FAMLog
FMDataAPI Ver.13が公開
November 14, 2018
新居雅行氏がFileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン13を公開しています。
FMDataAPI Ver.13では、getFieldNamesメソッドやgetModIdメソッドの不具合や、ポータルオブジェクト名にマルチバイト文字や「"」が含まれている場合の不具合が修正されているほか、デバッグ用のgetDebugInfoメソッドが追加されています。
FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能でしたが、バージョン17では正式版として利用できるようになっています。なお、FileMaker Server 16のFileMaker Data API (Trial)は、2018年9月27日が試用期限であり現在は使用できません。
[関連]FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Data API(FAMLog)
INTER-Mediator 5.8を公開
November 13, 2018
INTER-Mediator 5.8を2018年11月上旬に公開しました。同時に、バージョン5.8をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。バージョン5.8では、FileMaker Server 17のFileMaker Data APIに正式に対応しました。また、ネイティブ認証およびLDAP認証使用時の動作速度が大幅に改善され、定義ファイルでIS NULL演算子を指定できるようになっているほか、数多くの機能追加・改善および不具合修正が行われています。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。
(2018/11/14追記:INTER-Mediator 5.8では、FileMaker Server使用時かつauthenticationキー内のtargetキーを使用している時に、レコードアクセスの制限が意図した通りに機能しない場合があるセキュリティ上の問題が修正されています。もしも上記の条件に該当する場合にはバージョンアップをお願いいたします。)
FileMaker カンファレンス 2018 関連リンク集
November 12, 2018
・ファイルメーカー「FileMaker カンファレンス2018」を開催 #fmconfjp(Macお宝鑑定団 blog(羅針盤))
・IoT時代も見据えた進化を続ける「FileMakerカンファレンス2018」開催(マイナビニュース)
・本質にフォーカスし、あらゆる仕事の課題を解決するプラットフォームとしてカテゴリーを再定義 - ファイルメーカー社長ビル・エプリング氏らに聞く(マイナビニュース)
・FileMaker カンファレンス 2018 FileMakerプラットフォームを活用した医療ITシステムの多様な展開をユーザーが講演(インナビネット)
・FileMaker カンファレンス 2018 セッション録画(ファイルメーカー社YouTube公式チャンネル)
(最終更新日:2018/11/21)
PHP 7.1.24とPHP 7.2.12が公開
November 09, 2018
PHP 7.1.24とPHP 7.2.12が公開されています。
PHP 7.1.24とPHP 7.2.12では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.2に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.3系統の開発も進められており、現在バージョン7.3.0RC5が公開されている状況です。
なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
2018年11月「INTER-Mediator Meet-up 2018」発表資料
November 08, 2018
2018年11月8日に行われた「INTER-Mediator Meet-up 2018」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker Server 17とINTER-MediatorによるWebアプリ開発
(PDF形式/ファイルサイズ:約2MB)
「INTER-Mediator-and-FileMaker-Server-17.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
bf7a94c2ac82325517fd2c1d36600b5a85de9cc7cf7768795d4df10e1353292e
■関連リンク
・INTER-Mediator
https://inter-mediator.com/
・データベース特有の設定
http://inter-mediator.info/ja/for-developers/db.html
・FMPress Publisher ライブデモサイト
https://demo.emic.co.jp/
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
APPLE-SA-2018-10-30-3 Safari 12.0.1
November 07, 2018
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 12.0.1が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 12.0.1は、macOS Sierra 10.12.6およびmacOS High Sierra 10.13.6で利用できます。同時に公開されたmacOS Mojave 10.14.1にもSafari 12.0.1が含まれています。
なお、OS X El Capitan用のSafari 12は提供されておらず、macOS Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2018-10-30-2 macOS Mojave 10.14.1, Security Update 2018-001 High Sierra, Security Update 2018-005 Sierra(FAMLog)
curl 7.62.0が公開
November 06, 2018
curl 7.62.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.62.0では、3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。
Apache Tomcat JK Connector 1.2.46が公開
November 05, 2018
WebサーバーとTomcatの接続に使用されるコネクター「Apache Tomcat JK Connector 1.2.46」が2018年10月中旬に公開されています。
Apache Tomcat JK Connector 1.2.46では、Apache HTTP Serverのmod_jk利用時におけるパストラバーサルのセキュリティ脆弱性(CVE-2018-11759)が修正されています。
なお、Mac版のFileMaker Server 7からFileMaker Server 11まではApache Tomcat JK Connector 1.2をベースにしたものがWebサーバーモジュールで使用されていました。macOS版のFileMaker Server 17ではmod_proxy_ajp.soが組み込まれたApache HTTP Serverを利用していますが、mod_proxy_ajpやApache Tomcat JK Connectorは特に内部では使われてはいません。
[関連]JVNVU#99875465: Apache Tomcat JK mod_jk Connector にパストラバーサルの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
FileMaker カンファレンス 2018のFMC2Go スケジューラーが公開
November 02, 2018
ファイルメーカー社が、FileMaker カンファレンス 2018用の「FMC2Go スケジューラー」の提供を開始しています。
FMC2Go スケジューラーは、2018年11月7日(水)から11月9日(金)まで開催されるFileMaker カンファレンス 2018のスケジュールをバージョン17のFileMaker GoやFileMaker Pro Advancedで確認できるデータベースです。
FMC2Go スケジューラーは、ロックを解除(もっと見る>Developer ツール>この App のロックを解除)することでスクリプトやレイアウトの中身を解析することも可能となっています。
[関連]「FileMaker カンファレンス 2018」のご案内(FAMLog)、「INTER-Mediator Meet-up 2018」開催のお知らせ(FAMLog)
APPLE-SA-2018-10-30-2 macOS Mojave 10.14.1, Security Update 2018-001 High Sierra, Security Update 2018-005 Sierra
November 01, 2018
AppleからmacOS Mojave 10.14.1、macOS High Sierra 10.13.6用のSecurity Update 2018-001およびmacOS Sierra 10.12.6用のSecurity Update 2018-005が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、OS X El Capitan用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Server 17およびFileMaker Server 16はmacOS Mojave 10.14との互換性がありますが、既知の問題があります。現在のところ、2018年11月をめどにFileMaker Server 17の互換性アップデートがリリースされる予定であるとのことです。
[関連]FileMaker 製品と macOS Mojave 10.14 との互換性(FileMaker ナレッジベース)