FAMLog


INTER-Mediator 5.3はPHP 7に非対応

April 15, 2016

INTER-Mediatorは、2016年4月現在PHP 7をサポートしていません。

現時点でのPHPの最新バージョンは、2016年3月に公開されたバージョン7.0.5です。INTER-Mediatorは将来のバージョンでPHP 7への対応を検討していて対応準備をすでに進めていますが、実際の対応予定時期は現時点では未定です。

PHP 7への対応にあたっては同梱しているphpseclibをバージョンアップする必要があるため、PHP 7に対応する際には名前空間をサポートしていないPHP 5.2系列のサポートを廃止する予定でいます。

[関連]INTER-Mediator 5.2はPHP 7に非対応(FAMLog)

Tag: FileMaker

CERTIFICATE IMPORTコマンドで読み込み可能なファイル形式

April 14, 2016

fmsadminコマンドを利用するとCLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理できますが、fmsadminコマンドのCERTIFICATE IMPORTコマンドはPEM形式のファイルを読み込むことができます。

すでにあるプライベートキーファイルの拡張子が.pfxまたは.pf12ファイル(PKCS#7や#12形式のいずれかのファイル)である場合は、fmsadmin CERTIFICATE IMPORTコマンドを使用する前に、プライベートキーファイルをPEM形式のファイルに変換する必要があります。

OpenSSLを使用して、PKCS#12ファイルをPEM形式に変換する方法の例は次の通りです。

$ openssl pkcs12 -in keyStore.pfx -out keyStore.pem –nodes

[関連]FileMaker Server への既存の SSL 証明書のインポート(FileMaker ナレッジベース)、CERTIFICATE IMPORTコマンドの--keyfileおよび--keyfilepassオプション(FAMLog)

Tag: FileMaker

CERTIFICATE IMPORTコマンドの--keyfileおよび--keyfilepassオプション

April 13, 2016

fmsadminコマンドを利用するとCLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを管理できますが、fmsadminコマンドのCERTIFICATE IMPORTコマンドには--keyfileオプションと--keyfilepassオプションが用意されています。

これらのオプションはFileMaker Server 13.0v2で既存のSSLサーバー証明書をインポートするために導入されたものです。--keyfileオプションを使用してプライベートキーファイルのパスを、--keyfilepassオプションを使用してプライベートキーのパスフレーズを指定します。

FileMaker Server 14では、Admin Console上でSSLサーバー証明書およびプライベートキーファイルをインポートできるようになりましたが、2台構成時のワーカーマシンで証明書とプライベートキーを読み込む際には通常fmsadminコマンドのCERTIFICATE IMPORTコマンドを利用することになります。

[関連]ソフトウェア アップデート: FileMaker Server 13.0v2(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server への既存の SSL 証明書のインポート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14の新機能:Admin Console上でのSSLサーバー証明書のインポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14の新機能:サーバーへの再接続

April 11, 2016

FileMaker Pro 14では、よりシームレスにホストされているファイルに接続できるように、ネットワークの復元性が強化されています。

バージョン14では、ホストとの通信が途絶えると、即座に切断するのではなく定期的にホストへの再接続を試行できるようにクライアント上でセッションが保持されます。ネットワーク接続が切れた場合やサーバーが停止した後、再び利用できるようになると自動的にFileMaker Serverに再接続します。

FileMaker Proで接続していたソリューションは、接続が切れた時の状態に復帰するようになるので、中断したその時点から作業を再開できます。

[関連]ホストとの通信が途絶した後の再接続(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14の新機能:スタンバイサーバー(FAMLog)

(2019/02/22追記:「ホストとの通信が途絶した後の再接続」に関するページのリンク先URLを変更・修正しました。)

Tag: FileMaker

Java 8 Update 77が公開

April 08, 2016

Java 8 Update 77が2016年3月下旬に公開されています。

バージョン8 Update 77ではデスクトップのWebブラウザーでJava SEを利用かつ細工されたWebサイトを訪問した場合に影響するセキュリティ脆弱性(CVE-2016-0636)が修正されています。

なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要がある状況です。

[関連]FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換(FAMLog)

Tag: Java

OS X El Capitan v10.11.4にFileMaker Server 14を新規インストールする場合の注意点

March 31, 2016

OS X El Capitan v10.11.4にFileMaker Server 14を新規インストールする際には注意すべき点があります。

FileMaker Serverはバージョン14.0.4以降でOS X El Capitanに対応していますが、OS X El Capitanではフルインストーラを使用してFileMaker Server 14.0.4をインストールする必要があります。さらに、OS X El Capitan v10.11.4では、インストール直後にサーバーの展開を行わずに、インストーラーを終了し、ターミナルを起動して次のコマンドを実行します。

sudo launchctl stop com.filemaker.fms

その後、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチをインストールし、デスクトップにある「FMS 14 Admin Console」アイコンをダブルクリックして、サーバーの設定を行う手順をとる必要があるので要注意です。

[関連]OS X El Capitan バージョン 10.11.4 に必要な FileMaker Server 14.0v4b ソフトウェアパッチ(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2016-03-21-6 Safari 9.1

March 28, 2016

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 9.1が配布されています。

多数の脆弱性が修正されたSafari 9.1は、OS X Mavericks v10.9.5およびOS X Yosemite v10.10.5で利用できます。また、同時に公開されたOS X El Capitan v10.11.4にもSafari 9.1が含まれています。

OS X Mountain Lion用のSafari 9は提供されておらず、OS X Mavericks以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。

[関連]APPLE-SA-2016-03-21-5 OS X El Capitan 10.11.4 and Security Update 2016-002(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2016-03-21-5 OS X El Capitan 10.11.4 and Security Update 2016-002

March 25, 2016

AppleからOS X El Capitan v10.11.4、OS X Yosemite v10.10.5用およびOS X Mavericks v10.9.5用のSecurity Update 2016-002が公開されています。

上記の各アップデートには多数のセキュリティに関わる修正が含まれており、PHPに組み込まれているlibpngがバージョン1.6.20に、OS X El CapitanのOpenSSLがバージョン0.9.8zhに更新されます。

FileMaker Serverはバージョン14.0.4以降でOS X El Capitanに対応していますが、OS X El Capitan v10.11.4で利用するためにはFileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが必要である旨が案内されています。

[関連]OS X El Capitan バージョン 10.11.4 に必要な FileMaker Server 14.0v4b ソフトウェアパッチ(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4b ソフトウェアパッチが公開(FAMLog)

Tag: Security

2016年3月「INTER-Mediator勉強会2016-#2」発表資料

March 18, 2016

2016年3月16日に行われた「INTER-Mediator勉強会2016-#2」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:FMPress Publisher 3(PDF形式/ファイルサイズ:約4.2MB)

「FMPressPublisher3.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
558af1c03f71e5169b8bdcb03cc6024c98fd952e81ed8b59fd7148179dcd5389

■関連リンク

・INTER-Mediator事例集
https://inter-mediator.com/ja/cases.html

・FMPress Publisher(株式会社エミック)
https://www.emic.co.jp/fmpress/publisher/

・FileMaker Serverで画像ファイルを登録するWebアプリをつくれるFMPress Publisher 3を発表(株式会社エミック)
https://www.emic.co.jp/press/20160308_fm/



(2016/05/22追記:SlideShare上にあるスライドを表示するように内容を一部変更・更新しました。)

(2022年5月8日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14の新機能:ソリューションアイコン

March 17, 2016

FileMaker Pro 14では、[起動センター]ウインドウでソリューションを表現するためにあらかじめ定義されたアイコンを選択したり、独自のアイコンを設定できるようになっています。

ソリューションアイコンを変更したい場合には、[ファイル]メニューの[ファイルオプション...]を選び、[アイコン]タブでアイコンを選択および設定します。

なお、FileMaker Pro 14で新しく導入された起動センターでは、従来よりすべてのFileMakerソリューションが見やすく整理され、必要なソリューションを見つけやすくなっています。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:起動センター(FAMLog)

Tag: FileMaker

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