FAMLog
FileMaker 18 資格認定試験の日本語版が開始
August 13, 2019
FileMaker 18 プラットフォームに対応した日本語の資格認定試験の提供が開始されています。
FileMaker資格認定は、Claris International Inc.(旧FileMaker, Inc.)によって提供される公式の資格認定です。FileMaker 18 資格認定試験の合格者は、認定証の授与に加え、Webサイトや名刺でFileMaker資格認定ロゴを使用できます。
資格認定試験「Developer Essentials for FileMaker 18」は、ピアソンVUEが提供する世界中の試験会場で、コンピューターを使用して実施されます。日本語のほか英語でも受験でき、受験料は18,000円(税別)です。
[関連]FileMaker, Inc.がClaris International Inc.に社名を変更(FAMLog)
FileMaker Master Book 中級編(バージョン18対応)
August 09, 2019
FileMaker 18に対応したトレーニング教材「FileMaker Master Book 中級編」が無料でダウンロードできるようになり、冊子版の販売も開始されています。
本書は、FileMaker Pro Advancedでカスタム Appを作成したことがある方が「ネットワーク上で共有されて、複数人が利用するカスタム Appの作成について学ぶこと」を目的としています。FileMaker Master Bookは、中級編だけでなく、6月に発売済みの初級編および今後発売予定の上級編からなる全3部構成となっています。
FileMaker Master Book 中級編の冊子版はFileMaker Storeでは2,800円(税別)で販売されていますが、PDF版であれば無料でPDFファイルをダウンロードできます。
[関連]FileMaker Master Book 初級編(バージョン18対応)(FAMLog)
FileMaker Server 18の復元ログフォルダ
August 08, 2019
FileMaker Server 18では、起動復元機能で使用する復元ログは通常下記のフォルダ内に書き込まれます。
(macOS)
/Library/FileMaker Server/Data/Restoration/
(Windows Server)
[ドライブ名]:\Program Files\FileMaker\FileMaker Server\Data\Restoration\
FileMaker Admin APIを使用すれば、復元ログを保存するためのフォルダパスを指定、変更することができます。最適な結果を得るには、復元ログフォルダの場所を別のディスクドライブに変更することが推奨されます。
なお、起動復元はデータベースバックアップの代用にはなりません。ディスクが損傷している場合はFileMaker Serverで起動復元を使用できないのでその点には留意する必要があります。
[関連]FileMaker Server 18の新機能:起動復元
FileMaker, Inc.がClaris International Inc.に社名を変更
August 07, 2019
FileMaker, Inc.がClaris International Inc.(クラリス インターナショナル インク)に社名を変更したと、ファイルメーカー社が発表しています。
あわせてFileMaker, Inc.の日本法人であるファイルメーカー社も2019年8月20日付けで「クラリス・ジャパン株式会社」(英語表記:Claris Japan, Co., Ltd.) に社名を変更するとのことです。
今回の社名変更に加えて、Stamplay社を買収したことも発表されており、Claris社はStamplayのサービスを統合した新サービスであるClaris Connectの提供を開始する予定であるとのことです。
fmsadminコマンドでFileMaker Serverの起動復元を無効にする方法
August 06, 2019
FileMaker Server 18で追加された起動復元機能は、初期状態では有効になっていますが、fmsadminコマンドを使用して当該機能を無効または有効にすることができます。
データベースサーバーの再起動が必要ですが、fmsadminコマンドを使って起動復元を無効にするにはSETコマンドを使用します。
[使用例]
$ fmsadmin set serverprefs StartupRestorationEnabled=false
復元ログを作成するプロセスはパフォーマンスに影響する可能性があるため、パフォーマンスに懸念がある場合には無効にすることを検討した方が良いでしょう。なお、FileMaker Admin APIを使用して起動復元機能を無効または有効にすることもできます。
[関連]FileMaker Server 18の新機能:起動復元(FAMLog)
FileMaker Server 18の新機能:起動復元
August 05, 2019
FileMaker Server 18には起動復元機能が新たに追加されています。
バージョン18のFileMaker Serverでは、起動復元機能を無効にしていなければ、ハードウェアの障害またはソフトウェアの障害の後でファイルの復元に役立てることができる復元ログを作成するようになっています。ハードウェアまたはソフトウェアがクラッシュした後、ディスクの状態が正常であれば、復元ログを使用してFileMakerファイルを自動的に復元します。
なお、復元ログにはすべての共有データベースのデータが含まれており、各データベースの起動復元を個別に有効または無効にすることはできません。
[関連]起動復元についての白書(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 18.0.2はJavaを非同梱
August 01, 2019
FileMaker Server 18.0.2では、Javaのライセンス変更に伴い、カスタムWeb公開およびFileMaker WebDirectの使用に必要なJava Runtime Environment(JRE)がFileMaker Serverによってインストールされなくなっています。
FileMaker Server 18.0.2を新規にインストールした場合、カスタムWeb公開もしくはFileMaker WebDirectを使用するにはOracle JREまたはOpenJDKのいずれかをインストールする必要があります。なお、Oracle JREを利用する場合にはOracle Java SE Subscriptionをオラクル社から購入する必要があります。
バージョン18.0.2ではAdmin ConsoleでWeb公開エンジンを起動しようとすると、[Java Runtime Environment の使用]ダイアログボックスが表示されるようになっており、Oracle JREまたはOpenJDKのいずれかを一度選択する必要があります。後から使用するJREを変更する手順については特に明記されていないので、JREの選択手順やOpenJDKのインストール方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 18.0.2 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 18.0.2 アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker Pro 18.0.2 Advanced アップデータが公開
July 30, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 18.0.2 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン18.0.2では、ライセンス証明書のパスにASCII以外の文字が含まれている場合にFileMaker Pro Advanced インストーラがライセンス証明書を見つけることができない問題や、特定の状況で[レコードのインポート]スクリプトステップのデータソースとしてXMLデータが指定された場合にアプリケーションが予期せず終了する問題などが修正されています。
FileMaker Pro Advanced 18.0.2ではOpenSSL 1.1.1を使用するようになっており、これにより、SHA(SHA-0)ハッシュアルゴリズムがサポートされなくなっています。CryptAuthCode、CryptDigest、CryptGenerateSignatureおよびCryptVerifySignature関数のアルゴリズム引数にSHAを設定すると、返り値として「?」が返されるようになっています。
FileMaker Go 18.0.2が公開
July 29, 2019
FileMaker Go 18.0.2の提供が開始されています。
FileMaker Go 18.0.2では、[デバイスから挿入]スクリプトステップでバーコードタイプの一覧から選択したものとは異なるバーコードタイプをスキャンする問題が修正されています。
なお、旧バージョンのFileMaker Go 16は2019年9月24日にApp Storeから削除される予定となっています。セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 16が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。
[関連]FileMaker Go 16の提供終了予定日(FAMLog)
FileMaker Server 18.0.2 アップデータが公開
July 26, 2019
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 18.0.2 アップデータ」を公開しています。
OpenSSLがバージョン1.1.1に更新されたFileMaker Server 18.0.2では、macOSにおいて特定の状況でHTTPサーバープロセスの再起動が必要となる処理を実行した後にHTTPサーバープロセスが開始しない問題や、Windows Serverにおいてライセンス証明書のパスにASCII以外の文字が含まれている場合にFileMaker Server インストーラがライセンス証明書を見つけることができない問題などが修正されています。
なお、Javaのライセンス変更に伴い、カスタムWeb公開およびFileMaker WebDirectの使用に必要なJava Runtime Environment(JRE)がFileMaker Serverによってインストールされなくなっており、Web関連のサービスを使用するにはOpenJDKまたはOracle JREのいずれかをインストールもしくはいずれかの利用を選択する必要があります。FileMaker Serverのアップデート方法やOpenJDKのインストール方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 18.0.2 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 17 および 18 でのセキュリティ設定(FileMaker ナレッジベース)