FAMLog


Rubyist Magazine 0062 号が公開

May 01, 2023

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0062 号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0062 号には、2023年4月に刊行された書籍「研鑽 Ruby プログラミング ― 実践的なコードのための原則とトレードオフ」の紹介記事や、国内で開催された地域Ruby会議およびRails Girls Tokyo 14thのレポートなどが掲載されています。

Tag: Ruby

LibreSSL 3.7.2が公開

May 02, 2023

LibreSSL 3.7.2が2023年4月上旬に公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークされたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。Appleシリコン搭載Macでのビルドに対応したLibreSSL 3.7はこれまで開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン3.7.2で安定版として配布されるようになっています。

なお、LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされ、1年間更新が行われるスケジュールになっています。

Tag: Security

Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Claris FileMaker Data APIのdateformats引数

May 08, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1のClaris FileMaker Data APIでは、APIによって返される日付およびタイムスタンプフィールド値の形式を制御するオプションが追加されています。

IDによる単一レコードの取得、レコード範囲の取得およびレコード検索のエンドポイント利用時に、クエリー文字列においてdateformats引数を指定することで、FileMaker Data APIによって返される日付およびタイムスタンプフィールド値の形式を制御できるようになっています。

dateformats引数の値が0の場合はUS形式、値が1の場合はファイルロケール、値が2の場合はISO 8601形式となり、値が指定されていない場合には0が指定されたものとして扱われます。

[出力例]
・dateformats引数の値が0の場合:03/31/2003
・dateformats引数の値が1の場合:2003/03/31
・dateformats引数の値が2の場合:2003-03-31

・dateformats引数の値が0の場合:12/01/2009 15:23:00
・dateformats引数の値が1の場合:2009/12/01 15:23:00
・dateformats引数の値が2の場合:2009-12-01T15:23:00

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Appleシリコン搭載MacにおいてコマンドラインでRosetta 2をインストールする

May 09, 2023

Appleシリコン搭載Macにおいて、コマンドラインインターフェースでRosetta 2をインストールするにはsoftwareupdateコマンドを使用します。

macOS Big Sur以降を搭載したAppleシリコン搭載Macにおいて、softwareupdateコマンドの--install-rosettaオプションを使用することでRosetta 2をインストールできます。

[実行例]
% sudo softwareupdate --install-rosetta

なお、Rosetta 2を利用するにはソフトウェア利用許諾契約に同意する必要がありますが、--agree-to-licenseオプションを使用することで対話型の確認を行わずにインストールすることが可能です。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.3をRosetta 2上で動作させる(FAMLog)、Macに搭載されているCPUのアーキテクチャを確認する方法(FAMLog)

Tag: Mac

Claris Engage Japan 2023が2023年11月上旬に開催

May 10, 2023

Clarisが、2023年11月8日(水)から10日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)でClaris Engage Japan 2023を開催すると発表しています。

Claris Enagage Japan(旧称:FileMaker カンファレンス)は、Clarisが主催する日本最大の年次カンファレンスです。参加費無料および事前登録制のイベントであり、事前登録の申し込み受付は2023年7月上旬より開始される予定です。

Claris Enagage Japanは2020年より3年連続でオンラインで開催されてきましたが、今年は4年ぶりにリアルの会場で開催されます。なお、一部のセッションについてはライブ配信も予定されているとのことです。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.4のサポート終了予定月

May 11, 2023

Claris FileMaker Server 19.4は2023年12月にサポートが終了する予定となっています。

2023年5月11日現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれバージョン19.6.3ですが、2023年5月23日に日本国内でClaris FileMaker 2023の販売が開始される予定となっています。FileMaker 19.4は2023年12月にサポートが終了する予定となっているため、2024年1月以降においてサポートされるFileMaker製品はバージョン19.5以降となります。

なお、FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。

[関連]Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.3のサポート終了予定月(FAMLog)

Tag: FileMaker

PHP 8.1.19とPHP 8.2.6が公開

May 12, 2023

PHP 8.1.19PHP 8.2.6が公開されています。

PHP 8.1.19とPHP 8.2.6では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系列のアクティブサポートは2022年11月にすでに終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2023年11月26日までの予定となっています。

なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

Claris アカデミーに新カリキュラムが登場

May 15, 2023

Claris アカデミーに新しいカリキュラムが追加されています。

Claris アカデミーは、Clarisが日本で提供する無料のEラーニングサービスです。先週、「Claris FileMaker ガイドブック - ① 基礎編」に対応した新カリキュラム「動画で学ぶ Claris FileMaker - 基礎編」がClaris アカデミーに追加され、当該カリキュラムではテキスト中の演習手順をClaris FileMaker 19で逐一再現しています。

なお、「Claris FileMaker ガイドブック - ② 実践編」に対応したカリキュラム「動画で学ぶ Claris FileMaker - 実践編」については2023年秋に公開される予定であるとのことです。

[関連]Claris アカデミーが公開(FAMLog)、Claris FileMaker ガイドブック(FAMLog)

Tag: FileMaker

Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19が公開

May 16, 2023

Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19が公開されています。

Eclipse Temurinは、主要なマルチプラットフォームに対応しているOpenJDKディストリビューションの1つです。一昨年にAdoptOpenJDKがEclipse Temurinとして刷新されましたが、Eclipse Temurin 8u372およびEclipse Temurin 11.0.19では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、Claris FileMaker Serverのバージョンや使用しているオペレーティングシステムによってOpenJDKのインストール手順が異なります。インストール方法の詳細についてはClaris ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Server と Java - 概要(Claris ナレッジベース)、macOS および Windows 上で Web 公開を使用する場合の、JAVA_HOME 環境変数の活用について(Claris ナレッジベース)

Tag: Java

fmcsadmin 2.1.0を公開

May 17, 2023

Claris FileMaker Server 19.6およびmacOS Ventura 13に対応したfmcsadmin 2.1.0を公開しました。

fmcsadminは、Claris FileMaker Admin APIを用いて実装されたサーバー管理者向けコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属する純正のfmsadminコマンドにはないリモート管理機能を備えています。fmcsadmin 2.1.0では、PKI(パブリックキーインフラストラクチャ)での認証をサポートするための-iオプションを新たに追加しました。

fmcsadminはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しています。fmcsadmin 2.1.0のライセンスはApache License, Version 2.0であり、無料でご利用いただくことが可能です。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.1.0の動作環境

May 18, 2023

リモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

FileMaker Server 19.6に対応したfmcsadmin 2.1.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、Ubuntu Server 20.04 LTS、Ubuntu 20.04 Desktop、CentOS Linux 7、macOS Big Sur 11以降(macOS Ventura 13で動作確認済み)およびWindows 10 Version 21H2以降(Windows 11で動作確認済み)であり、FIleMaker Server 19.3以降に対応しています。

なお、fmcsadmin 2.1.0では、macOS Catalina 10.15.7とWindows 10 Version 21H1を動作保証対象外としました。同時に、バージョン19.1およびバージョン19.2のFileMaker Serverもサポート対象外にしました。

[関連]fmcsadmin 2.1.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン

May 19, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。

実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、バージョン19.6.1以降のFileMaker Proでは[セキュリティの管理]ダイアログボックスの[認証方法:]で「Apple ID」を選択できるようになっています。

なお、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.4.1の新機能:カスタム OAuth アイデンティティプロバイダのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Go 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン

May 22, 2023

Claris FileMaker Go 19.6.1では、ファイルを開く際の認証オプションとしてApple IDでサインインすることが可能になっています。

実際にApple IDでサインインするには設定済みのFileMaker Serverが必要になってきますが、FileMaker Server 19.6でサポートされている定義済みのOAuth アイデンティティプロバイダは次の通りです。

・Amazon
・Google
・Microsoft
・Apple
・AD FS

なお、Appleでサインインできるように設定するには、FileMaker Server Admin Consoleの[構成]>[通知]において[電子メール通知の送信]を有効にしておく必要があります。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:Apple IDによるサインイン(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.6.1の新機能:キャッシュされたテンポラリファイルの削除

May 23, 2023

Claris FileMaker Pro 19.6.1では、キャッシュされたテンポラリファイルを削除できるボタンが新たに追加されています。

[キャッシュされたテンポラリファイルを削除]ボタンは、[環境設定]の[一般]タブに用意されています。このボタンは、共有されているFileMaker Proファイルのキャッシュされたテンポラリファイルを削除するために用意されている機能ですが、通常時は本機能を利用する必要は特にありません。

キャッシュされたファイルはパフォーマンスの向上に役立ち、FileMaker Proによって必要に応じて削除されるようになっているとのことです。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

WordPress 6.2.2が公開

May 24, 2023

WordPress 6.2.1およびWordPress 6.2.2が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.2.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、WordPress 4.1以降の各バージョンも同時に更新および修正が行われていました。

また、バージョン6.2.2でもセキュリティ脆弱性が修正されており、今月中旬に公開されたWordPress 6.2.1が公開された4日後にWordPress 6.2.2が公開されていました。

Tag: WordPress

Claris FileMaker 2023の提供が開始

May 25, 2023

Claris International Inc.が2023年5月23日にClaris FileMaker 2023の日本国内での提供を開始しています。

公開されたバージョン番号は年(Claris FileMaker 2023)で示されていますが、カスタマサポート用には数字バージョンが引き続き使用されます。数字バージョン(20.1)は[FileMaker Pro について]ダイアログボックス、およびFileMaker ServerやFileMaker CloudのAdmin Console等で確認できるようになっています。

[Claris Connect フローをトリガ]スクリプトステップが新たに追加されているFileMaker 2023ではClaris Connectとの連携がより容易になっており、Claris Connectの無料利用枠が新たに用意されるようになっています。なお、FileMaker Cloud 2.20.1については後日利用できるようになる予定となっています。

Tag: FileMaker

curl 8.1.1が公開

May 26, 2023

curl 8.1.0およびcurl 8.1.1が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。2023年5月中旬に公開されたcurl 8.1.0では4点のセキュリティ脆弱性が修正されています。バージョン8.1.0が公開された直後に問題が発覚したため、curl 8.1.0が公開された6日後にcurl 8.1.1が公開されていました。

なお、Claris FileMaker Pro 2023(20.1.1)において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は下記の通りです。

[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.8 zlib/1.2.11 libssh2/1.9.0_DEV
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy alt-svc HSTS

Tag: Apache

iOS 16.5およびiPadOS 16.5の提供が開始

May 29, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.5と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.5の提供が2023年5月中旬に開始されています。

iOS 16.5およびiPadOS 16.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。iPadOS 16に対応している機種は、iPad Pro、第5世代以降のiPad、第3世代以降のiPad Airおよび第5世代以降のiPad miniであり、iPad Air 2およびiPad mini 4ではiPadOS 16を利用できません。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。

Tag: Security

iOS 15.7.6およびiPadOS 15.7.6の提供が開始

May 30, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.7.6と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.7.6の提供が2023年5月中旬に開始されています。

iOS 15.7.6およびiPadOS 15.7.6では複数のセキュリティ脆弱性が修正されていて、すでに悪用されている可能性のある脆弱性も修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合には現時点ではFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。

[関連]iOS 16.5およびiPadOS 16.5の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Ventura 13.4の提供が開始

May 31, 2023

macOS Ventura 13.4の提供が2023年5月中旬に開始されています。

macOS Ventura 13.4には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。

なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。

Tag: Security

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