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iOS 17.2およびiPadOS 17.2の提供が開始

December 13, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 17.2と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 17.2の提供が開始されています。

日々の記録をつけられるジャーナルアプリが追加されたiOS 17.2とPDFで連絡先や名前などの自動入力をサポートしたiPadOS 17.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。

Tag: Security

Claris FileMaker Server 2023の新機能:[エラーログ設定]スクリプトステップのサポート

August 25, 2023

Claris FileMaker Server 2023では、FileMaker Serverで実行されるスクリプトで[エラーログ設定]スクリプトステップがサポートされるようになっています。

Claris FileMaker Server Admin Consoleの[ログ]>[ログ設定]で[スクリプトエラーログを許可]を有効にしている場合、FileMaker Serverで実行されるスクリプトでエラーが発生すると、FileMaker Server/Logs/フォルダにFMSEScriptErrors.logファイルが作成されてスクリプトエラーに関する情報が記録されるようになっています。

なお、FileMaker Server 2023ではスクリプトイベントに関するログは、主にEvent.logファイルではなくscriptEvent.logファイルに保存されるようになっています。scriptEvent.logファイルはFMSEScriptErrors.logファイルと同じフォルダに自動的に作成されます。

[関連]FileMaker Server リリースノート(Claris)、スクリプトイベントログ(Claris Server および FileMaker Server ヘルプ)

Tag: FileMaker

WordPress 6.3が公開

August 16, 2023

WordPress 6.3が2023年8月上旬に公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。PHP 5のサポートが終了したWordPress 6.3では、手動アップデートに失敗して何か問題が発生した場合に、以前にインストールしたプラグインやテーマのバージョンを自動復元するようになっています。

なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをサーバー上で共有されているFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードできます。

Tag: WordPress

INTER-Mediator Ver.10が公開

October 14, 2022

INTER-Mediator Ver.10が公開されています。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator Ver.10では、テキストフィールドやテキストエリアの自動保存、ユーザーエクスペリエンスの改良など、機能追加および改善点は多岐に渡っています。

INTER-Mediator Ver.5系統とINTER-Mediator Ver.6以降は内部的な構造が大幅に異なります。旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.5.1の改善点:タブ順設定

September 28, 2022

Claris FileMaker Pro 19.5.1では、タブ順設定のないオブジェクトをコピーした場合、貼り付けもしくはペーストを実行したオブジェクトにはタブ順が設定されないように改善されています。

バージョン19.4までは、レイアウトモードでタブ順設定のないオブジェクトを貼り付けもしくはペーストを実行した場合に自動的にタブ順に追加され、意図しないタブ順の変更を招いていました。バージョン19.5ではこの点が改善され、意図しないタブ順になってしまう可能性がより低減されるようになったと言えます。

なお、レイアウトオブジェクトに設定されているタブ順を確認および設定するには、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[タブ順設定...]を選択します。オブジェクトの横にある矢印に番号がない場合、そのオブジェクトにはタブ順が設定されていないことを示します。

Tag: FileMaker

WordPress 3.7から4.0までのセキュリティアップデート提供終了予定日

September 08, 2022

2022年12月1日をもってWordPressのバージョン3.7から4.0までに対するセキュリティアップデートの提供を終了することが発表されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。2022年9月8日現在、WordPressの最新バージョンはWordPress 6.0.2ですが、これまで自動更新機能が搭載されたWordPress 3.7以降の各バージョンに対して随時セキュリティアップデートが提供されている状態でした。

WordPress 3.7は2013年10月に、WordPress 4.0は2014年9月に公開されていましたが、今回セキュリティアップデートの提供を終了することが発表されたバージョンのWordPressはいずれも8年以上前に公開されたものです。

Tag: WordPress

Contact Form 7 5.6.1が公開

July 21, 2022

Contact Form 7 5.6.1が公開されています。

Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。バージョン5.6.1では、#[ReturnTypeWillChange]を使用してPHP 8.1での廃止予定通知が抑制されるようになっています。また、フォームタグ名でのコロンの使用に関する検証ルールが追加され、フォームタグ作成ツールでID属性およびクラス属性の値に含まれるコロン(:)が自動的に削除されるようになっています。

なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。

Tag: WordPress

FileMaker Serverでクライアントの使用状況ログを有効にする

June 14, 2022

FileMaker Serverにおいて、クライアントの使用状況ログを有効にするにはfmsadminコマンドを使用します。

[使用例]
fmsadmin enable clientstats
fmsadmin set serverprefs UseClientStatsLog=true

fmsadminコマンドでクライアントの使用状況ログを有効化する場合は「fmsadmin enable clientstats」、クライアントの使用状況ログを無効化する場合は「fmsadmin disable clientstats」です。FileMaker Server 17以降では、fmsadminコマンドのSETコマンドを使用して設定を変更することも可能です。

クライアントの使用状況ログを有効にすると、「FileMaker Server/Logs/」フォルダに「ClientStats.log」ファイルが作成されます。バージョン17以降ではAdmin Consoleではなくデータベースサーバーを停止するとクライアントの使用状況設定は自動的に無効になりますが、バージョン19では当該設定は自動的に無効にならないようになっています。

[関連]FileMaker Server 11の新機能:強化された使用状況表示(FAMLog)、クライアントの使用状況のログ(Claris FileMaker Server 19 ヘルプ)

Tag: FileMaker

OpenSSH 8.8が公開

September 30, 2021

SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 8.8」が公開されています。

OpenSSH 8.8では、OpenSSH 6.2からOpenSSH 8.7までに存在していたsshdにおけるセキュリティ脆弱性が修正されています。

同時に、SHA-1ハッシュアルゴリズムを用いるRSA署名をデフォルトで無効とする変更が行われています。OpenSSHはRFC 8332のrsa-sha2-256/512をバージョン7.2からサポートしていて、既存のssh-rsa鍵は利用可能であればSHA-2ハッシュアルゴリズムを用いるRSA署名を自動的に用いるようになっています。

[参考]OpenSSH 8.8 がリリースされました(春山征吾のBlog)

Tag: Security

Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Web公開エンジン用Javaの自動検出

June 17, 2021

2020年12月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.2.1では、JAVA_HOME環境変数を読み取ることですでにインストールされているJavaを自動的に検出するようになっています。

バージョン18.0.2以降かつバージョン19.1.2以前のmacOS版およびWindows版FileMaker Serverでは、Web公開エンジンを使用する前に、FileMaker Server Admin Console経由でJavaを手動でアップロードおよびインストールする必要がありました。

バージョン19.2.1では、FileMaker Serverをインストールする前にJavaのインストールとJAVA_HOME環境変数の設定を行うと、追加の操作なしでAdmin ConsoleにおいてWeb公開エンジンを有効にすることができるようになっています。

[関連]macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.2.1の新機能:Java 11のサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

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