接続されている場合には、指定した条件に基づいてOSをシャットダウンするスクリプトを利用できます。
このシェルスクリプトは下記の場所にあり、スクリプトの内容を適宜変更して、シャットダウン前に実行したい処理を記述します。
/usr/libexec/upsshutdown
実行条件については、pmsetコマンドや[システム環境設定]の[省エネルギー]パネルで指定できます。
FileMaker Serverを利用している場合には、データベースファイルの破損を防ぐために、OSがシャットダウンする前に必ずデータベースファイルを閉じるように工夫する必要があります。
APPLE-SA-2011-03-09-1 iOS 4.3
March 11, 2011
iOS 4.3 ソフトウェア・アップデートの提供が開始されています。iOS 4.3では多数の脆弱性が修正されています。
iOS 4.3は新機能として、SafariのJavaScript高速化、iTunesホームシェアリング、AirPlayの機能強化、およびiPadにおける本体横にあるスイッチの機能選択などが含まれています。
iOS 4.3 ソフトウェア・アップデートの対象機種は、iPad、iPad 2、iPhone 3GS、iPhone 4、および第3世代以降のiPod touchです。今回iPhone 3Gと第2世代のiPod touchがサポート対象外となっています。
(2011/03/23追記:タイトルを修正しました。)
FileMaker Server Admin ConsoleとJava for Mac OS X 10.6 アップデート 4は非互換
March 09, 2011
バージョン9、10および11のFileMaker Server Admin Consoleは、Windows版のJava SE 6 Update 24と同様、本日公開されたJava for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9と非互換です。
2011年3月現在、FileMaker Server Admin ConsoleがJava SE 6 Update 24上で起動しなくなる問題が確認されており、ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーションでは、Admin Consoleを使用する場合にはJavaを更新しないことや代替としてコマンドラインインターフェースを使用するよう案内がされています。
しかしながら、Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9にはセキュリティ脆弱性に対する修正が含まれている点に留意する必要があります。Javaを更新しない場合には、Admin Consoleを利用しないときにJavaを無効化するなどの対策が必要になります。
[関連]FileMaker Server Admin ConsoleとJava SE 6 Update 24は非互換(FAMLog)
(2011/03/16追記:バージョン11についてはFileMaker Server 11.0v2 and FileMaker Server 11.0v2 Advanced Java 6 Update 24 Updateでこの問題が修正されています。)