FAMLog
APPLE-SA-2018-10-30-1 iOS 12.1
October 31, 2018
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.1の提供が開始されています。
iOS 12.1では、グループFaceTimeが導入され、70種類を超える新しい絵文字が追加されています。不具合の修正や改善だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。
アップデートの対象機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、第1世代および第2世代の12.9インチiPad Pro、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
FileMaker Pro 16とFileMaker Go 16はFileMaker Cloud 1.17に接続不可
October 30, 2018
FileMaker Pro 16、FileMaker Pro 16 AdvancedおよびFileMaker Go 16は、FileMaker CloudでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン1.17のFileMaker Cloudには接続できません。
FileMaker Cloud 1.17に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン17のみとなっています。FileMaker Pro 17 Advancedのデータファイル形式はバージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン16以前のFileMakerソフトウェアからFileMaker Cloud 1.17に接続することはできないので要注意です。
なお、現在FileMaker Cloudで新しいインスタンスを作成できるのはFileMaker Cloud 1.17のみとなっており、FileMaker Cloud 1.15および1.16において新しいインスタンスの作成と新規ユーザー追加のサポートはすでに終了しています。
[関連]FileMaker Pro 14とFileMaker Go 14はFileMaker Server 17に接続不可(FAMLog)、FileMaker Cloud 1.15および1.16の新規インスタンス作成が不可に(FAMLog)
CakePHP 2.10.13が公開
October 29, 2018
CakePHP 2.10.13が公開されています。
CakePHP 2.10.13は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースであり、PHP 7.3との互換性が改善されています。CakePHP 2.9系統からCakePHP 2.10系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.10に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.10で動作可能な状態になっています。CakePHPをバージョン2.10に更新する際には、FMCakeMixもあわせて更新するようにしてください。
LibreSSL 2.8.2が公開
October 26, 2018
LibreSSL 2.8.2が2018年10月中旬に公開されています。
LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.8は、これまで開発版として公開されていましたが、今回公開されたバージョン2.8.2で安定版として配布されるようになっています。
LibreSSLは約半年ごとに新しいバージョンの安定版がリリースされ、1年間更新が行われるスケジュールになっています。
FileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイド(バージョン17対応)
October 25, 2018
FileMaker 17 プラットフォームに対応した「FileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイド」が無料でダウンロードできるようになり、冊子版の販売も開始されています。
FileMaker Pro Advancedのオンラインヘルプをベースに、日本のビジネス現場を熟知したプロフェッショナルのFileMakerデベロッパーが内容を加筆・修正しており、分かりやすい解説を読みながら、実際の関数やスクリプトステップの使い方を学ぶことができます。
関数編とスクリプト編の2部構成となっているFileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイドの冊子版はFileMaker Storeでは1,800円(税別)で販売され、ダウンロード版については無料でPDFファイルをダウンロードできます。
Apache HTTP Server 2.4.37が公開
October 24, 2018
Apache HTTP Server 2.4.37が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。バージョン2.4.37では、mod_sslがOpenSSL 1.1.1およびTLS 1.3に新たに対応しているほか、不具合の修正やabコマンドの機能追加等が行われています。
なお、Apache HTTP Server 2.2系統はすでに保守が終了しており、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨されます。
[関連]OpenSSL 1.1.1が公開(FAMLog)
OpenSSH 7.9が公開
October 23, 2018
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.9」が公開されています。
OpenSSH 7.9では、新しく追加されたCASignatureAlgorithmsオプション設定によって認証局が証明書に署名する署名の形式を制御できるようになっているほか、多数の新機能が追加および不具合の修正が行われています。
なお、バージョン7.9では、OpenSSL 1.1 API(リリース1.1.0g以降)に対するビルドがサポートされるようになっています。
[参考]OpenSSH 7.9 がリリースされました(春山征吾のBlog)
第43回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
October 22, 2018
2018年11月10日(土)午前10時より「第43回カスタムWeb勉強会」を開催します。
今回のカスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進める予定です。同日午後には同じ場所(の1階)でFileMaker ユーザーズグループ全国オフラインミーティング 2018も開催されます。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FileMaker Data API、FX.php、INTER-Mediator、FMCakeMix、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
https://www.famlog.jp/cwpstudy/43
[関連]FileMaker ユーザーズグループ全国オフラインミーティング 2018が11月10日に開催(FAMLog)
Java 8 Update 191およびJava 8 Update 192が公開
October 19, 2018
Java 8 Update 191が公開されています。
バージョン8 Update 191では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。同時にJava 8 Update 192とJava 11.0.1が公開されていますが、FileMaker ServerとJava 11との互換性に関する情報についてファイルメーカー社からの案内は現時点では特にない状況です。
なお、Java 8の公式アップデートの提供は、商用ユーザーには2019年1月まで、個人ユーザーには2020年12月まで提供される予定であるとのことです。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server is not compatible with Java 9 or 10(FileMaker Knowledge Base)、Oracle Java SE サポート・ロードマップ(Oracle)
Ruby 2.5.3、Ruby 2.4.5およびRuby 2.3.8が公開
October 18, 2018
Ruby 2.5.3、Ruby 2.4.5およびRuby 2.3.8が公開されています。
Ruby 2.5.3、Ruby 2.4.5およびRuby 2.3.8では、Array#packおよびString#unpackの一部のフォーマット指定においてtaintフラグが伝播しない脆弱性(CVE-2018-16396)と、OpenSSL::X509::Nameの同一性判定が機能していない脆弱性(CVE-2018-16395)が修正されています。
なお、当初Ruby 2.4.5およびRuby 2.3.8と同時にRuby 2.5.2が公開されていましたが、バージョン2.5.2のパッケージファイルにはパッケージングのミスによりビルドに必要ないくつかのファイルが含まれていませんでした。パッケージファイルの作り直しのためにRuby 2.5.3として修正版が公開された次第です。