FAMLog


APPLE-SA-2018-9-24-1 macOS Mojave 10.14

September 26, 2018

AppleがmacOS Mojave 10.14の提供を開始しています。

macOS Mojaveには多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。このアップデートにより、Apache HTTP Serverはバージョン2.4.34に、PHPはバージョン7.1.19に、SQLiteはバージョン3.24.0に更新されます。macOS Mojaveに対応しているMacは、MacBook(Early 2015以降)、MacBook Air(Mid 2012以降)、MacBook Pro(Mid 2012以降)、Mac mini(Late 2012以降)、iMac(Late 2012以降)、iMac Pro(2017)およびMac Pro(推奨されるMetal対応グラフィックカードを搭載したLate 2013、Mid 2010、Mid 2012モデル)です。

なお、FileMaker Server 17は現時点ではmacOS Mojave 10.14との互換性はなく、2018年11月をめどに互換性アップデートがリリースされる予定であるとのことです。

[関連]FileMaker 製品と macOS Mojave 10.14 との互換性(FileMaker ナレッジベース)、macOS Serverで今後廃止される予定のサービス一覧(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker Server 17で使用状況ログを有効にする

September 25, 2018

FileMaker Server 17において、サーバーの使用状況ログを有効にするにはfmsadminコマンドを使用します。

[使用例]
fmsadmin enable serverstats
fmsadmin disable serverstats

fmsadminコマンドでサーバーの使用状況ログを有効化する場合は「fmsadmin enable serverstats」、サーバーの使用状況ログを無効化する場合は「fmsadmin disable serverstats」です。

サーバーの使用状況ログは、「FileMaker Server/Logs/」フォルダの「Stats.log」ファイルに記録されます。「Stats.log」ファイルのサイズがログファイルのサイズ制限に達すると、このファイルの名前が「Stats-old.log」に変更され、新しい「Stats.log」ファイルが作成されます。

[関連]サーバーの使用状況のログ(FileMaker Server 17 ヘルプ)、FileMaker Server 9の使用状況ログ(FAMLog)、FileMaker Server 17の新機能:刷新されたAdmin Console(FAMLog)

Tag: FileMaker

2018年9月「INTER-Mediator勉強会2018-#6」発表資料

September 21, 2018

2018年9月19日に行われた「INTER-Mediator勉強会2018-#6」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:INTER-Mediator 5.8とFileMaker Data API(PDF形式/ファイルサイズ:約330KB)

「INTER-Mediator-and-FileMaker-Data-API.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
d7113ea6f5e4e9c34ffef6dffa625cd8b1198175d67719fa8846f6c53c41a8f0

■関連リンク

・INTER-Mediator
https://inter-mediator.com/

・FileMaker 17 Data API ガイド
https://fmhelp.filemaker.com/docs/17/ja/dataapi/

・FMDataAPI
https://github.com/msyk/FMDataAPI

・Blog by msyk
https://blog.msyk.net/



(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

iOS 12が公開

September 20, 2018

iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12の提供が開始されています。iOS 12では脆弱性の修正も多数行われています。

iOS 12では、パフォーマンスが改善され、新しいARエクスペリエンス、ミー文字、スクリーンタイムなど、数多くの機能追加や改善が行われています。FileMaker ナレッジベースによると、2018年9月20日時点においてiOS 12とFileMaker Go 17、16および15の間に互換性に関する既知の問題はないとのことです。

iOS 12に対応している機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、第1世代および第2世代の12.9インチiPad Pro、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。

[関連]FileMaker Go と iOS 12 の互換性(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Security

Safari 12が公開

September 19, 2018

Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 12が配布されています。

複数の脆弱性が修正されたSafari 12は、macOS Sierra 10.12.6およびmacOS High Sierra 10.13.6で利用できます。今回OS X El Capitan v10.11.6用のSafari 12が提供されていないことから、実質的にmacOS Sierra以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。

なお、Windows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、Safari for Windowsの使用を停止して他のWebブラウザーに移行する必要があります。

Tag: Security

PHP 5.6.38、PHP 7.0.32、PHP 7.1.22およびPHP 7.2.10が公開

September 18, 2018

PHP 5.6.38PHP 7.0.32PHP 7.1.22およびPHP 7.2.10が公開されています。

PHP 5.6.38、PHP 7.0.32、PHP 7.1.22およびPHP 7.2.10ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.2に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.3系統の開発も進められており、現在バージョン7.3.0RC1が公開されている状況です。

なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

FileMaker Admin API trialの有効期限

September 14, 2018

FileMaker Cloud 1.16に付属するFileMaker Admin API trialは2018年9月27日に、FileMaker Cloud 1.17およびFileMaker Server 17に付属するFileMaker Admin API triaは2019年9月27日に期限切れになる予定となっています。

2018年9月現在、FileMaker Admin APIはトライアル版として提供されている機能であり、試用期間終了後はFileMaker Admin APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Admin APIの使用を続けるためには、試用期間が終了する前に FileMaker プラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があります。そのため、FileMaker Cloud 1.16でFileMaker Admin APIを使用していて、FileMaker Admin APIを引き続き使用する場合には、試用期間が終了する前にFileMaker Cloud 1.17にアップグレードする必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Data API (Trial)の有効期限

September 13, 2018

FileMaker Server 16のFileMaker Data API (Trial)は2018年9月27日に期限切れになる予定となっています。

FileMaker Server 16ではFileMaker Data APIはトライアル版として提供されていた機能であり、試用期間終了後はFileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Data APIを引き続き使用する場合には、試用期間が終了する前にFileMaker 17 プラットフォームにアップグレードする必要があります。なお、FileMaker Data APIはFileMaker Cloud 1.17とFileMaker Server 17ではトライアル機能ではなく、データ転送のために適切なFileMakerライセンスを購入する必要があります。

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.1.1が公開

September 12, 2018

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.1.1」が公開されています。

TLS 1.3がサポートされているOpenSSL 1.1.1では、新しい暗号アルゴリズムが多数追加されているほか、数多くの機能追加および改善が行われています。なお、バージョン1.1.1系統は長期サポート版(LTS)として最低5年以上サポートが行われる予定のバージョンとなっています。

OpenSSLのバージョン1.0.1系統以前はセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統以降に移行する必要があります。バージョン1.0.2系列のサポートは2019年12月31日に終了する予定、バージョン1.1.0系列のサポートは1年後に終了する予定となっているので、来年までに計画的にバージョン1.1.1系列にアップグレードする必要があります。

[関連]Release Strategy(OpenSSL)

Tag: Security

FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:マスタ/詳細レイアウトのポータル

September 11, 2018

FileMaker Pro 17 Advancedでは、ポータルで現在の対象レコードにあるレコードを表示できるようになり、マスタ/詳細レイアウトを簡単に作成できるようになっています。

レイアウトのマスタ領域にある一覧から項目を選択すると、その項目の詳細情報が詳細領域に表示されるパターンのレイアウトを用意するにあたり、バージョン17では現在のテーブルのレコードを表示するポータルをマスタ領域として使用することができます。これにより、自己連結リレーションシップや追加のスクリプトを作成する必要がなくなっています。

マスタ/詳細レイアウトのポータルを作成するには、レイアウト上にポータルを設置し、[ポータル設定]ダイアログボックスの[レコードを表示:]で[現在のテーブル]を選択します。

[関連]マスタ/詳細レイアウトのポータルの作成(FileMaker Pro 17 Advanced ヘルプ)

Tag: FileMaker

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