FAMLog


FileMaker CloudとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数

March 18, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数」は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「i386」:32ビットバージョンのFileMaker Pro Advancedの場合
・「x86_64」:64ビットバージョンのFileMaker Pro Advanced、FileMaker Server、FileMaker Cloud、FileMaker WebDirect、FileMaker Data APIおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm7」:ARMv7ベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm7s」:ARMv7sベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合

FileMaker CloudでGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数を実行すると、この関数の戻り値は「x86_64」となります。

[関連]Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Ruby on Rails 4.2.11.1、5.0.7.2、5.1.6.2および5.2.2.1が公開

March 15, 2019

Ruby on Rails 4.2.11.1、Ruby on Rails 5.0.7.2、Ruby on Rails 5.1.6.2およびRuby on Rails 5.2.2.1が公開されています。

Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 4.2.11.1、Rails 5.0.7.2、Rails 5.1.6.2およびRails 5.2.2.1ではActive Viewにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2019-5418とCVE-2019-5419)が修正されています。

さらに、Rails 5.2.2.1ではDevelopmentモードにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2019-5420)も修正されています。

Tag: Ruby

Ruby 2.6.2とRuby 2.5.4が公開

March 14, 2019

Ruby 2.6.2Ruby 2.5.4が公開されています。

2019年3月上旬に複数のセキュリティ脆弱性が修正されたRubyGems 2.7.9とRubyGems 3.0.3が公開されていましたが、Ruby 2.6.2およびRuby 2.5.4では同梱しているRubyGemsの脆弱性が修正されているほか、不具合の修正が行われています。

なお、Ruby 2.6.2にはRubyGems 3.0系統が含まれており、Ruby 2.5.4ではRubyGems 2.7系統が使用されています。

[関連]RubyGems 2.7.9とRubyGems 3.0.3が公開(FAMLog)

Tag: Ruby

FileMaker CloudとGet(ホストアプリケーションバージョン)関数

March 13, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(ホストアプリケーションバージョン)関数」は、ホストコンピュータの製品名とバージョン情報を示す文字列を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「Pro 16.0.5」:FileMaker Pro 16.0.5の場合
・「ProAdvanced 17.0.4」:FileMaker Pro 17.0.4 Advancedの場合
・「Server 17.0.2」:FileMaker Server 17.0.2の場合
・「Cloud Server 1.17.0.77」:FileMaker Cloud 1.17.0.77の場合

FileMaker Cloud 1.17.0.77で共有されているデータベースでGet(ホストアプリケーションバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「Cloud Server 1.17.0.77」となります。なお、現在のデータベースが共有されていないかホストされていない場合、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数は空の文字列を返します。

[関連]Get(ホストアプリケーションバージョン)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(レイアウト表示状態)関数

March 12, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(レイアウト表示状態)関数」は、現在アクティブなファイルの表示形式を示す数値を返します。

この関数の戻り値は次のようになります。

・「0」:データベースファイルの表示形式が「フォーム形式」の場合
・「1」:データベースファイルの表示形式が「リスト形式」の場合
・「2」:データベースファイルの表示形式が「表形式」の場合

なお、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合は、一番手前にあるウインドウの結果のみが返されるようになっています。

Tag: FileMaker

Get(ウインドウ表示)関数

March 11, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(ウインドウ表示)関数」は、ウインドウの表示状態を示す数値を返します。

この関数の戻り値は次のようになります。

・「1」:現在のウインドウが表示される場合
・「0」:[ウインドウを隠す]を使用して現在のウインドウが非表示になっている場合

なお、ウインドウが表示可能な画面領域の外に配置されている場合、Get(ウインドウ表示)関数は「1」を返します。

Tag: FileMaker

PHP 7.1.27、PHP 7.2.16およびPHP 7.3.3が公開

March 08, 2019

PHP 7.1.27PHP 7.2.16およびPHP 7.3.3が公開されています。

PHP 7.1.27、PHP 7.2.16およびPHP 7.3.3はそれぞれセキュリティ脆弱性が多数修正されています。PHP 5.6系統およびPHP 7.0系統の保守は終了しており、PHP 7.1系統の保守は2019年12月に終了する予定となっています。

現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン7.3.3です。下位互換性のない変更点も含まれているため、PHP 7.3に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドを参照してから移行作業を行うことが推奨されます。

Tag: Apache

FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:アドオンテーブル

March 07, 2019

FileMaker Pro 17 Advancedでは、[ポータル設定]ダイアログボックスでアドオンテーブルを追加できるようになり、さまざまなタイプの一般的な関連情報を記録・表示する機能を手軽に拡張できます。

アドオンテーブルを利用することで、あらかじめ定義されたフィールドのセットを含むテーブルをデータベースに追加でき、追加した新規テーブルと現在のテーブルの間にリレーションシップが自動的に作成されるほか、レイアウト上で使用されるスクリプトが追加されます。

アドオンテーブルを追加するには、レイアウトモードでポータルオブジェクトを作成した後、[ポータル設定]ダイアログボックスの[レコードを表示:]で[新規アドオンテーブル...]を選択します。なお、レイアウトは主キーフィールドのあるテーブルを元にしている必要があります。

[関連]FileMaker Pro Advanced の使いやすさの強化(FAMLog)

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第84回 2019年春号

March 06, 2019

■PHP 5.6系統の最終バージョンが公開(2019年1月)

PHP 5.6.40が2019年1月に公開されました。PHP 5.6.40はPHP 5.6系統における最後のバージョンとなる予定であるため、今後はバージョン7.1系統以降へのアップグレードが推奨されています。なお、現時点におけるPHPの最新バージョンは2019年2月に公開されたバージョン7.3.2です。

[関連]PHP 5.6.40、PHP 7.1.26、PHP 7.2.14およびPHP 7.3.1が公開(FAMLog)、Mac版FileMaker Server 17.0.2.252ではインストールされるPHPのバージョンが更新(FAMLog)

■INTER-Mediator 5.9が公開(2019年1月)

PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 5.9が2019年1月に公開されました。INTER-Mediator 5.9では、PHP 5.6.40でINTER-Mediatorが動作しない不具合や、XAMPP for Windows利用時に発生していた互換性に関する問題が修正されています。

[関連]INTER-Mediator 5.9を公開(FAMLog)

Tag: News

RubyGems 2.7.9とRubyGems 3.0.3が公開

March 05, 2019

Rubyの標準添付ライブラリであるRubyGemsに複数の脆弱性(CVE-2019-8320、CVE-2019-8321、CVE-2019-8322、CVE-2019-8323、CVE-2019-8324、CVE-2019-8325)が発見され、各セキュリティ脆弱性が修正されたRubyGems 2.7.9およびRubyGems 3.0.3が公開されています。

現時点では、上記脆弱性の修正に対応したRubyはリリースされていませんが、RubyGemsを最新版(バージョン2.7.9もしくはバージョン3.0.3)に更新することによって各脆弱性が修正されます。

RubyGemsを更新するには以下のコマンドを実行します。

[実行例]
gem update --system

Tag: Ruby

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