FAMLog
FileMaker Pro 8.5でサポートされている日付の範囲
February 08, 2007
FileMaker Pro 8.5の日付フィールドおよびタイムスタンプフィールドには、0001年1月1日から4000年12月31日までの値を保存することができます。
日付のみ保存する場合には日付フィールドを、1つのフィールドに日付と時刻を保存する場合にはタイムスタンプフィールドを利用します。
混乱を避けるため、FileMaker Proにおいて西暦で日付を入力する場合には、2桁ではなく4桁の西暦で年を入力することが推奨されます。これは、2桁の西暦を入力すると、一定のルールに基づいて4桁の西暦に自動的に変換されるためです。
FileMaker Server AdminがUniversal Binaryであるか調べる方法
February 07, 2007
Mac OS Xにおいて、FinderでFileMaker Server AdminがUniversalアプリケーションであるか調べることができます。
手順としては、FinderにてFileMaker Server Adminを選択した状態で、[ファイル]メニューの[情報を見る]を選び、情報ウインドウ内の[種類]欄を参照します。
PowerPC版の場合には「アプリケーション(PowerPC)」、Universalアプリケーションである場合には「アプリケーション(Universal)」と表示されます。
[関連]FileMaker ServerがUniversal Binaryであるか調べる方法 (1)、FileMaker ServerがUniversal Binaryであるか調べる方法 (2)(FAMLog)
FileMaker ServerがUniversal Binaryであるか調べる方法 (2)
February 05, 2007
fileコマンドでFileMaker Server 8がUniversal Binaryであるか調べられますが、fileコマンドだけでなくlipoコマンドを使用しても同様にUniversal Binaryであるか調べることができます。
[実行例]
$ cd "/Library/FileMaker Server/Tools"
$ sudo lipo -info fmserverd
[実行結果(Universal Binaryである場合)]
Architectures in the fat file: fmserverd are: ppc i386
[実行結果(Universal Binaryでない場合)]
Non-fat file: fmserverd is architecture: ppc
lipoコマンドの詳細はmanページに記載されており、下記のコマンドで参照することができます。
$ man lipo
FileMaker ServerがUniversal Binaryであるか調べる方法 (1)
February 02, 2007
Mac OS Xにおいて、FileMaker Server 8がUniversal Binaryであるかどうかを調べるには、ターミナルで次のように入力します。
[実行例]
$ cd "/Library/FileMaker Server/Tools"
$ sudo file fmserverd
[実行結果(Universal Binaryである場合)]
fmserverd: setuid setgid Mach-O fat file with 2 architectures
fmserverd (for architecture ppc): Mach-O executable ppc
fmserverd (for architecture i386): Mach-O executable i386
[実行結果(Universal Binaryでない場合)]
fmserverd: setuid setgid Mach-O executable ppc
ファイルの形式を確認するfileコマンドを使用することにより、Universal Binaryであるかどうかを調べることができます。
FMMenulet 1.0.3
January 31, 2007
FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Developerで利用可能なスクリプトデバッガの状態を表示・変更できるメニューエクストラであるFMMenuletの新バージョン「FMMenulet 1.0.3」が公開されています。
FMMenuletは、Mac OS X v10.4以降で動作し、IntelベースMacにもネイティブ対応しているUniversalアプリケーションです。バージョン1.0.3は、メンテナンスアップデートという位置づけになっています。
なお、FMMenuletは、Mac OS Xのみで使用できるフリーの開発支援ツールであり、Windows版はありません。使用するためには、システム環境設定の[ユニバーサルアクセス]において、[補助装置を使用可能にする]設定を有効にする必要があります。
fmxslt:set_session_timeout関数
January 30, 2007
FileMaker Server AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開において、セッションのタイムアウトを個別に設定する場合にはfmxslt:set_session_timeout関数を使用します。
fmxslt:set_session_timeout(セッション名, 有効期間)
バージョン7および8のカスタムWeb公開ガイドでは、セッションタイムアウトの有効期間の数字は「分単位」で指定すると記載されていますが、実際には「秒単位」で指定します。
なお、この関数を使用しない場合には、管理コンソールで設定されている「セッションタイムアウト」の設定が使用されます。
Webビューアのポップアップヘルプに関する留意点
January 29, 2007
FileMaker Pro 8.5 Advancedを使用すると、Webビューアにもポップアップヘルプを設定することができます。
ただし、Webビューアの設定で[Web ビューア内容とのインタラクションを許可]が解除されているか、Webビューアがボタンとして設定されている場合のみ、ポップアップヘルプが表示される仕様となっています。
ポップアップヘルプは、一部制限があるもののWeb互換の機能であり、インスタントWeb公開でも利用できます。
[関連]FileMaker Pro 8 Advancedの新機能:ポップアップヘルプ(FAMLog)
SakuraBar PLUS XとSakuraQR PLUSがIntelベースMacに対応
January 26, 2007
ローラン株式会社が、IntelベースMacおよびFileMaker Pro 8.5に対応したプラグイン「SakuraBar PLUS X」および「SakuraQR PLUS」を発売したと発表しています。
SakuraBar PLUS Xは、FileMaker Proにバーコード作成機能を追加するプラグインです。バーコードの表示・印刷はフォントで提供され、既存のファイルに計算フィールドを追加するだけでバーコードを作成することができます。また、SakuraQR PLUSは、FileMaker ProにQRコード作成機能を追加するプラグインです。
SakuraBar PLUS Xの価格は税込25,200円、SakuraQR PLUSの価格は税込39,900円です。
Developers Summit 2007
January 25, 2007
ファイルメーカー社が、株式会社翔泳社主催の「Developers Summit 2007」で行われる、FSA(FileMaker Solutions Alliance)メンバーによる開発者やIT担当者向けのセミナーを後援すると案内しています。
セミナーの開催日時および開催場所は下記の通りです。
「日々変化するお客様の要求をすぐにカタチにできるデータベースシステム開発術」
開催日時:2007年2月14日(水)16時35分〜17時20分
開催会場:目黒雅叙園(東京・目黒)C会場 華うたげ
なお、本セミナーは事前登録制のセッションとなっているため、Developers Summit 2007 Webサイトで事前に参加登録を行う必要があります。
FileMaker Server 8とFileMaker Server 8 Advancedの違い
January 23, 2007
FileMaker Server 8ならびにFileMaker Server 8 Advancedは、共にFileMakerデータベース用のサーバーソフトウェア製品です。
FileMaker Server 8 Advancedは、FileMaker Server 8のすべての機能に加え、Web公開(インスタントWeb公開とカスタムWeb公開)およびODBC/JDBCによる接続に対応していますが、通常版のFileMaker Server 8はそれらの機能に対応していません。
通常版のFileMaker Server 8にはWeb公開機能が含まれないため、クライアントにWebブラウザーを利用することができず、FileMaker ProもしくはFileMaker Pro Advanced(バージョン7、8、8.5)を使用する必要があります。