FAMLog


fmcsadmin 2.3.0を公開

March 09, 2025

Claris FileMaker Server 2024 (21.1.1)およびmacOS Sequoia 15に対応したfmcsadmin 2.3.0を2025年3月上旬に公開しました。

fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたFileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはない公開鍵認証やリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.3.0では、[最後に開いたデータベースのみを開く]設定および[HTTPS トンネリング]設定の表示と変更に対応しました。

fmcsadminはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しています。fmcsadmin 2.0系統のライセンスはApache License, Version 2.0であり、無料でご利用いただくことが可能です。

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.2.0を公開

September 08, 2024

Claris FileMaker Server 2024やUbuntu 22.04 LTS for ARM等に対応したfmcsadmin 2.2.0を2024年8月下旬に公開しました。

fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたFileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはない公開鍵認証やリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.2.0では、新規ユーザーのブロックならびに持続的なキャッシュ設定の表示および変更に対応しました。

fmcsadminはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しています。fmcsadmin 2.0系統のライセンスはApache License, Version 2.0であり、無料でご利用いただくことが可能です。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 2023の変更点:スクリプトイベントログの保存先

August 29, 2023

Claris FileMaker Server 2023では、FileMaker Serverで実行されるスクリプトのスクリプトイベントに関するログはEvent.logファイルではなくscriptEvent.logファイルに主に保存されるようになっています。

データベースサーバーの再起動が必要となりますが、以前の挙動に戻してEvent.logファイルに保存するように変更するにはfmsadminコマンドを使用します。

[実行例]
% fmsadmin set serverprefs ScriptLogToEventLog=true

なお、scriptEvent.logファイルについては、Claris FileMaker Server Admin Consoleのログビューア上において表示やダウンロードも可能です。

[関連]Claris FileMaker Server 2023の新機能:[エラーログ設定]スクリプトステップのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 2023の改善点:共有データベースファイルの最大数

August 24, 2023

Claris FileMaker Server 2023では、1つのサーバーで同時にホストできるデータベースファイルの最大数が125から256に増加しています。

fmsadminコマンドやClaris FIleMaker Admin APIを使用して当該最大数を調整することも可能であり、1から256までの範囲で値を調整することができます。

fmsadminコマンドを使う場合には、GETコマンドを使うことで同時にホストできるデータベースファイルの最大数に関する設定情報を取得することができ、SETコマンドを使うことで当該最大数の設定を変更することが可能です。

[使用例]
% fmsadmin get serverconfig HostedFiles
% fmsadmin set serverconfig HostedFiles=256

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.1.0を公開

May 17, 2023

Claris FileMaker Server 19.6およびmacOS Ventura 13に対応したfmcsadmin 2.1.0を公開しました。

fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたサーバー管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはないリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.1.0では、PKI(パブリックキーインフラストラクチャ)での認証をサポートするための-iオプションを新たに追加しました。

fmcsadminはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しています。fmcsadmin 2.1.0のライセンスはApache License, Version 2.0であり、無料でご利用いただくことが可能です。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:LinuxでもカスタムWeb公開 with XMLの利用が可能に

January 20, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1では、FileMaker Server for LinuxでカスタムWeb公開 with XMLがサポートされるようになっています。

バージョン17以降ではFileMaker Server Admin ConsoleにおけるカスタムWeb公開に関する設定項目がなくなっており、バージョン19.6.1でもその点については特に変わりないため、カスタムWeb公開 with XMLを使用するにはfmsadminコマンドを使用して設定を変更する必要があります。

なお、FileMaker Server 19.5.2の提供が開始された際にカスタムWeb公開 with PHPが今後廃止予定であることがClaris ナレッジベースで案内されていましたが、カスタムWeb公開 with XMLについては特に言及されていませんでした。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:[クローンのみ]バックアップオプション

January 05, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1では、新しいバックアップオプションとして[クローンのみ]オプションが追加されています。

[クローンのみ]バックアップオプションを使用すると、完全バックアップを作成することなく、データベースのクローンを作成できます。[クローンのみ]オプションは、FileMaker Server Admin Console、fmsadminコマンドおよびFileMaker Admin APIで使用することが可能で、fmsadminコマンドのbackupコマンドには新たに--cloneonlyオプションが追加されています。

[クローンのみ]オプションを使用すると、FileMaker Serverフォルダの直下にあるDataフォルダ内にClonesOnlyフォルダが通常作成され、該当フォルダ内にクローンが作成されるようになっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、FileMaker Server 11の新機能:バックアップファイルのクローン(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.5でODataを停止する方法

November 18, 2022

Claris FileMaker Server 19.5ではmacOSおよびWindows ServerにおいてもODataを利用できるようになりましたが、Admin Consoleを用いる方法以外に、fmsadminコマンドを使用してODataのプロセスを停止できます。

fmsadminコマンドを用いてODataのプロセスを停止するには、ターミナルで次のように入力します。

[実行例]
$ fmsadmin stop odata -y

なお、ODataのプロセスを起動するにはfmsadminコマンドのstartコマンドを使用します。

[実行例]
$ fmsadmin start odata

[関連]FileMaker Server 16でFileMaker Data API エンジンを停止する方法(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.1の新機能:WindowsおよびmacOSにおけるODataのサポート(FAMLog)、

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の改善点:Admin Console ログビューア

October 13, 2022

Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleのログビューア機能が更新されています。

バージョン2.19.5.1では、FileMaker Cloud Admin Consoleの[ログ]タブにおいて次のログを表示およびダウンロードできるようになっています。

・Access.log
・ClientStats.log
・TopCallStats.log
・fmsDebug.log
・fmsadminDebug.log
・fmsaseDebug.log
・fmsgetpasskeyDebug.log
・fmshDebug.log
・fmslogDebug.log

なお、各ログの詳細については、Claris FileMaker Cloud ヘルプの「ログファイルの表示およびダウンロード」に記載されています。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19.3.1の新機能:Admin Console ログビューア(FAMLog)、Claris FileMaker Cloud 2.19.5.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.0.0を公開

June 27, 2022

Claris FileMaker Server 19.5およびUbuntu 20.04 LTSに対応したfmcsadmin 2.0.0を公開しました。

fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたサーバー管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはないリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.0.0では、パラレルバックアップ設定の確認および変更に新たに対応し、バックアップ処理をキャンセルするためのCANCELコマンドを新たに追加しました。さらに、環境変数でユーザー名とパスワードを指定できるようになっています。

fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。ライセンスは、バージョン1.0.0以降ではMITライセンスでしたが、バージョン2.0.0ではApache License, Version 2.0に変更しました。

[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

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